日別アーカイブ: 2015/8/18 火曜日

天津爆発事故とドローンと世界の情報非対称性

天津爆発のニュースをネットで見た。かなりの大規模で、映像や写真を見るとその被害の大きさがわかる。

テレビもないし、新聞も取っていないので、基本的にネットで情報を得る。それも80%スマホ、20%PC。
日本のニュースをある程度網羅的に知るためにyahooニュース、あとはfacebookでタイムラインに流れてくるニュース。これは、国内のメディア、海外のメディア、個人ジャーナリスト含め見ている。あとは、NEWSPICKSのアプリぐらいか。

まあ、それはいいとして、このニュースはちょっと詳しく知りたいなと思いyoutubeにアップされているテレビ番組を見た。それは日本の番組も海外のものも。そこで報道されているのは、微博が映像ソースだったり、ドローンで撮影されたものもあった、そして、google mapで地図情報は示される。

別に、ここ数年はよく見る情報ソースだし何の変哲もないのだが、ああ、世界のジャーナリズムってこうなるよなって思った。おそらく、特にドローンに対してそう思ったのだと思う。

まあ、ネットが発達したタイミングから個人が発信できるようになり、個人ジャーナリズムというか、個人が世界に発信できるようになって、ジャーナリズムが変わったと思う。そして、今後もその流れは続くのだろう。戦地での取材とかも、個人のジャーナリストが力を発揮し、現地から個人が報道できる。それにかぎらず、wikileaksとか、Ustreamやyoutubeやニコ動のライブ配信も含めて。この流れ(モメンタム)は、続く、それは変わらない。

で、ネットによってジャーナリズムが変わってきた。ネットというプラットフォームに乗っかって変化してきた。けれど、ドローンはモノである。このテクノロジーの進化が、またジャーナリズムの変化を加速するだろうな―って。IoTとか語り尽くされているし、微妙な話だがネットが進化し、デバイスやモノが安価になり、進化する。その融合って大きな変化をもたらす。

いくら政府などが報道規制をかけたとしても、ドローンはどこへでも飛んでいける。そして、隠したい情報も明らかになる。東日本大震災の福島原発はドローンで撮影されて、映像が出回ることはなかったと記憶している。だから、この1,2年の変化。

もう少し時が経てば、宇宙の衛生から撮影だって可能になるだろうし、まずは企業がそれを使い、個人でも衛生から撮影できる時代だって来るんだろう。

情報の非対称性は常にあるし、今後もあり続けるけれど、世界のどこで起こったことも一気に拡散する可能性を持っていて、よりまっとうにやることの重要性がましていく社会なんだな―と、すでに分かっていたことを、今回の天津爆発事故ニュースを見て思った。