楽しんでいたら、いつの間にか練習を積み重ねていた。

それ自体が楽しくなる。

練習とか努力だと思うと、続けるのが辛くなる。でも、楽しくてやっていたらそれが結果的に練習になって、スキルが上がっていくことがある。

意識を飛ばして、ただひたすら繰り返すというのも習慣化の1つの手段だ。面白くないとか、辛いとか思いながらやるのが一番非効率だ。どうせやるなら、それよりも楽しんだ方が良い。どんなことでも、気の持ちようなので、せっかくなら楽しみを見出したり、楽にできる方法を考えるのがベストだと思う。

だから、俺はあんまり練習とかしない。てか、ほとんどしない。

例えばトレラン。

まさか100マイル走ることになるとは思っていなかったけど、山を走ることが楽しかった。ロードは好きじゃないんだけど、山は景色がいいし、風が気持ち良いし、楽しくて山に通っていた。そうしたら、結果的に練習になっていて、長距離でも走れるようになっていた。最初は想像もつかなかったところに、辿り着いている。練習と思っていたら、そこまでたどり着けないだろうなと思おう、自分の性格では。

例えば、ビジネスも。環境が変わって気づくけど、そうとうレアで良い経験を積み重ねていたのだなと。朱に交われば赤くなるというが、自分がどれだけの経験をしていたかと気づかない。その渦中にいると。でも、経営者視点と言われているようなものだったり、全体を俯瞰したり、表面的な勝負じゃなくて、もっと違った視点で企画したり、したたかな方法だったり、PLとかBS含めてのお金のマネジメントだったりと。これも、ゲームみたいで本当に面白いのだ。いつの間にか、目の前にやってくるボスキャラと戦っていたら、けっこう大きなボスと戦えるようになっていた。渦中では気づかなかったが、振り返ってみれば。だからこそ、Great vantage pointに常にいないといけないんだなと再度思う。

ブログもそう。忘れないように記録に残そうと思って始めた。自分の衝動を発する場として書き始めた。で、10年以上続けている。そうすると、いつの間にか書くのが好きになったり、書くのが早くなったり、少しは上手くなったり。これって、ビジネスにも活かされていると思う。瞬時に物事を捉えて、まとめて文章にするという能力。

ついでに、英会話を2ヶ月ぐらい前から始めたが、毎日続いている。キューバに行っている間はさすがに無理だったが、それ以外は毎日30分。これからは、日本も海外も境がなくなるし、日本はシュリンクしていくから、英語が話せないと市場価値が下がるとか、英語が話せないと面白い仕事ができないとか、そんな理由がゼロではない。でも、そんなことは、個人的には枝葉末節なこと。なによりも楽しいのだ。

たぶん、もともといろんな国を旅するのが好きだし、いろいろな人と飲んで話すのが好きだ。旅も、芸大も、NPOも、ビジネスも。それは、自分とは違う世界を見たいとか知りたいという欲求があるから。オンライン英会話は、毎日いろいろな国の人を予約できて、話をする。自己紹介とかあるテーマについて会話していると、それぞれの国の話が出てくる。すると、へーーーって思うことが多々あって面白い。毎日、違う国の違う文化の人と話せるなんて、楽しくて仕方ない。そうなんだ、日本はこうだけどと話すと、全然伝わらなかったり、文化とかって背景があるもんだからハイコンテクストで英語で伝えるのが難しい。けど、なんとか表現していると、理解し合えたりとか、面白いなーと。

で、フィリピンなり、セルビアなり、ボスニアなり、ボツワナなり、ドミニカなり、マケドニアなりの人と話していると、その国に行きたくなってくる。これも、また新たな未来の楽しみができていく。

送信者 キューバ201503

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