大人の遠足
これって何か。
・仲の良い仲間と一緒
・遠くにでかける(海外)
・ちょっとリッチ(学生じゃ払えないお金がかかる)
・1週間以上の長旅
・ただのレジャー旅行ではなく、明確な共通のゴールがある
こんなイメージ。
すなわち、海外にまで行って、山のレースに出て、祝杯上げてって。贅沢だよな。って、UTMBでシャモニーに行っている仲間の投稿を見て改めて思う。
UTMBは完全に大人の遠足だし、アコンカグアも大人の遠足。たまには、大人の遠足に行きたくなる。
それにしても、俺のタイムラインはUTMB一色である。世の中の半分ぐらいはシャモニーにいるみたい。まあ、UTMB以外で行っている人や住んでる友達もいたりはするが。みんな地獄のように辛い顔した後、いい顔でゴールしていて、見ていて心地よい。
今年は、エントリーしていたものの行けなかった。PTLに出た仲間とTDSに出る予定だったが、2人の仲間は無事にTDSを完走した!さすがだ。
実は、今年からスポンサーがノースフェイスからコロンビアに変わっている。
最初、そのニュースを聞いた時、ああ、なんか有り難みが減ったなと感じた。ノースのほうが、格上ってほどでもないが、ノースのほうがいいな感じていた。それはブランドとしてノースのほうが上ってイメージもアレば、いままで第1回からずっと10年以上ノースだったことから、変わることへの嫌悪なのかもしれない。まあ、そんなものに、上も下もないのだが、じゃあ、パタゴニアやアークテリクス、マムートが開催する大会のほうが格上なのかってなる。
そもそも、運営主体は別なわけだし、あくまでスポンサーなのに、そんなことを聞いた瞬間に感じた。これがブランドってやつで、人間の行動に大きな影響を与える。
ただ、実際にコロンビアがメインスポンサーでUTMBが始まってみると、コロンビアだろうが、ノースフェイスだろうが気にならなくなっていた。というか、どうでも良くなっている。UTMBはUTMBだし、あの景色の圧倒的な美しさは変わらないし。
多くの人が参加しエンジョイしている、そして美しい景色。こういったものによって、さらに俺のイメージは変えられた。全くと言っていいほど、ブランドは気にしない性格だが、なんだかんだブランドが気になる人間だなと実感した出来事。
そして、ブランドイメージもそれを上回るもの、今回で言えば参加者の笑顔や美しい景色で、塗り替えることって可能だなと痛感。まあ、ユニクロも昔は、CMでおばちゃんが服交換してって裸になるのを放送してたぐらいで、今なんて超おしゃれ路線で、昔のおばちゃんのイメージなんてないんだし。
送信者 モンブラン登山とUTMB2012ver2 |