月別アーカイブ: 2010年1月

8年ぶりにセンター試験を解いた理由

センター試験を受験したのは2002年だから8年前のことになる。8年ぶりにセンター試験を解いてみようと思ったのは、センター試験が実施されたと言うニュースを聞いた時だった。なぜ大学入試をするわけでもないのに、今さらセンター試験を解いてみようと思ったのか。ひと言で言えば、当時と今の自分の違いを知りたかったのだ。

数学ではどれほど公式を忘れてしまって、解くことが出来ないのか。逆に公式などは分からなくても、原理的に考えることによってどの程度解けるのかを知りたかった。結果的には、半分程度しか解けなかった。問題を見るとこんなような問題を良く解いたなと思っても、解を導く道筋を思い描けない。残念だったけれど、数学の頭を使わなければ時とともに能力は落ちていくということを見せつけられた。ただ、当時の勉強が無駄だったとは思っていない。今はもう点数には現れないけれど、日々の思考の一部を担ってくれていると思う。

そして、最も解きたいと思っていたのは国語だ。僕は高校時代までほとんど本を読まなかった。当時、国語(現代文)のテストは苦手だった。当時思っていたことは、本(文章)を読んでどのように理解し読み解くかは個人によって異なるのだから、設問作成者の考え、すなわちひとつの答えを強要することはおかしなことである。こんな風に考えていた。

それから8年が過ぎた。ただ年齢を重ねただけといえばそれまでだが、高校時代とは変わった点がある。それは本を読むようになったこと。そして色々な価値観や考え方の知識を得た。それだけではなく、本や経験を通して人が抱く感情の変化を当時よりは感じとれるようになったこと。この変化があれば、現代文は解けるのか?解けるのであれば、高校時代の僕はいいわけをしていただけかもしれない。当時センター試験に対して考えていたことは正しかった(-あくまで現在時点での正しさ-)のか、間違っていたのかを検証してみた。

国語を解いた。結果としては現代文の設問は7割ぐらいの正答率だった。論理的に整理して読めば答えれる設問もあるが、何とも選択しづらい設問も存在する。文章を読んでいて、当時の理解よりも深く理解できているという感覚はあった。しかし、間違った設問、答えを導け出せないと判断した設問があった。それらに関しては高校のときと同じ考えを持った。

まだまだ、自分の能力が至らないからこのような考えに至ったということもあるかもしれない。でも、自分の中での再確認を行って、受験問題に対する考えを持つことが出来たことは良かった。感覚だけで批判をしなくて済むようになったことは、証明書を得たような感覚だ。

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あの人に会いたい「植村直己」と「星野道夫」

NHKで「あの人に会いたい」という番組が放映されています。2月2日には植村直己さんと星野道夫さんの回が連続で再放送されるようです。

植村直己さんが好きな人は、星野道夫さんも好きで、星野道夫さんが好きな人は、植村直己さんも好き。どちらか一人が好きというよりも、二人とも好きと言う人が僕の周りに多い気がします。この二人が行ってきたことは異なるけれど、その行為の元となる考え方が共通しているんだと思っています。だからNHKの担当者も連続で放映することにしたんだろうな~。

このブログで最も名前が出てくる回数が多い二人だろうと思います。年末年始に訪れたアラスカもこの二人の存在がきっかけでした。二人に対する思いもこちらにあります。

興味のある方は番組をぜひ見てください。

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雲に浮かぶマッキンレー(デナリ)

2010年2月2日(火) 午後2:30~2:40 NHK教育
植村直己 (冒険家)
物資に恵まれている中では 人間本来のものは失われている

日本人で初めてエベレストの頂上に立ち、世界で初めて5大陸の最高峰制覇を成し遂げた。北極圏12000km、自給自足単独の旅を終えたあとのインタビューを、植村の冒険の軌跡と共に紹介する。元になった主な番組は、1977年放送の「明るい農村・この人に聞く~植村直己~」。

2010年2月2日(火) 午後2:40~2:50 NHK教育
星野道夫 (写真家)
緊張感を持って生きる喜び

アラスカを生活の基盤に動物や自然・人々の暮らしを撮影した。20歳の夏休みに旅したアラスカに魅せられて、アラスカに住みたいがために写真家になったのだと言う。37歳の時のインタビューで星野道夫は、“どこにでも熊が出没するアラスカにいて銃は基本的には持たない”という自らの哲学を独特の優しみのある口調と表情で語り残している。

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マッキンレー

あの目は何を見ていたのか

僕が乗っていた電車が、向かいの電車と同時に発車した。同じような速度で電車が並走し、向かいの電車はあたかも止まっているかのように見える。毎日電車に乗っていると、たまに遭遇する出来事だ。

向かいの電車に乗っていた人を何気なく見ていた。すると小さな男の子と母親が窓際に立っていた。お母さんは男の子に何かを話しているようだったが、その子は何かに取りつかれたようにこちらの電車を見つめていた。初めてこんな出来事に出会ったのだろうか。

まるでニュートンが落ちていくリンゴを見つめた時のように、目を見開いてこちらの電車を見つめていた。まっすぐに立ち、目を大きく開けて、窓越しに止まっているかのような電車を見続けていた。

そんな新たな発見を味わう少年の日々の生活。今までの概念を越えたことに出会い、驚き呆然とする。呆然としながらも必死で何が起こっているのかを理解しようとする。彼は止まったかのような電車に何を見ていたのだろうか。

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アラスカ物語3 オーロラを見上げた夜

前回のアラスカ旅日記はこちら「アラスカ物語2 アラスカに来て一番最初に訪れた場所。それは・・・」

朝起きるとベルマおばちゃんに、「昨日の夜はオーロラが見れたらしいけど、見た?」と聞かれた。それを聞いた瞬間、しまったと思った。「見てないです、寝てました」と苦虫をつぶしたような表情で答えた。言うならば目の前にある獲物を逃してしまったチーターの様な、最後の一人にヒットを打たれノーヒットノーランを逃したような気持ち。目の前にあるにも関わらず逃した悔しさ。しまった。やってしまった。すぐそこにあるのに、見れなかった。何と言うことだ。

そして、何時頃どの方角で見れたのかをベルマおばちゃんに聞いたが、いつものことだから外に出てもいないらしい。聞いた話しでよく分からないと言う。なんてこった。今夜は絶対に見逃せない。そう心の中で誓った。

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淡く広い空

昼は家の中にいてもやることがないので、スノーマシーン(スノーモービル)で近くの森を駆け巡ることにした。ベルマおばちゃんの息子で40歳ぐらいのジョージと外に出る。このジョージはいつも冗談ばかり言っている陽気な兄ちゃんだ。スノーマシーンのガソリンを入れてエンジンを駆けて、さあ出発。と思ったら、ガソリンを間違えたと言ってガソリンを抜き始めた。今日はいつもより寒いから、もうひとつのガソリンの方がいいとのこと。気温によってガソリンを代えるのかと思いながら、しばし待つ。

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スノーマシーン

やっと準備が整った。とても寒いというので上半身はTシャツ、長袖シャツ、フリース、インナーダウン、アウターダウン。下半身はタイツ、薄手のズボン、ズボン、雨具ズボン、ウィンドブレーカーのズボンとありったけの服を着込んだ。やっと出発。ロッジの近くの森をグルグルと回る。もちろん標識もないし、まっ白な森の世界に縦横無尽に細い道があるので自分が何処にいるかなんて分かりっこ無い。そんなところを走る。人の気配は全くない場所だ。ただ、雪に包まれた木々があるのみ。

動物の足あとを見つけては、近くに動物がいないかを探す。そして、木々の切れ間から夕暮れの空を眺める。そんな心が研ぎ澄まされる時間を過ごす。突然ジョージが止まり、小声で何かを話しかけた。彼の指差す方を見ると、大きなムースが木々の間に寝ていた。その大きな角にはわずかに白い雪が積もっていた。おお、ムースだ。700キロぐらいあるというから、その大きさが想像できるだろう。目の前に現れたムースを見ていると、自然の中で人が生きていることに改めて気づく。写真を撮ろうと思ったら、ムースが人間の存在に気づきムクッと動いたので、我々は逃げた。ムースはかわいいとばかりは言っていられないほど危険な動物なのだ。

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夕焼け空

だが、30分も乗っていると手と足が千切れそうになるぐらい冷たい。靴下は3枚はいているし、手袋も2重なのに。慣れてくるとジョージが飛ばす。飛ばす。風を切って飛ばす。凸凹の雪もあるのでスノーマシーンが飛び跳ねたりする。寒いのとおっかないのと、ドキドキだ。動力の着いた乗り物は精神的に苦手だ。スノーマシーンの前の部分にはスキー板が2つ、後ろはキャタピラが着いている。この後ろに着いているキャタピラが回転することによって進む仕組みなのだが、キャタピラに足が巻き込まれたらと思うと怖い。後日、犬ぞりにも乗った。実は犬も苦手なのだが、スノーマシーンと比べると圧倒的に犬ぞりの方が心が落ち着いて乗ることが出来た。やっぱり自然の力の方が穏やかな気持でいられる。

楽しくもあり怖くもあったスノーマシーンで遊び終えると「今夜はオーロラが見えるかもしれないよ。」とジョージが言った。空に雲ひとつない天気だと見える可能性が高いと言う。その言葉に期待を抱きながら夜を待った。夕食をとり、日記を書き、本を読んだ。そして夜中に備えて仮眠をとった。

送信者 ALASKA 2009

星空

22時ぐらいから30分おきに外へ出て夜空を眺める。オーロラは出ていないかなと、夜空をぐるっと360度見上げる。無数の星は散らばっているけれど、オーロラらしきものは見当たらない。12時ぐらいまで、そんなことを繰り返した。でも、オーロラを見逃したくないという気持がおさまらず、服を着込んで外で待つことにした。夜空の写真を撮りながら、カメラの寒さ対策、ピントの調整、シャッター速度の感覚を掴んだりとオーロラがいつ現れてもいいように準備をしていた。

その時は、ひっそりとやってきた。西の空を見ているとうっすらと緑色の帯がある気がした。はたしてオーロラなのだろうか。薄く白い雲のようにも思える。分からない。カメラで撮影するとオーロラならば緑色に写ると聞いていた。そこで、オーロラと思われる方向を向けて撮影。するとカメラの液晶に写った色はまぎれもなく鮮やかな緑だった。あれは、オーロラなんだ。そんなことを思っていると、徐々にオーロラは大きくなり色が濃くなってきた。あ、これだ。オーロラだ。ついにオーロラが出た。極寒のアラスカで一人、オーロラを見て胸の奥底から沸き上がってくる喜びを爆発させた。オーッと思わずうなり声が出た。

送信者 ALASKA 2009

薄らとしたオーロラ

確かにきれいだ。きれいだ。けれど、それよりも不思議だ。ミステリアスだ。夜空に緑色の帯が舞う。レースのカーテンがそよ風に揺れるように、薄緑色のオーロラがゆらめく。オーロラは常に形を変え、何かに操られているようだった。まるで操られながら生きているようだった。そして、大いなるものが宇宙からのメッセージをオーロラを通して伝えているかのように、オーロラは我々に何かを問いかけているような気がした。

送信者 ALASKA 2009

オーロラ

そんな強弱を繰り返すオーロラを一人で眺めていると、ジョージが出てきた。ジョージは見慣れたもんだといった感じで、カメラを取り出して写真を撮影し始めた。彼も写真が趣味のようだった。オーロラが消えるとジョージと会話を楽しんだ。また30分ぐらいするとオーロラが出るかもしれないよと言い残して、彼はロッジの中へ戻っていった。僕は、この興奮を抑えることが出来ず、夜空を見上げつづけていた。しばらく、するとまた薄らと夜空に緑色のカーテンが現れた。これはオーロラだ。1度オーロラの出現を見て感覚を掴んだのか、2度目はすぐにオーロラと分かった。

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オーロラを眺めていると、時間が過ぎるのを忘れてしまう。もっと正確に言えば時間という概念が存在していることを忘れ去ってしまう。さらに寒いことにも気づかない。おそらくマイナス30度か40度で寒すぎるはずなのだがそれすら気にならない。それほどまでに、オーロラは何かを感じさせてくれる。そんな不思議な存在だった。明け方の4時ぐらいになり、眠りにつくことにした。

アラスカ旅日記の続きはこちら「アラスカ物語4 日が昇らないアラスカX’masの朝」

久しぶりに早起きして大菩薩嶺へ

金曜日の夜は友達と1.5キロほど東京体育館で泳ぎ、友達が働くケバブ屋さん@阿佐ヶ谷で飲んだ。翌日は早朝から山に行こうと考えていたので、起きれるか心配だったが4時30分に起きた。実は先週の日曜日に塔の岳へ行ったのだが出発が遅すぎて途中までで帰ってきていた。今回はちゃんと登ろうという気持もあって、起きれたのだろう。まだ外は真っ暗だった。準備してあった山登り用の服に着替え、カバンを背負う。使い慣れた登山靴を履いて、出発。駅に行く途中、コンビニに立ち寄り水とおにぎりとパンを買う。

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大菩薩峠登山口バス停

高尾駅で乗り換えて、塩山駅で下車。接続しているバスに乗る。行きの道中はほとんど寝ていた。30分程で大菩薩峠登山口に到着。このバスに乗ってきた登山者は3、4人のようだ。準備をして、8時ぐらいに登り始める。今日は天気が非常に良く気持がいい。登山日和でありカメラ日和。

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第一展望台からの眺め

しばらくアスファルトの道を歩く。道路と並走する登山道を歩きながら先へと進む。千石茶屋から登山道へと入る。枯れ葉が積もっていてふかふかした道だ。ところどころ、枯れ葉の下にある雪が凍っていた。このあたりは木々があるので、見晴らしが良くない。小鳥のさえずりなんかを聞きながらひたすら登る。暑くなったので、長袖のシャツになる。しばらく登ると第一展望台。木々の隙間から町並みと雪をかぶった山々が見える。おそらく南アルプスじゃないかな?と思いながら眺める。

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第2展望台からの眺め

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また登って行くと第2展望台。眺めの良い場所が定期的にあると自然と立ち止るので良い休憩になる。カバンを降ろして、腰を降ろす。何も音のしない世界に時おり小鳥のさえずりと風の音がする。ヒンヤリとした風を感じながら、背伸びをすると早起きして山に来てよかったなーと思う。心がほぐれる。旅にしろ山にしろ出かける前は早起きや準備などが億劫になることもあるが、いつもやっぱり来てよかったと思う。旅とはそんな魔法を持っている。

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上日川峠(ロッヂ長兵衛)

1時間半程で上日川峠(ロッヂ長兵衛)に到着。標高1600メートルにあるおしゃれなロッヂ。実はここまで登山道と並走して道路もあるので、こんなに素敵なロッヂがあるんだろう。ブナやミズナラが落葉し、地面には笹が植生している。枝しか無い木々の間から太陽の光がさんさんと降り注ぐ。それにしても気持が良い天気だ。空は真っ青だし、空気はひんやり気持がいい。福ちゃん荘に到着し、大菩薩峠方面へと歩を進める。

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富士山

ちょっとだけ雪や凍った部分もあるが、よけて歩いて行く。福ちゃん荘からすぐの場所に富士見山荘があった。ふと顔を横に向けると、目の前に富士山がそびえていた。でっかいな。美しいな。いつ見ても富士山には畏怖の念を抱く。ここの見晴し台から富士山を眺め、食事をとることにした。富士山に別れを告げ、再度登る。雪が出てきたが、深くないし登山道も広いので登りやすかった。青い空に白い雪、そして茶色い木の幹。

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大菩薩峠

介山荘が見えると、大菩薩峠がそこにあった。11時10分に到着、ここまで3時間程度。ここは頂上ではないが、頂上の見晴らしが悪いらしいので景色を眺めたり写真を撮る場所になっている。晴れているから余計に景色が良く、ゆっくりと景色を眺めた。また富士山を眺めることが出来た。アップダウンを繰り返すと大菩薩嶺の頂上はあった。(12:15に頂上着)頂上は噂通りの場所だった。周りは木々に囲まれ見晴らしは悪く、小さな看板がひとつあるのみ。注意してみていなければ、頂上に気づかず通り過ぎてしまいそうな場所。

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富士山

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飛行機雲

ここから丸川峠方面に行き下山する。こちらの方が雪が多かったが、アイゼンが必要な程ではなかった。せっかく持ってきたので、少し急なところでは軽アイゼンをつけストックを使った。林の中をすたすたと歩いて行く。お腹も減ったので日当りが良いところで休憩。ぽかぽかと体が温まり元気が出てくる。こうして立ち止ると、歩いていると気づかないことに気づく。キツツキなのか木をコンコンと突く鳥の音、空を飛んで行く飛行機、雪の上に落ちた木の実、動物の足あと、赤い色をした動物の糞。ちょっと立ち止るだけで、見落としていたものがたくさん目の前に現れてきて、世界が広がってゆく。様々なことの重なりで世界は成り立っているんだということを感じられるし、ひとつひとつのモノや出来事をきっかけにそれぞれの背景を想像することができる。木を突いてエサを探しているのか、家を造っているのか。あの飛行機は何処へ飛んで行くのだろう。北陸かそれともヨーロッパなのだろうか。どんな人たちがどんな気持を抱いて乗っているのだろう。赤色の糞というこは赤い実を食べたのかな。連想ゲームのように想像が広がっていくと、生き物の息づかいなどを感じ親近感を抱く。そしてそれらが自分と繋がっている大切なものに思えてくる。

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足あと

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木の実

そして13時40分に丸川峠(丸川荘)に到着。この山荘はトタンで出来た小さな作りであったが、その姿がレゴで出来た家のようにかわいらしく思えた。ここからは荷物が無ければ走りたくなるような道が続いた。14時30分過ぎに下山し、バスで塩山駅へ行き電車で戻った。

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丸川荘

日帰りの山登りも楽しいのだけれど、泊まりで行った方がより楽しいなと思った。早い時間に空の下で夜ご飯を食べて、テントの中に入り寝袋に潜り込む。本を読んでいる間にうとうと寝てしまう。夜に目が覚めて、ヘッドライトをつけてテントの外に出ると満天の星空。翌朝、熟睡とは言いがたい眠りから覚めると、ありがたい太陽が地平線から昇ってくる。こんな時間が山の醍醐味だと思う。
日帰りの登山は楽しいんだけど、トレーニングみたいになるなー。特に一人だと。もちろん心の持ち様で、感じかたは全く異なるんだろうけれど。

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持ち物

◆服装
速乾性Tシャツ
速乾性ハイネック長袖シャツ(LoweAlpine)
フリース(ユニクロ) 寒い時だけ使用
ハードシェル(Lafuma)高機能な冬登山用ジャケット 赤色
タイツ (ユニクロ)
冬用速乾性パンツ(LoweAlpine)かなり高機能なズボンで良い。
耳当てつきゴアテックス帽子(LoweAlpine) 使用せず
防水手袋 寒い時だけ使用
登山靴(Danner)
バックパック30L(ミレー)
ハイドレーション(モンベル)
軽アイゼン(snowpeak)1カ所だけ使用
スパッツ(登山靴とズボンの裾から雪が入るのを防ぐため)(MIZUNO) 使用せず
登山用の厚手の靴下(ユニクロ)

◆持ち物
ストック
バーナー3600kcal(プリムス)
コッヘル(snowpeak)
ガス250(プリムス)
キッチンペーパー
割り箸
ヘッドライト40ルーメン(Petzl)
ヘッドライトの予備電池
ティッシュ
ウェットティッシュ
タオル
腕時計
山の地図
デジタル一眼レフ 充電を忘れない
携帯(ずっと圏外)
財布
スイカ

◆食料
おにぎり3個
いなりずし4つ
みそラーメン(袋)
キャラメル
チョコチップパン
水2リットル(1リットルはハイドレーション、1リットルはペットボトル)

◆スケジュール
2010年1月23日(土) 晴れ

【行き】
電車:05:09 阿佐ケ谷 発 48分 5:57 高尾(東京) 着  JR中央本線・松本行 17分で乗換 6:14 高尾(東京) 発 1時間9分 7:23 塩山 着
バス:大菩薩峠登山口線 (塩山駅南口 発→大菩薩峠登山口 行き) 7:28発→7:55着

【帰り】
バス:大菩薩峠登山口線 (大菩薩峠登山口 発→塩山駅南口 行き) 14:52発→15:19着
電車:在来線のみで18時前に阿佐ヶ谷着

08時00分 大菩薩峠登山口バス停から登山開始 
09時30分 上日川峠(ロッヂ長兵衛)
11時10分 大菩薩峠
12時15分 大菩薩嶺 頂上
13時40分 丸川峠(丸川荘) 
14時30分 下山 大菩薩峠登山口バス停