日別アーカイブ: 2011/5/24 火曜日

極限状態でいかに行動するか 「岳」を見て思ったこと

話題の映画「岳」を見てきた。
まあ、ストーリーとかは置いといて、感じたことは当たり前のことだった。

・山って綺麗だな。
・山ってリスクがあるな。

どちらも、それなりには分かっているが、映画では特異な状況を描き出すので、改めて感じた。
リスクがあるって感じたことからも繋がっているが、極限状態でいかに冷静に行動するかということの大切さをつくづく感じる。

人間はピンチな時にドキドキして、焦ってしまう。基本的に人間の身体や能力はすごい精密で効率的に作られていると思うが、ピンチの時に焦ってしまう反応はベストではないと思う。
純粋な体の反応だからこれは致し方ないことだが、ベストではない&生死に関わる重要なことだから、人間の純粋な反応に逆らっても冷静になる方が良いと思う。
そんな時こそひと呼吸おいて、冷静に判断する大切さが求められる。

先般の地震の時も同様だが、どんなピンチな時も冷静に判断した方が良い結果に繋がる可能性は高い。
ただ、それにはピンチな状況に直面する経験と精神の鍛錬が必要になる。

個人的には山の中を徹夜で走るレースに出たり、知らない国に1人で行くのも、ピンチになった状況で追い込まれても冷静に判断する訓練だと思っている。

主人公の三歩はかなり冷静な行動をしていた。一部あれれという行動もあったが、全体を通して人間として達観している人物だった。
このレベルの人って滅多にいないだろうなと思うほどの。でも、素晴らしいと思う。あれぐらいの人間になりたいもんだ。

送信者 北岳と間ノ岳

細かな感想というか、自分に言い聞かせること。

・ツエルトはピンチなときに防寒やテント代わりに使えて便利だ。
 →昔から持っているがあまり、登山などに持っていっていないが、今後は持って行こうと思う。
・ロープワーク&クライミング技術は全ての基本になるので非常に重要。
 →ロープワークを学ぶためにもクライミングをしようかと思う
・ヘルメット、ザイル、カラビナ、カム、ハーネス、などはいざと言うとき効果的
 →クライミングがなければ必要ないが、やはりピンチな時にはかなり使えるアイテムだな。
・山の装備はベストなものをいつも持つ。
 →常にベストなものを身につけることによって安全性は高まるし、安心できる。
・極限状態でも冷静に行動する大切さ。
 →上に書いた通り
・食べることは大切。
 →いつ食べられない状況になるかもしれない。食べられる状況では食べておく。
・天気の変化は非常に怖い
 →天気の変化を読む力を身につける。気象予報士とまでは行かなくても、天気について学ぶ。
・地図を読む能力。
 →より確実に、効率的に行動するには地図を読む能力が必須。安心感にも繋がる。

おい、これが映画を見た感想かよって自分でも突っ込みたくなるけれど、まあネタバレしてもつまんないし、こんな感じで。

送信者 北岳と間ノ岳