月別アーカイブ: 2011年4月

ホーム○○

野球なんかで自分のチームの野球場をホームグラウンド何て呼ぶ。
サッカーの国際試合で日本対ブラジルの試合が日本であれば、ホームの試合と言われる。
そして、ホームでのチームは勝率が良いとも聞く。

ホームは居心地が良くなじみがあるからだろう。
そして、応援も多い。

ホームはまさに家のように素敵な場所なのだ。

そんな僕にもホームがある。
基本的にアクセスが良くて、環境が整っているところ。
自分にとって居心地が良く気持いいところだ。

ホームタウンは岐阜。
ホームは阿佐ヶ谷。
ホーム飯屋は朝陽(近所の中華定食屋)。
ホームプールは千駄ヶ谷の東京体育館。
ホームマラソンコースは妙少寺川、善福寺川。
ホームトレイルは奥多摩の山域。
ホームサイクリングロードは荒川。

他にもホームカフェとかホーム美術館とかあったらいいんだけど、今だ開拓できていない。
そう、こんな感じで開拓したいホーム○○がいくつもある。

上に書いた中でもサイクリングロードだけは、イマイチアクセスが悪かった。

阿佐ヶ谷の家から、高田馬場、お茶の水、上野、田端経由で荒川サイクリングロードまで自転車を漕いで行くか、阿佐ヶ谷駅から輪行して自転車に乗り平井駅まで。そこから荒川へ行くかの2種類しか選択肢がなかった。

でも、地図を見ていたら阿佐ヶ谷のとなり駅である荻窪から北にずっと環八を行けば荒川に着くようだった。そこで、開拓をして来た。
基本的に地図などは持たないため、だいたいの方角だけを頭にインプットして家を出た。
まずは、荻窪に行くために南阿佐ヶ谷へ。そこから青梅通りを西へ行き荻窪。
そして、環八を北へ。ひたすら北へ。谷原方面へ行く。
井荻駅はまっすぐ行けないので、車と一緒に橋を渡る。
その後も徹底的に真っすぐ。
笹目通りを走る。
西高島平駅あたりに到着。
そこは荒川。
でも、橋を渡るんじゃなくて、手前を西へ行くとサイクリングロードに入れる。
ここまで30分~40分ぐらい。

送信者 sports

そこからは快適なサイクリングロード。
自転車と歩行者のみの堤防。
眺めがいい。
鼻歌を歌いながら、青空、菜の花、田植えが始まる田園風景を楽しむ。
最高に爽快で、アドレナリンがでた。

送信者 sports

今までは下流ばかり走っていたが、上流の方がずっといい。
上流の方が人が少ないから走りやすいし景色も。

送信者 sports

だいたい60キロぐらい。
楽しみながら走って3時間30分~4時間ぐらい。

帰り道は井荻駅を越えすぐに早稲田通りにぶつかる。
そこを西へ行くと、いつも走っているランニングコースに。
中杉通りまで東へ走って、すぐに家に到着。

送信者 sports

中央線で生活する

中央線で生活する


一年で一番ありがとうを思う日

個人プロフィールで、こんなにも頻繁に更新しなければならないものは他にない。

名前:ずっと一緒
血液型:ずっと一緒
性別:ずっと一緒
身長:ほとんど同じ
体重:多少の増減はあるけど、最近はオープンにしなくていい
出身地:1つだけ
住んでいる場所:ずっと同じ人も、数年に1度くらいの人も
仕事:死ぬまでずっとひとつの人もあれば、数回変わる人も
家族構成;家族の増減がなければずっと同じ
年齢:毎年増える

個人プロフィールで、ころころ変わるのは年齢ぐらいだ。
不思議だなと思う。

今日は何月何日ってのも、あまり認識していない俺は毎年何歳になったとかを覚えておくのもひと手間だ。
昔は何歳か分かったが、最近は意識して覚えていないぐらいの感じだ。

正直な所、毎年●●歳とか覚え直さないといけないのはメンドクサイと思うこともあるが、まあ、そんな日が一日ぐらいあってもいい。
なんでかって、改めて周りへの感謝を思えるから。
自分のことを振り返り、先を考えてみると、結局は周りの仲間が出てくる。
ああ、あの時に助けられたな、楽しかったな、気づきをもらえたな、辛かったななどなど。

そうしていると、自分だけじゃ何にも出来ないことに気づいて、周りにありがとうと思えてくる。
そんな風に、誕生日ってのは改めて周りのみんなに「一年で一番ありがとうを思う日」何だろうと思う。

送信者 ドロップ ボックス

リレーなのに一人で12時間走の不思議。

ありゃりゃ、迷い込んだぞ。
自分のいるべきではない場所に。

学術を極めていない僕が、間違って物理学会に来てしまったような。
ブランドものに疎い僕が、銀座のブランドショップに入ってしまったような。
そんな感じ。

2011 フライデーナイト・リレーマラソン in 国立競技場 春大会の会場に着くと、たくさんの人で溢れかえり、盛り上がっていた。20、30代の男女がチームを組み、運動会でも参加するような盛り上がりよう。

こんな所に、1人で参戦してしまった。
1人でエントリーした人は20人のみ。
そりゃ、大会名称もリレーって入ってるもんね。
1人の人たちの荷物置き場は、一番端で少し暗い。
さらに、スーパーの籠にナンバーが書かれておいてあった。
シュール。コレが現実だ(笑

送信者 sports

チームの所は大きなテントとかあっていいなー。
偶然、友達が2人チームで出場。
荷物置き場は1人チーム、2人チーム、3人、、、10人といった順らしく、友達の場所が近かった。
そこに、一緒に荷物を置かせてもらった。
daiちゃん、ヒデさんありがとうございました!
完全1人よりも話しができるので、かなり気分がまぎれた。

送信者 sports

金曜の夜7時スタート。
仕事を終えてダッシュで到着したのでギリギリ。
受付をして、着替えをして、スタート地点に2分前に立つ。

3時間リレーと12時間リレーチームがある。
最初はたくさんの人が憧れの国立競技場トラックを走った。
コースは周1.4kmの国立競技場内を走る周回コース。
10分もすれば1周できる。
時計を見ながら、72分の1が終わった。
72分の2が終わった何て思う。
1/72、2/72かというと、12時間=720分。
10分が経過すれば、1/72が終わったということ。

まだまだ、先が長い。
スポーツドリンク、マンゴージュース、水、バナナのエイドを食べる。
持ってきたおにぎり、クッキーを食べる。

5~6分/キロで走る。
荷物置き場が休憩スペースだ。
友達のチームは1人が走っていれば、1人が待っている。
立ち寄って、話しをしたり。

10時になると、3時間リレーが終了。
一気に人は半分ぐらいになった。
これから、朝まで残り9時間。

なかなかモチベーションが上がらず、だらだら走っている。
その理由は、5月20日に開催予定だったUTMFという160キロ48時間のレースのために徹夜で走る体ならし目的でこの大会はエントリーしたのだ。しかし、UTMFが地震の影響で延期に。すると、今回の12時間リレーマラソンは走る意義を失った。エントリーして金を払ったので、出たという感じ。

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だから、ペースも上がらず、何週かしては休みを繰り返した。
すると、22時ぐらいにのんちゃんが来てくれた。
ちょうど携帯を持って走っていた時に、メールが。
観客席とトラックで話しをする。
さらに、表彰台の1位に俺が立って写真を撮ってもらった。
人生で最初で最後の表彰台かもなーw
ありがとう!

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友達が来ると盛り上がる。
走る気になる。

続いて23時ぐらいに、ひつじさん
UTMF対策会議と言うなの飲み会で3月に出会った。
実際にあったコトがある人は誰もいない飲み会だったけれど、twitterでは知っている人ばかりだったので参加させてもらった。
トレランする人は気さくで、すぐに行動する人が多かった。
飲み屋で、UTMFの後の宴会として、忍野トレイル(30Kぐらい)にみんなでエントリーしたり、富士登山競争に一緒にでることに。
そこで、「心折れ部」結成。
実際の部活ではなく、トレラン仲間が大会に出る時に使う名称のようなもの。
長距離走っていると心が折れそうになるが、心が折れない様にという思いが込められている。
そのTシャツをひつじさんが作ってくれた。
そして、会場まで持って来てくれたのだ!
hideさん、daiちゃんともその飲み会で出会っており、3人で「心折れ部」。
ひつじさんありがとうございました!

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その後、日が変わる0時頃によっちゃん登場。
電話やメールがなかったけど、走っていたら応援してくれていた。
横を通ってビックリ!
おお、よっちゃんだ。
そういえば、よっちゃんが買ったランニングシューズの存在が気になる(笑
こんな夜遅くにありがとー。
ミスだったのは、この3人と写真を撮り忘れた。。。
残念。無念。

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そして、フェニックスTシャツを作ってくれた植田さんが
何と夜中の1時に。
茂木さんとの新宿の飲み会後にわざわざ来てくれた。
うれしい。
フェニックスTシャツを着て走っていたので、一緒に写真撮影。
そして、休憩所で座って30分ぐらいかな色々な話しを。
飲み会だと人がたくさんいてあまり話せなかったりもするので。

送信者 sports

驚きは夜中の3時に来てくれたGOさん
なんと、自転車で阿佐ヶ谷から来てくれた。
ビックリ。ビックリ。
もう誰も来ないと思って、休もうと思っていたので。
目に飛び込んで来た時は、目を疑ったぐらい。
一緒に雨の中を数週走った。
そして、チーズや無糖の紅茶の差し入れ。
甘い飲み物ばかりだったので、とっても口がさっぱりした。
ありがとうございました!

送信者 sports
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そして、さっき帰ったばかりのはずのGoさんが朝7時のゴールに登場。
一緒に岡田さんも来てくれた。
岡田さんは金曜も土曜も仕事というのに、本当にありがとうございます。
でも、みんな眠たそうw
最後は、もう走るのを止めようかと思った。
雨が降っていたから。
でも、少し小降りになったので走っていた。
2人が来ているのにゴールを走っていなかったら申し訳なかったな(苦笑)
ゴール後に記念写真。

送信者 sports

とっても、うれしかったです。
本当にありがとうございました。
今回は皆さんが来てくれたから走れた。
あまりにも単調な周回コース、かつ走る目的を失っていたので、みんなが支えになりました。

朝になり、解散。
千駄ヶ谷駅前のベックスで朝食を食べて帰宅。

結果は数日後に分かるはず。
さて、何キロ走ったのだろうか。
50キロ?60キロ?
いずれにしても短いな~。

◆メモ

・3時間リレーに仲間と一緒にワイワイガヤガヤでるのが一番楽しい大会だと思う。
・2人チームもつらい。一人走っている時は、ひとりで待ちぼうけ。
・雨が降り始めると、走る気力がゼロ。。。
・タイムか何キロとか、何らかの目標がないと走る気力を失うコース。
・仮眠室があった。広くけっこう空いているので、テントがなくてもOK。寝袋があってもいいが、なくてもたいして寒くない。
・22時からコーンスープが提供された。
・深夜0時からはカップラーメンがサービス。
・国立競技場のトラックは柔らかく、足への負担がアスファルトより小さい。

大会名:2011 フライデーナイト・リレーマラソン in 国立競技場 春大会
会場:国立霞ヶ丘競技場(東京都新宿区)
開催日:2011年4月22日(金)スタート19:00~
主催:アールビーズスポーツ財団
運営協力:株式会社ラントップ

種目/参加資格/参加料/表彰/定員(予定)
種目 参加資格 参加料 表彰 定員
12時間リレーマラソン 18歳以上の健康な男女
(20歳未満の方は保護者の同意が必要) 8,000円×1名
6,500円×2~6名
6,000円×7~12名 1位~6位 200チーム
(最大2,400名)
3時間リレーマラソン 18歳以上の健康な男女
(20歳未満の方は保護者の同意が必要) 5,000円×1名
4,500円×2~6名 1位~6位 200チーム
(最大1,200名)

ルール
(1) 1チーム1名~12名(12時間)または1名~6名(3時間)とします。チーム構成は自由です。
(2) 1人1周(約1.4km)以上走って、次走者にリレーします。
(3) たすきリレーは、定められたリレーゾーン内で行ってください。
(4) 3時間、12時間での走行距離の合計を競います。
(5) 1チーム1人以上マネージャーをつけてください(選手兼任可)。
(6) 登録メンバー以外の出走(代理出走)は失格の対象となります。
(7) 走行に不適当、または危険と見なした場合、競技を中止させることがあります。

大会スケジュール(予定)
4月22日(金)
 17:30 開場(受付17:30~)
 18:50 オープニングセレモニー
 19:00 12時間リレーマラソン、3時間リレーマラソン スタート
 22:00  3時間リレーマラソン フィニッシュ
 22:30  3時間リレーマラソン 表彰式

4月23日(土)
  7:00 12時間リレーマラソン フィニッシュ
  7:30 12時間リレーマラソン 表彰式・閉会式

不死鳥のように

僕は見た瞬間に、魅了された。
力強く羽ばたく不死鳥(フェニックス)の姿に。

それは、4月3日に行われた「2011さが桜マラソン」に茂木健一郎さんが出たときに来ていたTシャツに描かれていた不死鳥だ。
といっても、このマラソン大会に僕は出ていないので、その絵を直接は見ていない。
この絵を見たのは、不死鳥を描いた芸大時代の友達である植田さんのブログだ。

不死鳥からは、何があっても負けずに飛び続けるエネルギーを感じた。
そして、色や線1本1本の美しさに心動かされた。

この不死鳥の絵が欲しいと思っていると、茂木さんのtwitterでこのTシャツを着て走ったことを知った。
すぐに、茂木さんと植田さんに連絡して、Tシャツが欲しいと伝えた。
茂木さん用のシャツしか作っていないとのことだったけど、お願いしたら2枚作ってもらえることになった。

その後、8日に茂木さんが新宿で飲んでいて、連絡をもらって出かけた。
そこで、植田さんが「茂木さんのOKがでなくて、何度も何度も不死鳥を描き直したよ。」と聞いた。
この不死鳥には3月11日の東日本大震災から立ち上がる「明日への希望」の気持も込められている。

そして「寺町、このTシャツ着て走れよ!」と茂木さんに握手しながら言われた。

そんなTシャツが今日手元に届いた。
僕はこれからこのTシャツを着て走ろうと思う。

芸大時代の先生と友達の思いが詰まった、そして力強く羽ばたく不死鳥のように。
さっそく今週の金曜日に着よう。
そして、5月15日の岐阜でのハーフマラソンでも。

送信者 ドロップ ボックス

有森裕子さんのブログより

送信者 ドロップ ボックス

友達の家でご飯をいただいた。
テレビをつけると、NHKのマドンナ・ヴェルデというドラマが始まった。
国仲涼子さんが子供ができない体になった産婦人科医を演じていた。
国仲さん演じる娘から母親が代理出産を頼まれ、誰にもバレない様に処置を行った。

女性が子供を産みたいという気持ち。
そして母親は最初拒んだが、最終的にそれを受け入れた。
そのとき親は「親は愚かかもしれない」と語った。
親は愚かかもしれない。けれど、それでも子供がかわいいし大切なのだ。
心にしみる。

送信者 小笠原

その後、NHK教育にっぽん紀行「15歳 旅立ちの島唄(うた)~沖縄 南大東島~」。
南大東島を離れる少女が両親に民謡を送る。
小さなころから大切に育ててもらい、4歳から三線を習った。
「ボロジノ娘」というグループで、南大東島で民謡を歌っていた。
そして、那覇の高校に通うため島を出る最後に、両親に「アバヨーイ」という民謡を送った。
もの静かで不器用そうだけど、子どものために一生懸命働く父の姿。
そして、何も語らないけれど娘のことを大切に見守る父の姿が印象的だった。

送信者 八重山2008

久しぶりに、テレビを見ていろいろと感じた。
友達のギターでカントリーロードを合唱。

Country roads, take me home
To the place I belong

家に帰る道で、空を見上げると丸い月と目が合う。
月と俺の間に遮るものがないことにいつも興奮し幸せを感じる。
俺も月を見てるし、月も俺を見ている。
そして、世界中のいろんな場所で誰かが同じ月を見ている。

最後に、北野武さんの詩に槇原敬之さんがメロディーをつけた大好きな曲を聞いて眠りにつく。

【母親 】
作詞:北野武 作曲:槇原敬之

荒川の葦(あし)の間に分け入り
大人に隠れて泳いだ
悪友は遊泳禁止の立て札に
つかまり笑っている

夕方遊び疲れ
お腹をすかして帰る
俺を家の前で待っている母
俺を泣きながら叩き
安心したのか笑いかける

下を向いて
座っている俺の前に
ご飯と卵焼き

そして部屋の隅に座り
内職を始める

チラっとこっちを見て
ご飯をよそい
針に糸を通す
この母親に俺は
親孝行できただろうか

チラっとこっちを見て
ご飯をよそい
針に糸を通す
この母親に俺は
親孝行できただろうか

この母親に俺は
親孝行できただろうか