月別アーカイブ: 2006年7月

徒労なことと時代の変化

徒労なことをしたからこそわかることがあると思う。徒労なことをしなければわからないことがあると確信している。

しかし、それだけではないのもわかる。

時代の変化は激しく、それを踏まえたうえで生きて行動していくべきだと思う。

でも、徒労なことだけをし続けていると時代の変化を見つけられないことがあると思う。その逆もまたしかり。

時代の変化を早く読み取って楽に生きていく。それを先にすると徒労なことはできなくなる。

だから、俺は最初に徒労なことをしようと決めた。 すると根性論だけのようになってしまうこともある。そう受け取られることもある。

でも、自分の中ではそれだけじゃないつもり。

この2つは両輪なんだろう。

ひとつ言える事。徒労なことをしてきてない人を僕はかっこいいと思わない。

 

ここでいう徒労は、厳密に言えば徒労のようにいっけん感じることだ。

 

 

ああ、この会社

モンベルという会社は、日本人が作った登山グッズの会社。
確かに、パタゴニアと比べると、かっこいい具合は低いかもしれない。しかし、個人的にモンベルは好きだ。
モンベルのzeropointのバックパックを持っていたりするから。日本人の体にフィットするし、パタゴニアと比べると安いのがステキ。
 

そんなモンベルで写真展などがやっている。それも、なかなか興味深いものばかり。
「サハラ」 ~ 砂が描く大地 ~

 日時:8月5日(土)~8月27日(日)
場所モンベルクラブ渋谷店5Fサロン
入場無料

服部文祥『サバイバル登山家』写真展with 丸山剛・梶山正
日時
:9月2日(土)~9月24日(日)
場所モンベルクラブ渋谷店5Fサロン
 

トークショー開催
日程:9月6日(水)19:00~20:30
場所
モンベルクラブ渋谷店5Fサロン
入場無料:要予約(TEL:03-5784-4005)

http://www.montbell.com/japanese/shop/mbs_618851.html

無意識学習

無意識学習ってのは、口笛を例にすると分かりやすい。生まれつき口笛を吹ける人はいないと思う。あるとき、口笛を吹きたいと思い、唇をとんがらせて息を吐く。フッツー。フッーと。しかし音は出ない。

でも、口笛を吹きたいから、ただただ息を吐き続ける。すると、いつの間にか口笛が吹けるようになっている。特にどうすればふけるとか考えて工夫していなくても、ただ何回も息を吐いているといつの間にか音が出るようになり、それから口笛が常に吹けるようになる。

どうしたから吹けるようになったかは分からなくても、一回ふければそれからはふける。

ただ同じことを繰り返すこの方法は効率は悪いのかもしれない。(良いかもしれないのだが)コレで分かるのは意識的に問題を把握して改善する行動を取らなくても、人間は無意識のうちに改善しているということ。

行き詰った時、とりあえずいったんやめるってのも方法だ。しかし、何も考えずにただただそれを繰り返し続ければ、いつの間にか上達しているんだと思う。

そういえば、今日スポーツトレーナーの人に跳躍をすると体のバランスを自然に取れると聞いた。なんか上に書いたことと同じ要素がある気がした。

死んでおきたら、一人ぼっち

テレビ東京の地球街道という番組。この番組で愛する土地ウユニが放映されたことを知ったのは、放送終了後だった。

http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyukaidou/backnumber.html

残念、惜しいことをしたと言うのが正直な気持ちだった。

そんな時、岐阜に帰った。すると、この放送のビデオが撮ってあった。うれしい。2回続けて見た。やっぱり雨季のウユニは美しい。

鶴田真由さんが、旅をしていた。トヨタの一社提供番組で、トヨタのランクルで旅をする。ウユニの町にはランクルしかないから、まさにこの番組にはうってつけの地だ。

そんな鶴田さんが俺が行ったところと同じ場所を旅していた。懐かしさもあったが、それよりも美しいという気持ちが大きかった。それにしてもいい空だ。

自分で言うのもおかしいが、世の中の平均的な人よりも美しい自然を見ていると思う。それは星にしろ、砂漠にしろ、山にしろ、湖にしろ、月にしろ、朝日や夕日。確かに、美しいと感じるのはそのときの心境が大きいから絶対ではない。個人の中でも個人と他者との間でも。

 しかし、この美しさを伝える能力を僕は持ち合わせていない。それが悔しくてたまらない。

死んで目を覚ました世界で一人ぼっちだったときのような場。鶴田さんはウユニのことをそんなような表現をしていた。

その時の、鶴田さんの日記
http://tsurutamayu.com/diary/200605.html

薄く水のはった湖上に立つと、鏡状になっていて空がそのまま映っているのです。真っ白い光の中、自分だけがポツンとそこに存在しています。映画なんかだったらたぶん、死後目覚めた時に佇んでいる光の場所です。どちらに進んでいいかわかりません。ただただ呆然とそこに立ち尽くすのみなのです。

岐阜はいい町、一度はおいで

2日間しか岐阜にいなかったのだが、すごく長く感じた。

久しぶりに会った友達と飲みながらいろいろ話したり、町をぶらぶら歩いたり。

タダ残念なことが一つ。岐阜に帰ると小学校へ行く。なぜか小学校に。
校庭で一人座ってボーっとする。するとなんか落ち着く。心を振り出しにするにはいい場所だ。
東京での暮らしでは絶対に感じられない、人生の原点がそこにあるんだと思う。
その小学校でボーっとできなかった。

来週は花火大会だし、お盆には郡上踊りツアーをやるし。水うちわサロンもあるし。

岐阜はいい町、一度はおいで。東京から近いしね。