さて、9月11日。
ニューヨークで飛行機が高層ビルに突っ込んだ映像を見て、映画だと勘違いしてしまったほどの事件からもう10年。
このテロ事件がどうのこうのという社会的な意味付けは、置いておくとして、自分にとっては大人として迎えた世界観がかわる初めての事件。
阪神大震災やオウム事件も社会的には大きなインパクトの事件だったが、その意味を理解するには僕はまだ子どもだった。
ただ、毎日テレビで放映されるニュースを見て、何かスゴいんだろうなと、不謹慎ながら少し心がドキドキ、ソワソワしただけだった。
一方で9・11は既に高校3年生で、そのインパクトや背景、意味を理解できるようになっっていた。
だからこそ、自分にとっても大きな出来事として残っている。
どこかで意識しているし、海外を旅していたころはテロから数年でテロ事件も不安だったことから、その日にどこにいたかを覚えている習慣がついた。
さらに、今年の3月11日は東日本大震災。
911はまだ高校生。
今回は働いていて一人暮らしで自由度も高い。
さらに、日本で起きた出来事。
実際に現地に2度ほど泥かきなどのお手伝いに行ったこともあり、自分に取ってまた違った意味をもっている。
そんな出来事からちょうど半年。
2001/09/11 岐阜 (岐阜在住)
2002/09/11 千葉の岩井海岸 (横浜在住)
2003/09/11 モロッコ タンジェ(横浜在住)
2004/09/11 インド ブッダガヤ (西日暮里在住)
2005/09/11 ボリビア コパカバーナ (西日暮里在住)
2006/09/11 新潟 越後つまりトリエンナーレ→東京 (巣鴨在住)
2007/09/11 東京 巣鴨 (巣鴨在住)
2008/09/11 東京 (阿佐ヶ谷在住)
2009/09/11 東京→沖縄 (阿佐ヶ谷在住)
2010/09/11 千葉県 御宿 オープンウォタースイム大会(阿佐ヶ谷在住)
2011/09/11 岐阜県・恵那でクリエイティブライティングの仲間とキャンプ(阿佐ヶ谷在住)
2011/03/11 東京駅すぐの高層ビル36階にて仕事(阿佐ヶ谷在住)
送信者 クリエイティブライティング |
teratownさん、こんばんは。
9.11にしても東日本大震災にしても、
日航機墜落やサリン、阪神大震災にしても、
自分が生きているのとほんの少し離れた場所で残酷な世界が繰り広げられ、
それでもわだかまりを感じつつもふつうの生活を続けるって、
何か不思議な感覚だよね。
ほんとうはいつもいつも危険の隣で暮らしているんだろうね。
えらそうなことは言えないけど、
支え合いの思いだけは忘れたくないもんだね。
momomoさん
とんでもないことが起こっているのに、直後のほとぼりが冷めると自分は普通の生活を送っているということに、自分の冷酷さとだからこそ人間は日々を生きてゆけるんだという思いの二つが交錯します。
それは、自分がそういった出来事の当事者になったことがないからできる発言や行動なのかもしれないと一歩引いた支点で見ている自分もいます。
答えはありませんが、なかなか悩ましいです。