日別アーカイブ: 2015/5/8 金曜日

【色鮮やかな国へ5】このリズム、この夜がキューバそのものだ

色鮮やかな国へ4】バラコアの朝、バラコアの夜

バラコアを後ににすることにした。思ったよりもしっくりこなかったから、目指すはサンチアゴデクーバ。朝起きて、ふらふらとバスターミナルへ。何時にバスが出るかわからなかったので、とりあえず行ってみた。すると昼だったので、仮予約だけして、エルカスティージョという丘の上にある高級ホテルへ。ここのプールサイドのカフェで一休み。宿泊客でもないが、眺めもいいし笑

送信者 キューバ201503
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昨日の夜に飲んだ奴らが、見送りに来てくれた。バスで行こうと思ったが、同じ値段で乗合タクシーで行けるよと言われ、クラシックカーっぽかったし、早く到着するので、バスをキャンセルしてこちらに。

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スペイン人カップルとキューバ人2人、まさかの日本人も1人という構成。ノリノリだ。車の中でラム酒を飲み始めて、音楽ボリューム全開、もちろんダンスを始めるw山道でぐねぐねが続くので、酔いそうだったのでお酒を誘われたが断った。車はよく止まる。止まるといっても故障ではない。道端でバナナとかいろいろなフルーツを売っている人がいる。その度に、何かをみんなが買うのだ。これもキューバ時間。

送信者 キューバ201503
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とある検問で、事情聴取的なものを一人のキューバ人がされた。どうやらパスポートかIDかが偽物と疑われていたっぽい。まあ、よくある話だが、そんな時も他の乗客は取り調べの横で大はしゃぎ。あるキューバ人が言っていた、「キューバにNOはないよ」と。俺が、何かしていい?と聞いたときに、そう答えられたのだが、印象的で覚えている。なんでもOKなんだ、それがキューバスタイル。

送信者 キューバ201503
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悪名高きアメリカのグアンタナモ収容所があるグアンタナモを通り過ぎて、サンチアゴデクーバへと向かう。バスターミナルに到着して、タクシーで中心部へ。その辺の民家へ突撃訪問。このスタイルも慣れてきた。他のお客さんはカナダ人の老夫婦が泊まっていた。話すと年に1度の音楽祭があってきていると。毎年来ているけどいいよとのこと。おお、まじか!タイミング抜群。そして、宿のおっちゃんは、日本人の歌手もきてるよ、と。またまたびっくり。

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とりあえず、街をぶらぶら歩く。ペペ・サンチェス・フェスティバルという、ソンとかトローバというサルサとかの原型になったキューバのオリジナル音楽のお祭りだということが分かった。街中を歩いていると、道端で演奏している人や踊っている人、カサデトローバというバーみたいなライブハウスでも演奏して踊っている。この陽気な世界といったら。

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送信者 キューバ201503
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街の中心部などを見たり、現地のおっちゃんたちと話す。太鼓をたたく有名なおっちゃんだとか、なんだとか、いろいろな人が寄ってくる。日本人のアーティストでマコトさんという方が来ているということを聞いて、その場所へ。スタートまで時間があったので夕食。パスタを食べながら外で演奏する人たちを見ていると、店の中でも演奏が始まる。マコトさんの演奏会場へ行くと、まさか日本人観光客が15人ぐらい!びっくり。キューバで日本人に合うなんてと思ったら、マコトさんの演奏に合わせたツアーだそうだ。こりゃ驚きだし、いろいろな人がいるし、いろいろなマーケットがあってビジネスが成り立つんだなとも。

送信者 キューバ201503
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日本人の演奏と歌は丁寧なんだが、キューバの人のそれとは迫力が違ったというのが正直な印象。みんなステージに上がりダンス。老若男女が混じり合って、手を取り合って踊る。特に老人のおじ様がダンスが上手い。見ていて、絵になるなーと。そして、日本人には踊れない独特のリズムとステップ。モヒートを飲みながらそんな夜を過ごしていると、すっかり夜中で眠くなったので、てくてくと歩いて宿に戻って眠りについた。

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