川苔(乗)山へ山菜採りへ。
実は川苔山は3回目
1回目は滝を見に
2回目は川海苔とり
そして3回目は山菜採りに。
今の時期は新芽が美味い時期なのだ。メインターゲットはやはり「たらの芽」。もちろんその他にも新芽をたくさん獲る。友達が山菜図鑑を持っていたけれど、いちいち同定していると時間がないので、若々しい新芽を獲ることに。同定は家に帰ってから。
歩き始めると、鮮やかな新芽が目に飛び込んでくる。新芽のビビッドな緑と言うのはなんでこんなにも生命力に溢れ、美しいのだろうと感嘆する。新緑の山はいつも清々しく、自分も新しくなったかのような感覚を覚える。そして、夜露が残る新芽は職人が施した工芸作品であるかのように、繊細な姿を現してくれる。ついつい山菜採りを忘れて、新芽と夜露が作り出す造形に見入ってしまい、写真を撮りつづけてしまう。
そんなことをしながらも、新芽探し。しかし、たらの芽はそんなに簡単に見つからない。というか全然見つからない。誰かに獲られたタラの木はあっても、新芽がなけりゃ意味がない。しかたなく、他の新芽をたくさん獲っていく。春を感じながら、山を登っていく。この山が好きな理由は、登山道の横をいつも川が流れていること、そして滝があること。近くに水があるだけで、とっても涼しく感じて、気分がよいのだ。人間の3分の2は水でできていることもあってか、水を見ると心地よい。日帰りが十分可能な山だが、晴れた日に川沿いにテントを張って焚き火をして、友達と語らい、音楽を聴きながら、空を眺めるのも楽しい山だろう。4回目はそんなことをしに来たい。
最近の奥多摩の山は何処もそうだけど、木々が折れ倒れている。強風なのか、雷なのか、間伐が行われず地盤が弱まっているのかは定かではないが、登山道は荒れていた。しばらく行くと頂上に。頂上からの長めはなかなかいいが、曇っていたのが残念だった。昼食をとり、下山。まだタラの芽はゲットできていない。獲れなかったら駅前で買おうと言う弱気な発言まで飛び出した(笑)。自然の中から目的の食べ物を探すことは難しい。
どんどん降りていく。もう山を出てしまうというところで、タラの芽1号を発見!するとその辺りにはいくつもあった、6、7つのタラの芽をゲット!太陽が当たる斜面にあったのだ。標高も低いところだった。こんな条件の場所にタラの芽は育ちやすいのかな?と、次回へのいい教訓。人はこうして学習し、食べ物を得ていく。動物の本能だ。最後はルンルン気分で帰宅。
友達の家で、天ぷらにしてタラの芽などをいただく。美味い!美味い!生き生きとした新芽を食べると、体にエネルギーが満ちてくる感じがした。春を感じた日。
teratownさん、こんばんは。
いっぱい採れたねー。
おいしかった?
タラの芽は標高の低い比較的日当たりのいいところにあるから、
すぐに地元の人やハイカーに採られちゃうよね。
来年の春、長野県の大鹿村に行こうか。
懇意にしているおばちゃんが山村体験館をやっていて、
1泊2食でなんと5000円。
なのに、teraちゃんでも食べきれないほどの山の料理。
囲炉裏を囲んで飲むイワナ酒は絶品だよ。
山菜も、タラの芽、破竹、ウド、ノビル、ワラビ、ゼンマイ…。
絶対に楽しくて、帰るのが嫌になることは保証しますよ。
※酔っていないから、これを言ったことはたぶん忘れない。
もうそんな時期か。
タラの芽の天麩羅はたまらんね。日本酒できゅっとやりたいものだ。
祖母の家の裏山にいっぱい生えてたから思い出したわ。
momomoさん
とってもおいしかったです。
自然の恵みを頂いている感じがしました。
長野の宿はいいですね。
お得でおいしそうで。
ぜひぜひ行ってみたいです。おばちゃんから、いろいろな話しが聞けそうで楽しそうですね。
いけさん
もう、そうな時期だよ。
季節はあっという間に巡るよなー。
裏山にいっぱいっていいな。東京だとなかなか見つからないもんなー。
自然の恩恵を味わうことを実感しながらクラスってのはいいな。