月別アーカイブ: 2011年11月

パプアニューギニアの旅まとめ

3ヶ月程度もかかったパプアニューギニアのネタもこれで終わり。
あとから見やすいように、リンクをまとめた。

パプアニューギニアはあんまり情報がなかったけれど、行ってみたら本当に面白い国だった。
人はみんな無邪気だし、文化は面白いし、自然の恵みは豊かだし。
ただ、交通の便が良くなくて行きたい所に全然行けなかったので、また行ってみたい。
とはいいつつ、新しい所にばかり行く性格なので、行くとしてもかなり先になるのかな?

まあ、パプアニューギニア(PNG)に一人旅される方の参考にでもなればと思います。
ちなみに情報は2011年8月時点のものです。

パプアニューギニア 旅の概要

◆写真

パプアの素顔

◆旅行記
【PNG紀行1】未知の国パプアニューギニアへと舵を切る
【PNG紀行2】日常から非日常の扉をあける日
【PNG紀行3】祭りの始まり
【PNG紀行4】ついにマウントハーゲンショー2011へ
【PNG紀行5】ちょいと隣町まで祭りを見に
【PNG紀行6】バスの窓から世界の移り変わりを
【PNG紀行7】静かな楽園
【PNG紀行8】隣の島は違う島~花びらひとつで華やかに~
【PNG紀行9】偶然の出会いに流されて
【PNG紀行10(終わり)】パプアの海の中、島の中、闇の中

◆旅への思い

どこでもドアは使わない

◆旅行中の記事
【お知らせ】パプアニューギニアに行ってきます
From Papua new guinea
ただいま from PNG

【PNG10(終わり)】パプアの海の中、島の中、闇の中

【PNG9】偶然の出会いに流されて

朝起きて、朝食を食べる。このゲストハウスには朝食が無料でついていた。この旅で初めてなのでリッチな感じがする。
パンとシリアルそしてコーヒーを。キリスト教系のゲストハウスなので、ヨーロッパ諸国の若者も泊まっていた。
デザートにと昨日ハヤ村のおばちゃんにもらった、大きな柑橘類をみんなで分けて食べた。

送信者 パプアニューギニア2011

朝食をとっていると雨が降り出した。かなりの土砂降りだ。そもそも今日は宿を変えなきゃならないし、ダイビングも予約してある。どうしようか悩みダイビングをキャンセルしようかと思ったら、イギリス人の兄ちゃんも雨だったらキャンセル料金はかからないよと教えてくれた。

送信者 パプアニューギニア2011

しかし、しばらくすると大雨は止んだので、とりあえずダイビングに行くことにした。バックパックを背負い、ルザランゲストハウスを後にする。歩いて10分ぐらいのCWAゲストハウスへ向かう。こちらの方がマダンリゾートから近いし安い。ルザランはドミトリーで95キナだったが、CWAはシングルかつシャワーとトイレ付きで85キナだった。荷物を置いてダイビングショップへ。

送信者 パプアニューギニア2011

客は俺ともう1人の2人だけ。二人とも2本潜る予定なので、ポイントをかえて2本潜り午後に戻る予定となった。俺はまた久しぶりのダイビング。去年の夏に小笠原諸島で潜ったからちょうど1年ぶりぐらい。一緒に潜る方はかなりベテランで世界中で潜っているおっちゃんだった。思い出しながら、教えてもらいながら機材を準備する。

送信者 パプアニューギニア2011

まずはPig島近くの沈船ポイントへ。波がちょっと高かったが、潜ってしまえば特に影響はなかった。どんどん潜水していく。ちょこちょこ魚はいるのだが、小さいものが多かった。大物がいる感じもしなかった。けれど、海の中に包まれる、あの感覚はいつ味わってもいいもんだ。

送信者 パプアニューギニア2011

実はコンタクトレンズを持って来ておらず、ハッキリと魚が見えないのが最大のネックだった。。。コンタクトレンズなんて荷物にもならないから、旅のときは常に持ち歩くべきだなとつくづく思った。インストラクターや一緒に潜ったおっちゃんに聞いてみても、マダンの海はそこまでスゴイ場所ではないらしい。たまに大物に会えるぐらいだとか。1本目を終わり、もう1本は止めることにした。目が見えないし、大物に出会える確率も低そうなので。

送信者 パプアニューギニア2011

そこで、近くの島(おそらくPig島かな?)に降ろしてもらって、みんなは別のスポットでダイビングをした後に拾いにきてくれることになった。誰もいない無人島。さて、おそるおそる中へと探検。木々が生い茂っている。が、驚いたことに人間のゴミも散見された。ここまで来ているのだろうか?流れ着いたのだろうか?島の中には特に何もなさそうだったので、近くを泳ぐことにした。ゴーグルは持っており、これには度が入っているのでハッキリ見えるのだ。

送信者 パプアニューギニア2011

熱帯魚を追いかけて、泳いだり、帰ってすぐ佐渡トライアスロンがあるので水泳の練習もした。ダイビングとは違いタンクも何もなくて、身軽だ。どちらかと言えば、素潜りのこの身軽さが好きだな.何にも縛られない、自然と自分が対等に向き合っている感覚が。

送信者 パプアニューギニア2011

海から上がって昼寝をしたり、のんびりと無人島で1人自由な時間を過ごす。池澤夏樹さんの夏の朝の成層圏を思い出した。南の島にポツンと流れ着いてしまったような。ダイビングを終えて船が迎えにきてくれた。

送信者 パプアニューギニア2011

いったん宿に戻りシャワーを浴び、インストラクターの方と町をぶらぶらすることに。ぶらぶらと言っても、すでにこの町は歩き尽くしたので行く所はたいしてなさそうだが、やることもなく暇だし、自分とは違った住んでいる人の視線で町を見るのも楽しそうだ。船着き場の近くの露天に行って揚げたカウカウ(サツマイモ)を食べる。パプアのカウカウは実に美味い。と思いながら、この旅でカウカウを食べるのも最後なんだろうなと、しみじみと感じた。

送信者 パプアニューギニア2011

海の近くのマーケットではいろいろな種類の魚が売られ、また別の所では生きた鶏(1500円ぐらい)が売っていた。ジャンキーなアイスクリームを食べてみたり、カップラーメンを買ってみたり、パプア名物ゴロカコーヒーを買ってみたり、この国にある日常を最後まで味わい尽くした。

送信者 パプアニューギニア2011

ゲストハウスに戻り、芝生で本を読んだり日記を書いた。ああ、この旅も終わりかとしみじみと感じながら、2週間弱の旅を思い返した。今回も非常に面白い旅になった。山に始まり、海に終わる。そして、その間にある変化も陸移動で味わえた。山エリアでの祭りもあったし、島でののどかな滞在もあった。

夕方になり、飯をどうしようかぼんやり考えながら、部屋のベッドで寝転がっていたら、ドアがノックされた。昨日お会いした青年海外協力隊のカズキさんだった。最後にもう一度話したいと思っていた所で、ちょうどよかった。近くのレストランに飯を食べにいくことにした。外観とかは豪華なのに、メニューの値段はKAIBARなどと変わらないのでビックリした。俺は海鮮炒めとビール。青年海外協力隊の仕事の内容などについて聞いた。聞けば聞くほど大変な仕事だと実感した。文化の違い、価値観の違い、生活習慣の違い、言葉の違いで仕事はうまく進まない。けれど、自分は日本の代表としてこの地に来て活動しているから、最大限できることはやり続けなければならない。正直やってられないと思っても、愚痴る相手もいない。一緒に飲みにいく相手もいない。日本人が来たとしてもツアー客の自分の両親やそれ以上の世代。さらにパプアはネット環境が悪いので、ネットを見たり書き込んで気晴らしも出来ない。そんでもって、日本に戻ってからの職の保証は全くない。すごい環境で、それでも頑張って活動しているその姿がかっこよかった。自分の精神との戦いの連続だろう。

送信者 パプアニューギニア2011

同じ年代だし、ツアーで来たいわゆるお客さんじゃないから、こんなにもフランクに話してくれたのだろう。そんな話しを聞いたり、仕事ぶりを見ていて、青年海外協力隊はオリンピックの日本代表選手みたいなもんだと思った。でも、残念なことにマイナー競技でほとんどの人が名前も知らない選手なのだ。そんな感じがした。日本の代表として世界各地に行き、自分の持てるすべてを発揮して活動して役に立つ。チヤホヤもされないし、誰も知らないかもしれない。けれど、そんな青年海外協力隊の人たちこそ、オリンピックの金メダルをもらうべき人たちなんだろうなと思った。

送信者 パプアニューギニア2011

夜も遅くなったので、店を後にした。夜のパプアはやはり物騒だ。フラフラと歩いている人はかなり怪しさが漂う。バイクの後ろに乗せてもらい、宿まで送ってもらった。翌朝も早いので寝ることにした。

5時ぐらいに起きた。自分のゲストハウスは空港送迎がないので、マダンリゾートの送迎に便乗させてもらうことにした。約束では自分のゲストハウスの前まで迎えにきてくれるはずだったが、約束の時間を10分過ぎても車は来ないので、マダンリゾートまで真っ暗な道を歩いて行くことにした。ただ、リスクの天秤だった。真っ暗な夜道で襲われるリスクと車に乗れず飛行機に乗り遅れるリスク。約束の時間を10分過ぎていたし、マダンリゾートまでは5分ぐらいの位置にあったので行くことにした。

ゲストハウスを出て歩いていると、左手に芝生があった。男二人の影が見える。何やら会話をしてコチラを見ている気がした。怪しい。狙われている。二人を見ながら、距離感をキープする。そして、いつ走り出すかの間合いを伺う。ココからなら逃げ切れると思った所で、一気にダッシュ。すると二人もダッシュで追いかけて来た。真っ暗なので正確な距離は分からないが、足音から距離を推測するになんとか逃げ切れそうだ。あとちょっとで逃げ切れると思ったら、足音が止まった。よし、勝った。最後の最後まで、襲われそうだったがセーフ。ホテルに入り、しばらくすると悲鳴が聞こえた。おそらく、同じ二人が襲いかかったのだろう。間一髪。

送信者 パプアニューギニア2011

無事に車に乗って、空港へ。マダンの空港もとっても簡素な作りだった。滑走路の先から太陽が昇る。飛行場の夜明けはなかなかいいもんだ。希望に満ちあふれた新しい未来がやってくる感じがする。ポートモレスビーまで行き、半日ぐらい空港でボーッとした。モレスビーの町に出ても1時間ちょっとしか時間がなかったし。パプアの通貨キナを両替して、本を読みながら出発を待った。今回の旅もこれでおしまい。

送信者 パプアニューギニア2011

オーストラリアや南の島からの乗り継ぎで搭乗時間の間際になると日本人が増えはじめた。日本語を久しぶりに聞くと、ああ、もう帰るんだって思う。飛行機に乗り6時間。あっという間に日本に到着した。たった6時間でこんなにも異なる世界があるって、本当に不思議に思える旅だった。空港について実家に電話をして、今回の旅も終わった。

送信者 パプアニューギニア2011
送信者 パプアニューギニア2011

もうひとつの富士山は最後まで不確かな存在だった。

土日とも空いていたので、テントでも持って山でゆっくりして来ようかと思った。けれど天気予報を見ると土曜の夜中から雨。
そこで、土曜日にトレランでも行くことにした。当分はレースも入れてないので、行ったことのない山へファンラン。

奥多摩方面はよく行くので、秩父方面に。
西武新宿線の鷺ノ宮駅も歩いていけるので、今回は秩父へも1時間ちょっとで到着する。ただ、乗り換えが多いことだけがネックだ。

今日は日和田山、物見山、そして富士山をターゲットにした。
最寄り駅は高麗駅。高麗駅はなんだかんだ1年に1度ぐらいは来ている気がする。ロゲイニングだったり、河原でキャンプだったり。

今回のトレランでは、コンタクトレンズでも問題ないかを試すと言う実験付き。
運がいいことに、トレランレースでは雨に降られたことがない。
ただ、雨が降るとメガネに水滴が着いて視界が悪くなる。コンタクトレンズよりもメガネが好きだから、メガネの雨対策を調べたり考えたがいい方法がなかったので、コンタクトレンズを雨対策にすることにした。コンタクトレンズで山を走るとどんな事が起きるかの実験に出かけた。

結論から言うと、ほぼ問題ない。ただ、メガネのときよりも汗が額からよく垂れてくる気がした。それと、目の焦点が合うのに時間がかかることがあった。遠くを見てすぐ足下を見るとピントが合うまでにメガネよりも時間がかかった。あと若干だが世界が広く、大きく見える。ただ、これはすぐに慣れた。まあ、どれもメガネに水滴が着いたときよりも大変な問題ではない。前半で慣れれば全てOKな感じだった。

送信者 sports

さて、高麗駅を降りて、巾着田方面に。巾着田と日和田山に別れる所にセブンイレブンがある。ここで、食べ物を購入。今日は魚肉ソーセージを持っていくことに。

送信者 sports

道路からトレイルへと入る。とても整備された登山口だった。東屋もあり、のんびりしている人もちらほら。そのまま走っていくと鳥居があり、男坂と女坂に別れる。今回は男坂をチョイス。男坂は岩場の急登で女坂は緩やからしい。

送信者 sports

男坂は急な岩場で、ガシガシ登っていくと心拍数が一気に上がっていった。でも、すぐに神社に到着。ここからは町の眺めがいい。小学生ぐらいのハイキングが来ていたので、人で溢れかえっていた。すぐに日和田山頂上へと走る。ここにもハイカーがたくさんで、シートを敷いてランチを食べていた。

送信者 sports
送信者 sports
送信者 sports

そのまま物見山へと向かう。いったん道路に降りてトレイルへ。芝生の空が開けたスペースがあった。車も入って来れない所で、流れ星の日なんかにココにテントを張って眺めていたら幸せだろう。さらに、道路沿いにはトイレと茶屋(売店もある)も。なんだか、トレランで来るよりもあんまり山をやってない友達とハイキングに来るのが楽しい山だと気づき始める。すぐに物見山の山頂に。

送信者 sports
送信者 sports
送信者 sports

ただ、ここからが大変だった。何て言ったって、富士山なんだから(笑)
そもそも今日のメインディッシュは富士山だった。マップを見た時に富士山とあるのだ。秩父に富士山。それも220メートル。その名前だけに惹かれて向かったのだ.

送信者 sports

余裕だろうと思ったら、あまりにもマイナーらしく辿り着くのに苦労した。物見山から宿谷の滝を回って行けば、富士山まで道があった。しかし、登山マップではダイレクトな道が点線(難路)になっていたが、行けそうだったので進むことに。最初は幅の広いトレイルで、いったん道路に出た。そこから、さらに山に入って行く。難路ということで誰もいないし、しばらくの間は誰も通ってない感じだった。木々は倒れ、クモの巣だらけ、さらに人が歩かないので道も分かりづらくなっていた。

送信者 sports

とりあえず100メートル以上マップでは下ることになっていたので、ガシガシと下って行く。雲の巣ばかりなので、木の棒でクモの巣をかき乱しながら。けっこうな急坂だった。できるだけ道っぽい所を見つけて進んで行く。が、水の音が聞こえはじめた。いったん下りきった谷の所に小川が流れていた。マップには川がない。うーん、やっぱりコースミスして違う所に来てしまったのだろうか。

送信者 sports

小さな川を乗り越えて、そこから先に行こうと考えたが全く道がない。台風なんかもあって木々が倒れまくっている。川を渡って山を登って越えようかとも考えたが、現在地が自分の認識と違っているかもしれないので、引き返すことにした。急な斜面を登って行く。なかなかタフだ。無事に来た道を戻り、物見山に。

送信者 sports

物見山から少し行くと、宿谷の滝へと右へ曲がる。メインの登山道を勢い良く走っていると見逃しそうなほどな場所だった。そこから山道を下って行き、道路に出てすぐにトレイルへ。まったく人は居ないのだが、とても走りやすく良いトレイルでワクワク。さらに、トレイルの横を綺麗な川が流れている。最高に気持がいい。

送信者 sports

汗でびしょびしょだったので、顔を洗ってさっぱり。すると突然公園に出た。ビックリ。宿谷の滝公園らしい。こんな場所に立派な公園。静かにキャンプするには最高だ。綺麗な川もあるし、平らな芝生もあるし、東屋もある。今度はテントを持って友達と来たい。公園を過ぎるとすぐに、宿谷の滝があった。勢い良く水が落ちて来ていた。水辺というのは気持がいいもんだ。このまま続くのかと思ったら、道路に出た。

送信者 sports
送信者 sports
送信者 sports

ギョギョ。マップを見ると確かに道路に出ている。しばらく道路を走って右にそれて富士山に行くみたいだ。しばらく道路を走り、道路が二つに分かれたのでマップの通り南側(右側)にそれて行く。その後すぐに、また右折する。道があり山へと入る階段があったので、そこを登って行ったが、行き止まり。お墓が1つあるだけだった。先に道はなさそうだったし、1人でちょっと怖かったのですぐに引き返した。周辺に登山道を探すもない。

道路が二つに分かれた所で右にそれたが、もっと真っすぐ走ってから右にそれるべきだったのかと思い、戻って真っすぐ進む。しばらく行っても道は1本のママ。おかしい、また戻ってさっき右にそれた道を行く。どんどんいっても登山道に入る場所がない。で、また戻って、真っすぐ走るとゴルフ場に。ああ、マップ上でも先に行きすぎたと気づく。何度も往復して、そろそろ地図をしっかり見るかという気持ちになってきた。

やはり最初に右にそれたところで合っている。ただ、すぐに登山道に入ろうとしたが、もう少し先に登山道の入り口があるっぽい。マップの細かい情報を見て、慎重に進む。田んぼの横のただのあぜ道だったが、マップ上はここが富士山へと通じる道だと判断して入って行く。しばらく、行くと登山道っぽくなった。ビンゴ!ここまで来るのに、時間がかかった。富士山はやっぱり、遠い存在だ。もう1キロだ。

送信者 sports

トレイルを走って行く。一回右に曲がらないと行けない。そこが粕坂というポイントだ。走って行くと右にトレイルが!ここだ!と思ったが、そこに粕坂との表記はないので、不安だったが、右に。残り500メートル。突き当たりを左に50メートルぐらい登れば山頂のはず。しかし、突き当たりっぽいところはない。何度か行ったり来たりすると、左に登って行けそうな場所があり、赤い紐が着けてあった。ココだ!ついに。

送信者 sports

木々をかき分けながら登る。この辺りが富士山山頂だ!と思うのだが、三角点もないし、「富士山」という看板もありやしない。近くを走って看板がないか探したが、まったく見当たらない。しかし、地図上はこの辺りが富士山の頂上のはずなのだ。こんなに分かりづらい所にある山なので、誰も来ないし看板がないのだろうと思い、写真だけとって帰って来た。

送信者 sports

それにしても、富士山に着くまでに迷った。さらに、分かりづらくて道なのかどうなのか分からない所をかき分けて走った。さらに、結局もうひとつの富士山は不確かなままだった。久しぶりに地図の細かい情報まで読み取って山を楽しんだ。メジャーな山には人が多いけど、こういったマイナーな山はどんどん道も朽ち果てていき、いつの間にか誰も入らない山になっていくんだろうな。登山道で渋滞するような山がある一方で、誰も入らない裏山が日本中に増えていく。いろいろ考えさせられるなかなか興味深い1日だった。

高麗川ゴルフ場、鶴ヶ島ゴルフ場、高麗神社を経て、高麗駅へと戻った。

送信者 sports

最後に水、食料、ライト、ロングスパッツ、長袖、レインウェア、軍手は初めての山に1人でトレランに行く時は欠かせないなーとつくづく思った。そして、高麗駅の周辺にはセブンイレブンもあるし、おしゃれなカフェもあるし、日和田山から物見山、宿谷の滝のコースはハイキングにもってこいだとも思った。最後に、富士山という名前だけに惹かれて秩父の小さな山に行く人は日本中にあまりいないと言うことも勉強になったw

初めまして。ヨガ。

もともと興味があったけれど、やったことがなかったヨガ。
別に女の人だけがやるって訳ではないけど、日本のヨガスタジオは女性向けばかりな気がする。
だから、なかなか男ひとりでは入りづらいから、やったことがなかった。

でも、今日、初めてホットヨガを体験して来た。
当初は朝の5時に起きて山に行く予定だったけれど、寝坊をしてしまって友達とヨガに行ってきた。

阿佐ヶ谷にあるヨガスタジオ。
行く前にホームページで調べ、電話もして男もOKと調べた上で。
でも、実際に店にいくと雰囲気は女性用の空間で友達と気が引けた。
けれど、意を決して受付に。

弱ホットヨガというもの。
ヨガマットを敷いて、バスタオルを敷いてヨガ初体験。
三日月の姿勢や、手を合わせて頭の上に伸ばして手の先を見たり、地面と平行に手を広げてバランスをとったり、合掌のスタイルだったり、四つん這いで呼吸をしたり、色々やった。
汗が出るので水もちょくちょく飲みながら。

ゆっくり動かしたり、一定の時間姿勢を保つので思っていた以上に筋肉がプルプル。
ホットヨガだけあって、汗がじわっと出てきた。

空間はやっぱり女性的でゆったりとした時間が流れる。
いつもはがさつな空間に居ることが多い。
自分の家もそうだし、山で走ったりと。

自分に取ってはちょっと非日常な空間。
女性的でゆったりとした空間だから、心が安らいだ。
床暖房でじんわりと温かい部屋で寝転がると、なんだか体がほぐれる感じ。

さらに、ヨガをして鼻から息を吸って、ゆっくり吐いて、腹式呼吸で呼吸を整えると、体の中を風が通り抜けるような心地よさがあった。
かなりインナーマッスルが鍛えられる感じがしたし、何よりもやっていて体がほぐれ不純物が抜けていく感じで気持よかった。
トレランの不整地を走る時にバランスが良くなるような気がしたし、体がほぐれてスイムのときの伸びも良くなる気がした。

毎日なんだかんだバタバタと生活していると、心と体を整える時間がないけれど、ヨガは精神と肉体に空白の時間を持てる感じがしてとっても良かった。
これからもヨガをやりたいと思う。

旅先の自然の中で、島を旅している朝とか夕暮れ時の砂浜で、山で泊まった朝にゆったりとヨガをしたら気持いいだろうなと思う。
旅ヨガ、登山ヨガ、これからもやっていきたい。

送信者 座間味島'08

付け足しで。
心も体も安らぐので、漲るエネルギーと言うか、闘争心はあまりなくなる気がした。
日常的にやりつつ、勝負のトレランレースなどの前はヨガを休んだほうがいい気も。