日別アーカイブ: 2008/11/8 土曜日

ブログに書くこと、書かないこと

もう何年も前だと思う。4、5年ぐらいかな。
俺のブログを読んでくれていたらしいが、俺は全く知らない人がいた。
そんな人に偶然にも会って話した。
俺は全くその人のことを知らなかったので、相手が俺ブログを読んでいるなんて想像もしなかった。
その相手も、最初ブログを書いている俺と、目の前で話している俺が同一人物だと思わなかった。

話している途中で、ブログを書いている僕と、話している僕が同一人物であると分かると、かなり驚いていた。
ブログだけを読んで出来上がっていた人物像と実際の僕のキャラが全然違ったというのだ。

まあ、そんなことは良くある話。
ブログには僕のすべてがある訳ではなくて、ある一面だけが出ている。
ブログに書くことなんてほんの一部だ。
さらに、文章表現が上手い訳ではないし、言葉の意味を正確に使っていないので、けっこう俺の意図とは違った捉え方をされることもある。
でも、蒸し器的にコレを見てすべてを判断されたり、俺の思った以上に深読みされたりする。
まあ、それは致し方ないことだよな。それを知ったうえで書いているし、あとは俺が表現を磨くのみ。

僕はメインでやっていること、所属している組織に関することはブログに書いてこなかった。
ついでに、振り返ってみると批判とか不平不満も書いてなさそうな気がする。
意図的というよりは、そうなっていた。
学生の時は大学のことはほとんど書かないし、今は仕事のことは書かないし。
あんまり、不平とかがないからかもしれない。

自分が学校だけ、仕事だけ、それらだけの世界で完結することがつまんないと思うからだと思う。
だから、日常の生活とは異なることを書く。ひとつの視点だけになりたくないから、意図的にそうしている部分もある。
それも、実際の経験から思ったことや感じたことなんかを主に書く。
経験とか出来事は覚えているが感じたことは忘れる。
厳密に言えば、感じたことは忘れないが、時とともに記憶が改ざんされる。
出来事は改ざんされにくい。
富士山に登った。○○高校に合格したなど。
感じたことや考えたことの記憶は、時の経過とともに改ざんされるだからその時に書き留めておく。

さらに、ブログを書きすぎると、会わなくなる人がいる。
ブログをその人が読んでいると、僕に会った気になるのだ。
逆に、ブログがきっかけで会うこともあるし、思いがけない出会いもいくらかある。
たまにある、そんな出来事がとてもうれしい。

それと、これだっと思って書きたくて書きたくて仕方なくて、書いた文章と、まあ、書いておこうかなという文章がある。
読む人からしたら、どちらも同じひとつの文章なんだけど、俺の中では価値が全く違う。
だから、読む人と書く人の間でギャップが生まれるんだろうな。
とはいいつつ、書きたくて書きたくて仕方なかった文章の方が、評判が良かったりするという事実もある。表現としては荒くて、間違っていても、その書いたときの俺の気持ちが伝わることが多い。
書いた時の俺の気持ちは伝わるもんなんだな。

色々と書いて、ごちゃごちゃになった。
今回のエントリーも何が言いたいか分かりにくい文章だなと。

関連エントリー(魂のエントリー)
http://www.teratown.com/blog/archives/002043.html

http://www.teratown.com/blog/archives/001699.html


http://www.teratown.com/blog/archives/001594.html

土日は山梨のほったらかし温泉にいってきます。先週の雲取山に続き富士山が見える場所。楽しみだ。

送信者 雲取山08

[見えるもの見えないもの。状態によって与える印象は全く異なる。](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 200 露出: 1/25 sec 絞り: f/5.6 焦点距離: 45mm)