月別アーカイブ: 2006年6月

時代の流れを追いかけないという流儀

自分が「これだっと」確信めいたものを持っていれば、時代の流れに沿ってもいいと思う。
まあ、結局は時代の流れというよりは、自分に従うってことだと思うのだが。

でも、あえていってみる。時代の流れに沿っている分野では、自分よりも頭のいい人なんてうじゃうじゃいるわけだ。そんなところで、勝つのは大変だ。

そこでおもうのが、時代の流れに真っ向から逆行することって意外とニーズがある。時代の流れに従うしかなくて中途半端な小手先の工夫で、どうのこうのするよりも、真っ向から逆らう勇気って必要なんだろう。それに、面白そうだし。逆らおうと思って、でたアイディアじゃなくて、自然に思いついたワクワクしたアイディアが、いわゆる時代の流れとは違っていたということもあるのだろうけど。

チームラボhttp://www.team-lab.com/がサグールなる検索サイトをオープンした。

http://sagool.jp/

新型検索エンジン「SAGOOL」は、独自のアルゴリズム“オモロアルゴリズム”の開発に成功し、Googleに代表される“Webサイトへのリンク数に重きが置かれるロボット型検索エンジン”では抽出することがだんだんに難しくなってきた 「人の主観・興味を反映した検索結果」を抽出することを目指しています。
  1. より「おもしろいもの」を探す
  2. 表の世界ではなかなか知ることができない、より「ディープな情報」を見つける
  3. ツウなら納得な、より「コアなこと」を知る

この、検索エンジンのコンセプトだそうだ。発想がおもしろい。この発想が出た時点で価値だと思う。勝ちだと思う。

 ググって結果がしょぼかったら、これで検索しようかと思う。

もしも体が溶けたなら

風呂の湯を入れていた。すると電話が。たいして長話はしていないが、風呂の湯を止めることを忘れていた。

おっと、思い風呂へ。するとあふれ出すちょいと前。まあ、そのまま風呂へ入ると、お湯がざぶーんと湯船からあふれ出す。この光景を体験する時、人間はお相撲さんが風呂に入るシーンとかアルキメデスの冠の話を思い出すだかも知れない。個人的にはアルキメデスの話を思い出した。

風呂に入りながらお湯がこぼれるのを見て、お湯が出た分が俺の体積かと思う。でも、実際にどれぐらいかは目で見えないから、ピンとはこない。しかし、思いつく、俺が風呂から出た時に、水面から湯船の高さまでの間が俺の体の体積なんだ。

風呂から出て湯船を眺めると、なんか面白い。俺の体積って意外と小さいなと。俺の体を溶かして、直方体にしたら、コレだけなんだと思った。 

 

町に残った唯一の

町に残った唯一の動物って鳥なんだな。
カラスとか鳩とか。

それと人間かな。

今日ふとビルの合間をすり抜けるカラスを見てそう思った。羽も動かさず、サーっと飛んでいる姿を見て思った。

鳥って他の動物と生きる世界が違ったから生き残ったんだよな。この街中で。空と言う世界を生きているから。
 

 それと、カラスと言うと二宮忠八を思い出す。確か、玉虫飛んだって本。小学生のころに読んだ気がする。

表紙は黄色っぽかったな。この人、ライト兄弟よりも早く飛行機を作る予定だった夢を追うおっちゃん。なかなかかっこいいんだよな。で、カラスが飛ぶのを見て、飛行機の仕組みを思いついたって話。

情熱大陸 「壮絶!ヒマラヤ氷壁に挑む奇跡のクライマー山野井泰史

番組の単なるメモ。 

情熱大陸 「壮絶!ヒマラヤ氷壁に挑む奇跡のクライマー山野井泰史

生きていることが不思議だ。そうささやかれていた男がいる。
切り立った岩を登っていた。命綱などつけてはいない。

山にいるときの彼はイキイキとしていた。
家の中でボーっとしているより、山に登っているほうが何倍も落ち着く。

世界最強の登山家。
ソロと呼ばれる単独登攀。それは己との戦い。

酸素ボンベなど使わない。
より困難な絶壁を選んで、ダイレクトに登る。

山登りって言うのを知ったときから、ずっと発狂状態なんだよね。
誰かが僕を止めてくれないとどこまで行っちゃうのか。

自分が登りたい山だけに登ってきた。スポンサーなどつけたことない。

指を失ってもやめることをしない。
やめられないかもしれない。

不屈。

奥多摩の借家に暮らす。家賃2万円。
質素な生活。
山に行く予定がなくても、天気予報だけは見る。

4年前のヒマラヤ。ギャチュン・カン北壁。
下山中に大きな雪崩。マイナス30度。妻の救出に向かった。

命綱の先で妻は宙吊りになって生きていた。
山野井は視力まで奪われていた。手探りで降りた。
左手の小指は使わないだろうと、一本で岩肌を触りながら降りた。
そして、失った。

2人は奇跡的に自力でキャンプに戻った。
指を失って、輝いていた。ギャチュン・カンはいい登山だったと思う。
自分たちの能力を最大に使って、やりきった。

神々が住むといわれるヒマラヤにはまだ誰も登ったことのない壁がある。

これまで、道具を落とすことなどありえなかった。
ピッケルが思うように刺さらない。
若いコロはプライドがあった、他人の評価も気になった。
今は、困難な氷壁へのやりがいだけ。
八ヶ岳の氷壁が肉体に眠った記憶をよみがえらせる。
もう一度ヒマラヤへ。

ポタラ峰北壁。2005年7月。
指を失ってから7日間不眠不休で上りきった。
今迄で一番辛かった。高揚していた。夜は震えているだけ。

登った後の彼は本当にイキイキとしていた。

高校卒業以来アルバイトでためた金は山登りに使った。

酸素ボンベなしでエベレストを登りたい。小学生の文集。

登ることと生きること同じです。
生きることって言うと、生活のにおいを感じるでしょ。それはないね。

登ること=呼吸することに近いかな。

城ヶ崎 スコーピオン 彼が命名した。22年間に彼が攻略した壁。指を失ってから一度も攻略でずにいた。これが6度目のアタック。

スコーピオンを超えなければその先には進めない。
失敗した時、何度も叫んだ。心の奥底からの悔しさがあふれていた。

アタックは12回目を迎えていた。体中の細胞がヒマラヤの美しい稜線のマチェルモに恋焦がれている。

この日岩肌は雨に湿っていた。一瞬の絶望。この絶望が深ければ深いほどヒマラヤへの思いは募る。絶対にできるはずだ。ヒマラヤが山野井を呼んでいる。

今年の秋にマチェルモに挑戦する。