暑くない夏
辛くないキムチ
苦しくない100mile
まあ、なんだか物足りないものだ。
本来あるべきものが、そこにない。
8月というのに涼しいという表現を通り越して寒い。先週は半袖だと寒くて、長袖が必要なほど。1日や2日ぐらいは8月でも涼しい日はあるが、こんなにもずっと続くとは、もう秋のような気分だ。あれ、10月ぐらいまで半袖で生活するのが恒例だよなと思う。
今年は、三宅島と木崎湖は行ったが、これは毎年恒例の夏行事で、それ以外に登山の縦走も行ってなければ、モンブランも行ってないし、海外にふらっと出かけてもいないので、これまた夏って感じがしない。
こんなダブルパンチで夏を感じられていなくて、なんだか不思議な感覚。物足りなさ。
そんなこともあって、UTMBについてばかり書いているのだろうが、改めてみんなの写真を見ると日本とは景色が違う。やっぱりスケールが大きく、美しい。
絵になるのはヨーロッパアルプスだ。
でも、ヨーロッパアルプスはモンブランからマッターホルンからメンヒ、アイガーなどひと通り行ったが、実際に山を歩いていると日本のほうが好きかもと思う。写真写りは海外の山のほうがいい。それは広大だというのと、岩、湖、荒野、同じ木、みたいにパッキリ分かれているから。一方歩くなら日本の山々。こちらは、しっとりしていて、苔が生えてたり、多種多様な木々が生えてたり、複雑なのだ。だから、絵にはならない。
まあ、とにかく夏が夏らしくないことに困惑している。俺は、暑くて汗をダラダラ流す夏が好きなのだ。
送信者 雲ノ平と高天原温泉 |