それはクリスタルのグラスに注がれた水
それは気球から覗きこんだ南の島の青い海
それは真っ白な塩の大地に水がはるウユニ塩湖
送信者 ドロップ ボックス |
僕の背丈よりもな20倍30倍も大きな一枚の鏡
そっと鏡の中に入り込む
そこは、ひんやりとして穏やか
鏡の裏から鏡をみる
上も下も右も左も反射する世界
全てが全てを反射して、まるで宇宙のような、新しい次元に来てしまったような
見上げると 海底が映しだされ、無限に続く世界
どこまでも深く、でも光がある不思議な世界
まるで世界で一番鮮やかな深海にいるような
濃くそして透き通った世界
底には太陽の光が揺らめくきらめく
ここにしかない水と光の鏡の世界
大きな鏡の中を泳いでいく
送信者 八重山2008 |
東京体育館のプールは一日2回ほど10分間の水中点検がある。
その時は、みんながいっせいにプールを出る。
10分間で、プールの水は穏やかに静まり返り波がなくなる。
それは、まるで大きな1枚の鏡に。
そんなプールに一番最初に入り、泳ぐとまるで鏡の中を泳いでいるかのような鮮やかな世界に入り込むことが出来る。
この時間がとても好きで、水中点検が終わると一番最初に泳ぎだす。