【PNG紀行1】未知の国パプアニューギニアへと舵を切る
最近は海外の旅をしていなかったし、休みが12日ほどまとまってとれるので、どこかに行こうと思った。
いきたい場所のNo1はアフリカ(ナミビア、マリ、キリマンジャロなど)だったが、どう調べても時間が足りない。
そこで、近場で行き先を探していて、モンゴル、バングラディッシュ、旧満州などが候補に上がった。
でも、なんだかしっくりこなかった。
そんな時に、海外の山を調べていたらパプアニューギニアのウィルヘルム山に出会った。
パプアニューギニア(PNG)という未知の国に惹かれるものがあり、直感でパプアに即決した。
パプアといえば、トカラ列島あたりにある祭りと共通する祭り(仮面神)があり、昔に繋がりがあったという説もある。
鹿児島の島の祭りには非常に興味があるので、パプアの祭りにも一度行ってみたいと思っていた。
送信者 パプアニューギニア2011 |
そこで、調べてみると旅の期間中にマウントハーゲンショーという大きなお祭りがあると分かった。
これは、行くしかない。優先順位はウィルヘルム山からハーゲンショーに変わった。
そして、成田からパプアの首都であるポートモレスビーに到着した後はすぐにマウントハーゲンに飛ぶことに決めた。
ただ、調べてもパプアの情報は本当に少なかった。
地球の歩き方のようなガイドブックも出ていない。
ネットで調べてもマウントハーゲンショーに行った人が1人見つかったぐらい。
でも、日程やアクセスなど実用的な情報は皆無であった。
パプア専門の旅行代理店に問い合わせたり、大使館に行ってみたり、観光局に問い合わせてみたりした。
一番良かったのは現地パプアのトラベルエージェントが開設していた英語のしょぼいページ。
いかにも、ダメダメな感じがするページなんだが、そこにあったメールアドレスに問い合わせ。
すると、3日後ぐらいにショーの正式な日程とかショー当日の宿の混み具合とかがわかってきた。
とはいってもどこも、満足の行く情報をくれることはなかった。
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まあ、旅とは行ってみなければ分からないもので、分からないからこそ旅に出る。
分からないことの可能性を感じながら、不安と期待を胸にパプアへと向かった。
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