僕は野性的でもなければ、ストイックでもない。
ただ、野性的であること、ストイックであることに憧れめいたものを持っている。
野性的であったり、ストイックなことが正しい、美しいように僕は感じている。
正しいという表現は、いささか誤解を生みそうで、
それが、正しいか間違っているかということはないのだが、そういう思考になる。
しばらく前、久しく会っていなかったに友達と飯を食った。
実は、7、8ヶ月ハワイに住んでいて、かなり快適な生活を送っていたとか、
フランスとスイスを旅していたとか、会社を変わったとか。
おそらく、一年ぐらい会っていなかったのだろう。
でも、まったくそんな感じがしなかった。
そういう友達は本当にいいもんだ。
僕が、明日マラソンなんだよね、と話した。
そんな話をしていたときに、言われた。
やっぱりストイックなこと好きだねと。
一般的に言えば、ストイックなことが好きなのだろう。
そこに、何らかの価値を見いだしているのだろう。
それが、純粋に楽しいのだろう。
特に肉体を伴うストイックなことに、惹かれることが多い。
さらに、何か判断するとき、行動指針とでも言おうか、それを野生的なものに求める。
野生の動物ならこうだからとか、自然はこうだからと。
野性的な物事に答えがある気がしてならない。
野性的であることは、大いなる地球や宇宙の、そして自然の時間の流れに沿った行為であると思う。
その自然の流れを壊したくない、と思っている。
その流れの中で僕は生きていきたいと思う。
野性的なこと、すなわち自然の流れに沿って生きることと、
ストイックであること、何かを探求し続けること、
これらにはどんな繋がりがあるのだろうか。
今度、夜道を走りながらでも、自分の頭を解きほぐしてみよう。
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