日別アーカイブ: 2011/1/8 土曜日

2010年をゆっくり巻き戻し

毎年1年を振り返っているのだけれど、今年もゆっくりと巻き戻しをしようと思う。
例年、旅とかランと言った様にジャンルで振り返っているので、そんな感じで。

それでは、2010年を巻き戻し。

まあ、
色々合った。
いろいろ。

◆走った
と言っても、ロードのレースにはほとんど出ていない。個人的に近所や都内をロングランした。唯一出場したロードの大会は、4月25日のチャレンジ富士五湖100キロマラソンのみ。初めてのロードの100キロマラソン。12時間30分を切って無事に完走できた。70キロすぎた辺りからかなり足が辛く、少し歩いたのが心残り。今年は東京マラソンにも出る予定で、フルマラソンを3時間20分代で走りたいと思っている。

◆山を駆け回った
奥武蔵レクロゲイニング、ハセツネ30K、外秩父七峰縦走42キロ、ロゲイニング菅平高原大会、北丹沢山岳耐久レース、富士登山競争 5合目コース、鋸山トレイルランレース、みたけ山トレイルランといくつもの大会に出場した。ロゲイニングは2010年に初めて参加したけれど、頭も体も使う遊びで非常に面白かった。トレランの大会では毎年出ていたハセツネに出場できなかったのが心残り。一方で、今年は大会ではなく個人的にいろいろな山に走りにいった。独りで山を走っていると、うまい空気と景色を駆け抜ける爽快感がたまらなく心地よい。

◆泳いだ
2009年末から始めた水泳。2010年はプールに良く通った。週に2,3回のペースで泳いだ。そして、海を泳ぐオープンウォーター(オーシャンスイム)の大会に初めて出場。思っていたよりも簡単に3キロ泳げたので、調子に乗ってトライアスロンに出場することにもなった。泳いだと言えば、夏に小笠原諸島に行って、イルカとドルフィンスイムをしたのも非常に思い出深い出来事だった。そして、素潜りをやりたいという気持が強くなった。泳ぎではないが、数年ぶりに小笠原諸島でダイビングもした、あの海に包まれるような感覚は胎児になったようで不思議な居心地の良さがある。

◆泳いだ、漕いだ、走った
オープンウォーターで気を良くしたので、ついに念願の自転車を買ってトライアスロンに参戦した。自転車に乗り馴れていないので、バイクのパートが一番辛く太ももにダメージがきた。けれど、トライアスロンは種目が次々に変わるので面白い遊びだ。せっかく自転車を買ったので今年もトライアスロンに出ようと思う。さらに、自転車で旅もしようと思う。

◆山に登った
山を走りに行ったのではなく、純粋な山登り。雪の大菩薩嶺雪の北横岳・縞枯山春の雲取山最高の天気でゆっくりと楽しんだ夏の北岳・間ノ岳縦走紅葉の飯豊山、そして年末に雪の赤岳といった感じ。山を走るのも楽しいけれど、ゆっくり景色を楽しみながら登り、鍋をしながらボールを飲み、テントから顔を出して星空を見上げるのはとても幸せだ。今年もちょくちょく山に行きたい。

◆旅をした
運動やアウトドアばかりで、今年は珍しく旅をしていないと思ったけど、意外としていた。まずは2010年の年始にはアラスカに。今まで星野道夫さんや植村直己さんという2人のゆかりの地ということでずっと憧れていた。マッキンレーを拝み、オーロラを眺め、北極圏の世界を体感して来た。冬の利尻島にツアーで参加。この参加メンバーの方々と仲良くなり、今でも頻繁に飲んでいる。春には種子島に。やはり大きなフェリーに揺られながら、デッキで海を眺めるのが大好きだ。夏には鳥人間コンテストを見に琵琶湖に行ったり、夏休みには念願の小笠原諸島へ。25時間以上船に乗り、現地ではイルカと泳ぎ、クジラを見て、夕日が沈む瞬間にグリーンフラッシュも。とても思い出に残る時間だった。偶然同じ船で友達が何人も小笠原に来ていたのも驚いた。長野の木崎湖に友達の展示を見にも行った。

旅や自然との戯れに関してはこんな感じ。

◆文科系
文化系のこととしては、L1グランプリという図書館のイベントに出たり、毎年恒例のForget me notに参加した。本を読んだ数はいつもより少なかった気がする。写真も旅では撮影したが、山も走ることが多くコンパクトデジカメですますことも多かった。2011年はもう少し、本を読んだり一眼レフで写真を撮って楽しもう。今年か来年の前半にまた写真を展示したいなと思う。

◆日々の暮らし
わが町の阿佐ヶ谷では、より町と親しんだ。2009年末に阿佐ヶ谷に友達がシンガポールから戻ってきたので、一緒に泳いだり夜な夜な飯を食べたり、お店に行って飲んだりとても楽しい阿佐ヶ谷ライフを過ごした。なんだか大学に入学して近所の友達と仲良くしているよな感じもする。他にも阿佐ヶ谷には友達がたくさん住んでいるので、誕生日を突撃でお祝いしに行ったり、道端で会ったりと阿佐ヶ谷ほのぼのライフを謳歌している。

旅や自然との戯れはいつもの延長線上であった。トライアスロンなど新たなことにもチャレンジしたけれど、あくまで延長線上でしかなかっ気がする。延長線上にあることは別に悪いことではないが、2011年はもう少し非連続な、今までとはちょっと違うことを初めて見たいとも思う。例えば楽器だったり、絵だったりといった様なことも。とは言っても、2011年前半の最大の目標である、UTMFという富士山の周りを100マイルすなわち160キロ、累積標高差8000メートルを完走するために、運動を真面目にすることになりそうだ。

とりあえず、年間の思い出をざっと写真で見ると、こんな感じ。
http://teratown.com/blog/2010/12/25/icaeaia/

アウトドア、スポーツ、旅の2010年はこんな感じ。

送信者 北岳と間ノ岳

実はこれらよりもずっと大きかったのは、自分の身の回りの環境の変化。
本当に近いところでいろいろあった。
自分が大人だと少しずつ思いはじめた。
それは、自分1人で楽しんでいればいいと言う考えから、自分1人じゃなく周りをサポートすることも必要という考えに。
言葉で言えば「長男だな、しっかりしないとな。」と。

自分自身のことで気づくよりも、友達や家族の変化など、身近な存在によって自分はもう大人なんだと気づきはじめた。
やっぱり自分一人では生きていけないし、そうした家族や友達など周りの支えがあってこそなんだなと思う。

そういえば、一人暮らしを初めて約9年で、最も岐阜に帰ったのが2010年だ。おそらく年間で15回ぐらいは岐阜に帰ったと思う。自分でも驚きだ。2011年もちょくちょく岐阜に帰ろうと思う。

送信者 ドロップ ボックス

少しばかり遅い2009振り返り

少し早い2008年巻き戻し

2006年どこへ行ったか?