月別アーカイブ: 2008年9月

I believe I can fly

単刀直入に言うと、「空を飛びたい」
猛烈に空を飛びたい。

夢でも、空を飛ぶ夢を見る。
夢の中では、体ひとつで空を飛ぶ。
直立した姿勢で、地面と水平になって飛ぶ。
歯を食いしばるとスピードが出る。
そんな夢を見る。

中学のグラウンドにスペースシャトルが僕を迎えにきて、乗り込んで宇宙へ行く夢も見た。

夢だけじゃなくて、現実でも空が好きだ。
飛行機が好きだ。
モーターパラグライダーやウルトラライトプレーンにも興味が凄く強い。
でも、できるだけ、生身の体で空を飛びたい。
だから、スカイダイビングもした

小さい頃に、二宮忠八の本を読んだ。
黄色の表紙だった。
強烈に記憶している。
カラスをモデルにして、飛行機を作ろうとした日本人だ。
彼の飛行機が出来上がる直前に、ライト兄弟が空を飛んだ。
1903年のことだった。

インドのドミトリーで一緒だった兄ちゃんと話していた。
彼は東北大学のサークルで鳥人間コンテストに出て、パイロットとして3位になった人だった。
質問攻めにして、いろんなことを聞いた記憶がある。
翼の素材や設計に関して、準備期間、パイロットの体力の付け方など。

青い空を見るだけでワクワクする。
数年前に行った、飛ぶ夢を見たという写真展も強く記憶に残っている。

そして、今は写真展のために写真の整理をやっている。
すると、空が好きなんだなと思う。
空の写真がかなり多いのだ。
いつの間にか空を撮っている。

動物が見たいというより、青い空に引き寄せられてガラパゴスに行った。
チベットも空が青いことに魅了された。
ボリビアの青い空も忘れられない。
部屋にも青空の写真が何枚も貼ってある。

空に対してとりとめもなく色々書いたが、ようは「空を飛びたい」。
鳥人間になりたい。鳥人間コンテストに出たい。

プロペラ部門は難しいので、まずは滑空部門で出てみたい。
設計図の書類審査があるので、設計図を書く必要がある。
全く知識がないが、調べて、いろんな人に聞いて出たい。
本気で出たい。
来年が無理なら、再来年まで準備してでも出たい。

空を飛びたい。
設計できる方や、流体力学とか詳しい人教えてください。

機体設計における解説があった。
http://www.ytv.co.jp/birdman/formular/bn/formular01.html

広島大学 設計図など
http://birdman.hiroshima-u.ac.jp/body/

早稲田
http://portal.nifty.com/special05/09/23/

人力飛行機製作法
http://kurumetori.blog63.fc2.com/blog-category-7.html

送信者 いろいろ

[日の出と共に飛ぶ鳥](PENTAX K10D DA18-55mm ISO: 100 露出: 1/750 sec 絞り: f/5.6 焦点距離: 55mm)

「つながる旅の記憶~寺町健 写真展~」
期間:9月30日(火)~10月5日(日)
   12:00~20:30(Fri ~22:00、Sun ~20:00)
場所:ウナカメラリーベラ
   中野区中野2-12-5 メゾンリラ101
   最寄り駅は中野駅になります。
   お茶やランチもできます。
   詳細はこちら

ああ、大人な子供「1999年、夏、沖縄」byMr.Children

先日CD屋に行った。
渋谷のタワレコだ。
中学ぐらいのときはCD屋へよく行った。
ラジオで音楽を聴くことと、CD屋へ行くことはセットのようだった。

しかし、大学(高校?)ぐらいから音楽はネットで落とすか、ネットで買うようになった。
最近はyoutubeも多くなってきた。
データだけではなく、CDのジャケットなど実際に存在するということにうれしさを感じつつ、CDからは離れた生活だ。

小さい頃は毎日ラジオで音楽番組を聞いていた。
NHK FMのミュージックスクエアなんて番組を聞いていた。
小学校や中学時代にラジオで聞いていた歌手を今でも覚えている。
しかし、その時ラジオで聞いていただけで、その後も追っかけている訳ではない。
だから、今も歌手として活動しているか、解散したかは定かではない人たちが多い。

CD屋には、たくさんのCDが並んでいた。
CDの販促用にポップもたくさん作られている。
そんなポップに、当時ラジオで聞いたミュージシャンの名前が何組もあった。
目に入っただけで4、5組はあったと思う。
新しい曲を出して活動しているのだろう。

ああ、俺が全く知らなかっただけで10年ちょっとの間も、もちろん活動していたのだ。
曲を作り、CDを発売し、ライブをして。
その間にどんな曲を作ったかは分からないが、色々な人のそれぞれの日々が平行して進んでいっている。
そして、時がたちまた一点で交差する。

そんな時、僕の全く知らない世界が、動いている。
そんなことに、喜びを感じる。
僕は全てを知り得ない。
そんな当たり前のことに気づき、世界の圧倒的な存在に自分の小ささを感じ、喜びを味わう。
どんなに自分ががんばっても、たどり着きようのない世界、分かりようのないこと、成し遂げれないことがあることに気づくとうれしい。
圧倒的な存在を知ることで、ほっとする。

小学校の高学年頃から高校ぐらいまでだろうか、ミスチルが好きだった。
発売日にCDなんかを買ったり、テレビを見たり、ラジオで彼らのを聞いていた。
そんな思い出がある。
かといって、どの曲に思い入れがあるという訳でもなく。
この曲を聞くと、あの時のある出来事を思い出すということもない。

youtubeでwe are all aloneという曲を聴いていた。
その流れで、なぜだかミスチルの曲に流れ着いた。
その曲は、「1999年、夏、沖縄」だった。
物悲しさのある、この曲を夏の終わりの夜中に聞いた。

ああ、あれから9年経ったのか。

僕が初めて沖縄に行ったのは、今年の5月。
沖縄はもう暑かった。
Tシャツが汗で体にへばりついた。
そんな、沖縄だった。

この曲を聴いた、当時が漠然と思い起された。
ああ、なんだろう。
夏の終わりの夜。

とりあえず、夏を伸ばしたくて、また明後日から沖縄へ行く。

送信者 八重山2008

[西表島 船浮きの夕暮れ](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 400 露出: 1/8 sec 絞り: f/4.0 焦点距離: 16mm)

「つながる旅の記憶~寺町健 写真展~」
期間:9月30日(火)~10月5日(日)
   12:00~20:30(Fri ~22:00、Sun ~20:00)
場所:ウナカメラリーベラ
   中野区中野2-12-5 メゾンリラ101
   最寄り駅は中野駅になります。
   お茶やランチもできます。
   詳細はこちら

鮮やかではない人生

人間生きていれば、うまくいくこともあれば、うまくいかないときもある。
人生万事塞翁が馬だとつくづく思う。
うまくいっている時は自分もノリノリだし、何もかもうまくいく(ように感じる)。
さらに、うまくいっている時は、人も寄ってくる。ちやほやされる。

でも、人の本当の魅力というものは、うまくいっていない時に表れると思う。
色々な物事がうまくいかないと、周りから人がいなくなっていく。
それが、世の中だ。

いや、本当はうまくいってようが、うまくいっていまいが、人間の魅力は関係ないと思うのだが。

ある人がうまくいっていない時にでも、他人を魅了するような人は、とてつもなく自分の軸を強く持っている。
かっこいい。俺はそう感じる。

これと同様に、何か分かりやすい、目立つ実績(行為や行動など)を残した人は、ちやほやされやすい。
何と言っても、周りから見て分かりやすいから。
行動の結果や実績というのは、それほどのインパクトを持っているのだろう。
確かに実際に行動したと言うことは、圧倒的なことで、ものすごいことだと思う。

一般的にそういったことで人は評価を受けるものだ。
目立つような実績がないと、周りから評価を受けにくい。

「行動学入門」という三島由紀夫の本を思い出した。
「行動とは何か」という章にこんな一文がある。

行動は迅速であり、思索的な仕事、芸術的な仕事には非常に長い時間がかかる。しかし生はある意味では長い時間がかかり、死は瞬間に終わるのに、人々はどっちを重んじるだろうか。

上手くいってようが、上手くいっていまいが、それでも、自分の道をつらぬく。
周りから評価を受けていようが、周りから全く認めていなかろうが、自分の道を歩む。
周りから注目を浴びようが、浴びまいが。
これこそ、本物だと思う。
(とは言いつつ、認めてもらいたい気持ちはあるし、不安はあると思う。)

だから、うまくいっていない時でも、応援し続けてくれる人は信じられる。
そういった人は表面的なことで、人間を判断していないんだなと思う。
裏切られないという安心感がある。

どんな実績や結果であろうと、その人の今現在そのものであろうと、それに達するまでの紆余曲折いろいろとある。
そんな結果が表面的な結果であり、その人の「今」である。

しばらく前に野茂が引退したが、日々の地味なトレーニングが彼の野球人生のほとんどだ。
話題にならないときの彼の選択、行動に野茂英雄という人間の魅力が詰まっていると思う。
ベネズエラリーグで戦っていた時、どこの球団にも属していなかった時、マイナーで調整していた時。
自分でもコンチクショッ、やってらんねー。苦虫を噛んだこともあるんだろうと思う。
そんな時でも、心の奥底では野球をやりたい気持ちが強くあった、そして自分を信じていた。

華やかではない、鮮やかな人生でない時にこそ、人間の本心が表れ、その時こそ人間の真の姿が現れる。
そんな、愚直な野球への想い、行動に魅了される。
自分の中にある自分の生き方の美学、これだけは何があろうと守って生きているのだと思う。
それは、たとえ法律違反のことであろうと、自分の貫きたいこと、貫くと決めたことは貫く思い。
絶対に譲れないもの。

鮮やかではないときにこそ、人間の真の姿が浮き彫りになる。
人間の鮮やかではない人生に惹かれるものがある。

送信者 大分、熊本、宮崎

[波に打たれる流木](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 100 露出: 1/30 sec 絞り: f/8.0 焦点距離: 20mm)

「つながる旅の記憶~寺町健 写真展~」
期間:9月30日(火)~10月5日(日)
   12:00~20:30(Fri ~22:00、Sun ~20:00)
場所:ウナカメラリーベラ
   中野区中野2-12-5 メゾンリラ101
   最寄り駅は中野駅になります。
   お茶やランチもできます。
   詳しくはコチラ

《お知らせ》「つながる旅の記憶 ~寺町健 写真展~」

「つながる旅の記憶 ~寺町健 写真展~」

9月30日(火)から10月5日(日)まで中野で写真展をすることになりました。
今までの旅で撮りためた写真を30枚ぐらい展示する予定です。
お時間ある方は、気軽にいらしてください。

旅の写真を展示する予定です。
今までちょこちょこと旅をしてきましたが、想像をできないような「つながり」の連続でした。
それは旅をしている最中も、旅が終わってからも続きました。

人とのつながりが最も印象的ですが、自然のつながり、生命のつながり、また自分の思考のつながりなど。
海が繋がっている、空が繋がっている、大地が繋がっている、人が繋がっている、自分がつながっている。
そんなつながりを肌で感じてきました。
何もかもが独立している訳ではなくて、つながって影響を与え合ってるんだな。
そんなことを思います。

今回の写真展も色々なことがつながって機会をもらいました。
こういった、パブリックな場所を持てるのはうれしいものです。
普段会うきっかけがない友だちとも会えるチャンスがあるから。
こういった機会をもらって、本当に感謝しています。

DMが欲しいという方がいらっしゃいましたら、こちらに住所とお名前をメールいただければと思います。
mail

詳細はコチラ。

「つながる旅の記憶~寺町健 写真展~」
期間:9月30日(火)~10月5日(日)
   12:00~20:30(Fri ~22:00、Sun ~20:00)
場所:ウナカメラリーベラ
   中野区中野2-12-5 メゾンリラ101
   最寄り駅は中野駅になります。
   お茶やランチもできます。

   http://www.unacame.com/access.html

金曜の夜と10月4、5日(土、日)の午後以降は会場にいるようにします。
電話やメールなどくだされば、確実にいますので、お気軽にお越し下さい。


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送信者 いろいろ

[準備をしております。けっこう大変。](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 800 露出: 1/15 sec 絞り: f/8.0 焦点距離: 28mm)
DM URL:
http://teratown.com/DM1.jpg
http://teratown.com/DM2.jpg

年を取ったら綺麗にしよう

ちょっと前に気がついたことがある。
年を取ったら綺麗にしよう。と言うこと。

若いうちは若さ故にだらしがなくても、まだ見てられる。
肉体的にも若いということは、それなりの生命力を感じる。
いきいきとした感じがある。
もちろん、若いときはこれからくる未来にも夢や希望を感じている。
そんな精神も希望で満たされている。
だから、カッコウが多少だらしがなくても、生命力や希望でカバーしているから見てられる。

ただ、若いからだらしがなくても許せるが、歳をとってだらしがないとみっともない。
みっともないというか、見窄らしい。

年を取ると肉体的にも衰えてきて、そこにはみなぎる生命力というものは存在しない。
すげー運動している人は別だが、だいたいの人は衰えて行く。
精神だって、希望がなくなるという訳ではないが、大いなる夢を抱き、それの為に邁進する人は少ない。
漲る生命力というのは薄れて行く。
これは、もちろん自然なことであると思うが、一般的なまぎれもない事実である。

だから、年を取ってだらしがないと、トリプルパンチだ。
肉体も精神も見た目も。

年を取ったら、自分の意志でなんとかできる、見た目はこぎれいにしていたいものである。
高い服を着て、今年の流行を調べて、ということではなく、こぎれいにしている、しっかりしている、そんな感じ。

年を取っていきなり綺麗にすることも、難しいと思う。
だから、少なくともだらしがないということはやめようと思う。
気をつけようと思う。。。

送信者 大分、熊本、宮崎

[夜神楽@高千穂](モデル: PENTAX K10D SIGMA70-300mm ISO: 1600 露出: 1/25 sec 絞り: f/4.5 焦点距離: 70mm)

「つながる旅の記憶~寺町健 写真展~」
期間:9月30日(火)~10月5日(日)
   12:00~20:30(Fri ~22:00、Sun ~20:00)
場所:ウナカメラリーベラ
   中野区中野2-12-5 メゾンリラ101
 最寄り駅は中野駅になります。
   お茶やランチもできます。金曜日の夜と土日はいると思います。
http://www.unacame.com/access.html