月別アーカイブ: 2010年11月

日常を書き残そう

ついつい何かの出来事だけをブログに書き残してしまう。
でも、当たり前だけれど、特別なイベント事よりも日々の日常が幸せってのが一番素敵なんだから、日常を書き残そうと思う。
好きな作家の1人である、重松清さんの「その日の前に」を読んでいたら、日常を書き留めておきたくなった気もする。

2010/10/27 土曜日

朝起きると青空が広がっていた。
とりあえず洗濯をして、太陽さんに乾かしてもらうことにした。

それから、土曜の朝は水泳。
前田Goさんと阿佐ヶ谷駅で待ち合わせて、千駄ヶ谷の東京体育館へ。

東京体育館の中庭は素敵な場所だ。
太陽が降り注ぎ、木々に囲まれたテラスで焼きたてのパンを食べながら、今日の練習メニューを決める。
それから、プールへ。
すぐには泳がず、太陽の日射しを浴びながらプールサイドのベンチで寝転がる。
最近の出来事を話しながら。

さて、泳ぐか。
アップから始まり、スカーリング、片手、プル、インターバルなどみっちり1時間ぐらい泳ぐ。
適度な疲労を取るために、プールから出ると、暖かいお風呂で一休み。

着替えて携帯を見ると、GOさんとの共通の友達である石田ゆうすけさんからメールが。
先日一緒にL1というイベントに参加したヤシさんの写真展に一緒に行こう!と。
家に戻り、自転車を取り3人で秋晴れの阿佐ヶ谷を出発。
天気が良く紅葉もキレイで自転車日和。
風を切って3人で自転車をこぐ。

新井薬師のコトラカフェに到着すると、ヤシさんがいた。
モノクロームの写真を拝見し、いろいろと話しをする。
僕も久しぶりに写真展をしたくなった。

久しぶりに友達に会える。
地域と繋がって輪が広がる。

この2つの理由で写真展をしているとヤシさんが言っていたけれど、まさに僕も同じ理由だ。
途中、西牟田靖さんがいらっしゃる。
初めてお会いしたのだが、「誰も国境を知らない」などかなり面白い本を書かれているようだ。
新婚旅行はアルバニアだったとか。

カフェを後にして、家に戻る。
続いて、池袋のサンシャインでやっているアイランダーへ。
日本中の島のPRイベント。
行くのは4、5年ぶりぐらいかな。
ブースを見て回り、ブースの方とお話をする。
どこの島もいろいろな問題を抱えている。
島は人間と自然と文化の幸せを抱えている。
島はこれからどうなるのか。
どうやっていくのか。
そして、島の方々の人間性に魅力を感じる。

入り口で関東利尻会のメンバーと集合。
アイランダーにかこつけた飲み会。
すると、ばったりと友達に遭遇。
旅仲間ではないけれど、去年クリエイティブライティングが同じだった友達だ。
かなり久しぶりの再会。
さらに偶然だけど、小笠原に行こうと思っていると。
おれは夏に行ったよと。

飲み屋に移動。
関東利尻会は今年の4月からなのに、もう8回目。
おれは3、4回ぐらい参加かな。
15人ぐらいが集まって飲む。
はじめてお会いする方も何人かいらっしゃる。
旅好きなので、多いに盛り上がる。

年齢も様々。
僕が27歳で最年少。
最高が67歳だから40歳差。
仕事もみんな何をしているかしらないし、仕事してなさそうな雰囲気の人が多い(笑)
いい意味で、日々を楽しんでいらっしゃるから、そんな風に見えるのだろう。
48歳でリタイアして、島旅をしつつ、次は半年西表で友達のパイナップル農家を手伝おうかな。とか。
日本の有人島を全部回ろうとしえいるとか。
本当に人生はいろいろあると分かる。
結局は自分はどうしたいのかと、そのためにどこまで本気で動くか。
30代、40代、50代、60代、男、女、サラリーマン、フリー、リタイア旅人、よく分からない人、いろいろな先輩がいる。
自分の人生を考えるにはいい場だ。
ちょうど結婚25周年の夫婦がいらしたので、お祝い。

それから、4人だけのこって2次会。
まずはラーメン。それからカラオケ5時まで。
みなさん僕よりも20、30歳上とは思えない元気さ。
朝に解散。

18日 日曜日

11時頃まで寝る。
今日もいい天気だ。
重松清さんのその日の前にを読む。

昼過ぎに1時間ほど走りに出かける。
天気も良く気持がいい。

シャワーを浴びて、スーツに着替える。
お台場へ。
友達の結婚式。

岐阜仲間。
美男美女の素敵な二人だった。
そして、久しぶりな岐阜仲間とも会えた。
さらに、結婚する友達の会社の同僚が僕の大学時代の親友とゼミ友達。

親友とは夏以来。
少し話す。
核心的なことは何も話していないけれど、お互いゆっくりと5年間の時間をひもときながら人生について話したいことがある気がした。

ゼミの友達とも3年ぶりぐらい。
元気だった。
そして、アホさが抜けていた(笑
大人になったというのがいいのかもしれない。
俺もそう映っているのだろうか?
どうなのだろう?

結婚が多いなと思う。
みんな人生を決めて行く。

帰りの電車で1人ぼんやりと考える。
久しぶりに新しくいろいろな人にあった。
久しぶりに親友にあった。

いろいろな生き方がある。
そんな2日間を送り、1人で長い距離を歩きたくなった。

なぜかと思えば、色々な生き方を見て、ちょっと整理したい。
僕もこの2、3年ぐらいで、仕事など当面どうやって生きていくかを決める年だ。
頭を整理するのは、考えを一個ずつ出して紙に図を書いたりするだけでもなく、エクセルにまとめるのでもない。

ただ1人、何日間も歩くなり走る。
夜を走れば棒に当たる。
これにつきる。

走りたくなった。
歩きたくなった。
そんな週末。

送信者 いろいろ

使いみちのない風景

タイトルがいいじゃないか。

「使いみちのない風景」村上春樹著

文字通りタイトルを理解することも出来るのだけれど、この言葉はどこか逆説性を持っている。
そんな風に感じた。
もしかしたら、そう思いたかっただけかもしれない。

僕は、言葉、絵、写真、カタチある作品にも力を感じるけれど、そこにある風景と言うものに最も強く魅了される。
だから僕は何であろうと現地へと足へ運ぶのだ。

そんな考えを、こういうことでしょって、言い表してくれているのが星野道夫さんの言葉だ。

「子供のころに見た風景が、ずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、様々な人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることがきっとある。」(星野道夫)

先日、夜中にこのタイトルに惹かれて、ついついamazonでポチット購入した。
写真が多く文章も少なく20分ぐらいで読み終えることの出来る本だった。
気楽に読むにはもってこいの本で楽しめた。

そんな本なんだけれど、読んでいると止まる場所がある。

 「移動するスピードに現実を追いつかせるな」、それが旅行者のモットーである。P36 

 これらの風景のひとつは、この場所にいたかつての僕自身と密接に結びついていることだろう。その場所にはある時代の僕の影が確実に落ちているし、僕の中にはその風景が確実にしみ込んでいるのだ。僕はそういう風景を記憶の引き出しの中にいくつもしまいこんでいる。
 僕は必要に応じて、そういう過去の風景をいくつもありありと思い出すことが出来る。それらの風景は僕の中に、いわばクロノロジカルに収められていると言ってもいい。
 僕は僕と言う人間が移動してきた軌跡の一部として、それらの風景を捉える。P50 

 それじたいには使いみちはないかもしれない。でもその風景は別の何かの風景にーおそらく我々の精神の奥底にじっと潜んでいる原初的な風景にー結びついているのだ。
 そしてその結果、それらの風景は僕らの意識を押し広げ、拡大する。僕らの意識の深層にあるものを覚醒させ、揺り動かそうとする。
 だからこそある種の風景は、たとえ現実的な有用性を欠いていたとしても、我々の意識にしっかりとしがみついては慣れないのだ。P96

 たぶん僕らはそこに自分のための風景を見つけようとしているのだ。少なくとも僕はそう思う。
 そしてそれはそこでしか見ることの出来ない風景なのだ。P104

 写真はそこにあったそのままのものを写し取っているはずなのに、そこからは何か大事なものが決定的に失われている。
 でも、それもまた悪くはない。
 僕は思うのだけれど、人生に置いてもっとも素晴らしいものは、過ぎ去って、もう二度と戻ってくることのないものなのだから。P108

目が止まる言葉には含みがある。
読んでいると、僕の目の前には思い出の風景が浮かび上がっている。
たうぶん、浮かび上がった風景も使いみちのない風景だろう。

送信者 ドロップ ボックス

# 使いみちのない風景
# 村上春樹
# 文庫: 145ページ
# 出版社: 中央公論社 (1998/08)

内容(「BOOK」データベースより)
僕らの中に残っているいくつかの鮮烈な風景、でもそれらの風景の使いみちを僕らは知らない―無数の旅を重ねてきた作家と写真家が紡ぐ、失われた風景の束の間の記憶。文庫版新収録の2エッセイを付す。カラー写真58点。
内容(「MARC」データベースより)
それ自体には使い道はないかも知れない。でもその風景は別の何かの風景に、おそらく我々の精神の奥底にじっと潜んでいる原初的な風景に結びついているのだ。エッセイと写真の美しいハーモニー。

ヤミナベの作り方

一番好きな食べ物は何ですか?
最後の晩餐は何がいいですか?

そう聞かれたら、迷わず「闇鍋」と答える人が何人ぐらいいるだろうか。
ちなみに僕は未だかつて、そんな人にであったことはないが。

まあ、みんなが知っている闇鍋。
けど、本当に食べたことがある人はほとんどいない。

先日、友達6人ほどで闇鍋を作ったので、そのレシピをご紹介。

あ、闇鍋と漢字で書くと画数が多くて不気味さが増すので、ヤミナベとポップなカタカナで行いきたいと思います。
というのも、闇鍋といっても巷で話題に上る革靴が入っていたとか、そういったモノではなく、食べられるものだけを入れると言う条件で作っているからです。

では、ヤミナベの作り方。

事前準備

・1人1品鍋に入れる具材を持ってきます
 →何を持って来たかは秘密で、鍋が始まっても隠しておきます。
・土鍋を用意し、ダシをとっておきます。
 →みんなで具材を持ち寄ってもスープを持ってくる人はいないから。

これで準備完了

1、まず部屋の電気を消します
2、土鍋を火にかけます
3、1人ずつ持って来た具材を鍋に入れます。他の人は入れるところを見ていけません
4、全員が具材を入れ終わったら、一煮立ちするまで我慢します
5、待っている間は、暗闇の中で怪談話やカメラのシャッター速度を遅くしてヘッドライトで字を書くなどして遊ぶといいでしょう。
6、ぐつぐつ言ってきたら、蓋を取ります。
7、まだ中を見てはいけません。
8、具材を撮る順番をじゃんけんで決めます。
9、負けた人から順にとります。もちろん、とるモノをみてはいけません。お玉ですくうといいでしょう。
10、全員が取り終わったら、暗闇のまま、具材を見ずに食べます。
11、すると、「何これ?」「あれ、思っていたのと違う!」などと声が聞こえます
12、ここで電気をつけます
13、いっせいにどよめきが。想像していたものと全く違う具材が鍋に浮いていることでしょう。

これは、エンターテイメントです。
巷で流行っているダイヤローグインザダークやクラヤミ食堂を越えるエンターテイメントかもしれません。
今回はレシピの紹介ですので、淡々と書きましたがかなり面白いです。保証します。

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UTAFとコンプレッションタイツ&トレランバック購入記録

来年の5月に開催が噂されるUTAF。大会の詳細が今日公表されるとの噂だったが、30日に伸びたとか。まあ、それも噂でいったいいつになるのか。UTAFとはUltra Trail Around Fujiの略称で、富士山の周りを走る大会だ。ヨーロッパでは毎年Ultra Trail du Tour du Mont-Blanc(UTMB)といって、モンブラン山群の周りを100マイル走るレースが開催されている。とてもすばらしい景色を楽しみながら走れると言うことで、世界中からトレイルランナーが集まっている。僕にとっても100マイルと言う距離とモンブラン山群の美しさから憧れのレースだ。

そんなUTMBの姉妹大会が来年から日本でも開催されるようだ。来年5月20日~22日の3日間という。距離はUTMBと同様の100マイルとその半分の50マイル。参加定員は3776人。富士山の高さと同じだ。まだ、正式には発表されておらず、ネット上での口コミレベル。ただ、開催はほぼ間違いないようで、僕もエントリーして出ようと思っている。

12月11日(土)にはゴールドウイン本社 アレーナホールでUTAFの説明会があるとの情報もあり、こちらもぜひとも参加したいが、11日は既に用事が入っている。どうにかやりくりして参加したい。

冬は寒いしオフシーズンだとかいう理由で怠けがちだけれど、半年後に迫ったUTAFの為にトレーニングも積んでいきたい。なんとかしてUTAFを完走するために。

そんなこともあり、トレラングッズをいろいろと買った。厳密に言えば、2011年モデルが出るので、10年モデルが安くなっていたと言うだけ。タイツは持っているが、2,3年使って膝に穴があきはじめたので、安売りの時に購入しておいた。トレランのバックは悪くなっていないのだが、今のは20リットルも入る大きなもの。初めて大会に出た時は荷物が多かったけれど、だんだん慣れてきて荷物が少なくても良くなったので8リットルの小さいものを購入。かなりの軽量化になり、かつフィット感が凄くいいので走りやすそうだ。今まで使っていた20リットルのモノは、今まで通りハイキングやたら、日常で使おうと思う。

◆コンプレッションタイツ
C3fit
パフォーマンスロングタイツ MEN’S 
サイズ:S
カラー:フォリルグレー×グリーン
定価:9775円
購入価格:6982円(3割引)
製造販売:ゴールドウィン
購入店舗:さかいやスポーツ

「一般医療機器」としての血行促進効果を持つ男性用のロングタイツ。血行促進効果によってカラダ全体をよりよいコンディションに導き、疲労軽減効果やムクミの軽減の効果が期待できます。また、日本人のカラダへのフィット感を追求したオリジナルの設計が、ひざ裏の溜まり、腰部分のずり下がりを大幅に改善し、運動追従性を向上しています。

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◆トレランバック
GREGORY(グレゴリー) ルーファス
グレゴリー・アンバサダー石川弘樹氏のアイデアに基づき企画共同開発されたトレイルランニング専用モデル。
重 量:480g
容 量:8リットル
素 材:70デニールUTSナイロン
カラー:ブルースチール
定価:1万3千円ぐらい
購入価格;8600円ぐらい(3割引)
機 能:■通気性に優れたAero-Meshバックパネル ■背面アクセス可能なハイドレーションスリーブ 及び両サイドのホースポート ■ショルダーハーネスに沿ったホーススリーブ ■ループ付メッシュウエストポケット ■リフレクター付ループ ■ベルクロ開閉の内部メッシュポケット ■キークリップ及び各所のリフレクターテープ
■Bio Syncテクノロジーシステム
■Aero-Meshバックパネル
■調節可能なスターナムストラップ
■背面アクセス可能なハイドレーションスリーブ及び両サイドのホースポート
■ショルダーハーネスに沿ったホーススリーブ
■インターナルコンプレッションシステム
■ループ付メッシュウエストポケット
■ツインボトルポケット
■リフレクター付ループ
ベルクロ開閉の内部メッシュポケット
■キークリップ及び各所のリフレクターテープ
■70デニールUTSナイロン

ボトムに交差するように配置されたふたつのボトルポケットには、給水ボトル以外にもエナジーバーやアウターシェルの収納が可能。独自に開発されたポケットの角度は、走行スピードを落とさず、腕の動きに合わせてアクセスがしやすいよう考慮されています。給水パックは装着したまま背面アクセスポイントから素早く水を補充できます。

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◆ハイドレーション
購入したグレゴリーのルーファスに合うハイドレーションが必要だったので購入。
CAMELBAK
[キャメルバック]
オメガリザーバー2.1L
購入価格 4,600円
【素材】(本体)ポリウレタン (フローチューブ)ポリウレタン (飲み口)シリコン
【重量】204g
【カラー】カラーなし
【サイズ】高さ35.5×幅22cm
【容量】2.1L
購入店舗:さかいやスポーツ

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秋の日を楽しんだ2時間50分39秒

特に深い理由はないけれど、鋸山トレイルランレースにエントリーした。個人的に山には月に2回ぐらい走りに行くけれど、大会は3、4ヶ月出ていなかったので、日帰りで出られる&エントリーできる(定員オーバーでない)大会を探したら、この大会だったのだ。

ついでに、千葉のトレイルは走ったことがないので、出てみようと思った。

アスファルト、里山の道路、林道、砂利道、シングルトラック、フラットな登山道、採掘場の広大な場所、ぬかるみ、真っ暗なトンネル、ロープ場、倒木、東京湾を眺められるスポット、紅葉ありという変化にとんだトレイルだった。23キロと言う短い距離でこれだけの種類を楽しめるのも珍しいかもしれない。

まずは、朝の5時半ぐらいに起きて、ストレッチ、梅おにぎりとあん団子の朝食。これはレースを考えての食事メニュー。最近レース前は団子を食べる。エネルギーの持続力がいい。チョコなどはすぐエネルギーに代わるが、餅や団子はじわじわと。こういったのを組み合わせて、食事をするとレース中もパワーが保たれる。
包むカタチでテーピング。これによってかなり安定感が増した。実際に今回のレースでは一度も足を捻らなかった。これからはこのテーピングで行こうと思う。最後に、SKINSのパワーソックスを履く。心臓から遠い部分に適度な圧を加えることにより、身体機能がアップするから。もちろんこの上からロングタイツも履く。

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準備を終え東京駅へ向かう。ここから会場の千葉の鋸山近くにある保田小学校へ。大会主催者のバスに乗って。電車でも行けるが、バスは乗り換えもなく寝てても自然に着くのでラクチン。今回はトレラン初参戦の友達と合流。昨日、トレランシューズとバックを買ったらしい。眠たいので、寝ていたら、バスはアクアラインを走り、海ほたるで顔を出し、会場に着いた。東京駅からたった1時間10分。驚きの近さ。保田駅からも歩いて行ける会場で、なかなか便利なエリアだ。

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見るからに、こじんまりとした大会で、のんびり楽しめそうだ。受付を済ませ、スティックパンを食べ、ハイドレーションにドリンクを詰める。さて、スタート。トイレも済ませすっきり。今回はRCチップを使わないみたいで、タイムはアバウトな感じ。

まずは、スタートしてから登山道に入るまでは緩やかなアスファルトの道を登る。だいたい3キロぐらい。なだらかなので走り続けられるからこそ、足の筋肉が辛い。まだカラダが目を覚ましていないので、ここで「目覚まし」をかけて起こしてやらないといけない。その後、登山道へ。たまに倒木があったりした。途中、東京湾が見えるスポットで、瞬間的に風景を楽しみ、走り続ける。このトレイルは最後まで走れてしまう。距離が23キロと短いし、標高差もトータルで800メートルぐらいと少ないから。

5キロ地点で30分ぐらいだった。このペースはなかなか速い。思っていたよりも、コースが走れると言うことの証だ。これなら3時間切れるかもと感じた。そして。最高地点といっても300メートルちょいの鋸山を越え、車力道コースを走る。外国人のハイカーが何人もいた。続いて、安兵衛井戸と沢コースを走り、エイドに。水とバナナを取る。

また、砂利道を走る。ぬかるみが何カ所も出てきたり、倒木が目立つ。そして、木からツルが垂れている。走りながらも、気になるところは慎重にゆっくりと歩く。一度真っ暗なトンネルを抜ける。本当に真っ暗で何も見えない。2つぐらい赤いライトが点滅しているが、なんの意味もなかった。ちょっとドキドキして楽しい。

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トレイルを抜けると里山の風景。田んぼの中に家がぽつりぽつり。緩やかな坂道を走る。ここら辺はロードバイクで走りに来たら楽しそうなエリアだろう。覚えておこうと、脳に指令をだしておいた。そして20キロ前で、石切り場跡に入った。ここは普段は入れないのだが、今回のレースだけ特別にコースとなっていた。ここの景色が良かった。削られた山の荒々しさ、遠くまで見渡せる山と空。気持いい。いい。実にスカッとする。だれもいなかったら、叫びたいぐらいだ。

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ついついカメラを取り出して撮影。すると、後ろから来た方も写真を取り出した。レースとは思えないぐらい(笑)まあ、こんな場所には来れないので楽しんでおかないと損。「写真撮りましょうか?」と言われたので、お願いした。その後、僕も交代して写真を撮った。この場所を見れて、走れただけでこのレースに出て良かった。これで十分すぎる。

送信者 ドロップ ボックス
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石切り場跡を後にすると残り3キロ。3時間まで、まだ30分ぐらいある。さらに残りは下りのアスファルト道路だけ。走り続ければ3時間切れるなと思った。歩きたい気持を抑えつつ、ゴール。2時間50分39秒。とっても楽しいレースだった。

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小学校なので、洗い場でどろんこになった靴とタイツを軽く洗う。もちろん顔も洗う。さっぱりして着替え。ラーメンと唐揚げを食べつつ。友達を待つ。4時間20分でゴール。思ったよりも速かった。そして、バスに乗って戻る。ちょうどアクアラインから沈みゆく夕日が見えた。焚き火の中で赤く燃える薪のような赤さが美しかった。そのまま水泳友達のGOさんと合流して東京体育館でスイムを1.5キロほど。もちろん一番楽しみは最後のお風呂。からだもほぐれて楽しい一日だった。それから阿佐ヶ谷の友達の家で96時間という映画を見る。原題はTAKENというアメリカ映画。音声も字幕も英語だったけど、内容もだいたい分かって楽しかった。休まる時がなく、ハラハラする映画だった。

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11月20日(土)
場所 千葉県鋸山周辺の山岳・丘陵エリア
コース 保田小学校前出発~鋸山~富津林道エリア~鋸山~保田小学校前ゴール
※コースは、鋸山「日本寺」周辺の山岳エリアや「石切り場跡」、丘陵・林道、コース、里山コースなど変化に富んだトレイルを走ります。

距離 23.029km
累積標高 1486m(登りだけだとおそらく半分743mかな)
参加資格 高校生以上の健康な男女(高校生は保護者の同意が必要)
募集定員 600名
参加費 一般 5,000円 / 高校生 3,000円
大会スケジュール
受付開始 08:00
開会式 09:30
スタート 10:00
最終ゴール 15:30
表彰式 14:00

天気:晴れ時々曇り
気温:15度ぐらいかな?
エントリー者数:622人
ゼッケンナンバー:377
タイム;2時間50分39秒
順位:60位

<今回学んだこと>
・この時期でも長袖はかなり暑かった。(15度以上あったからだけかも)
・ロングスパッツの下に、ふくらはぎ用のパワーソックスSKINSを履くと、ふくらはぎの疲労は少ないかも。
・ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし。右くるぶしは下から上に2本と、かかとを後ろから包み込む様にテーピングは良い
・レース前に食べておけば、レース中の食料はほとんどいらない。(エネルギーが切れる前の14キロぐらいでカロリーメイトを食べたら15分後ぐらいに走るパワーが増した)
・バックの背面ゴムひもを引っ張ると安定感がアップする

<朝食>
・梅おにぎり1つ
・あん団子 3本(パワーが長持ちするので、レース前はもちか団子が効く)
・スティックパン2本

<レース直前>
・VAAMジェル
・スティックパン4本

<レース中に食べたもの>
・アクエリアス 1.5リットル(実際は1リットル強飲んだ)
・カロリーメイト 2本
・バナナ 1/2本(エイド)
・水 コップ2杯(エイド)

<持って走ったが食べなかったもの>
・カロリーメイト 6本
・アミノバイタル ジェル 2パック

<荷物預かり所に放置>
・MUSASHI リプレニッシュ (アクエリアスに投入)
・アミノバイタル ジェル 1パック
・VAAMジェル 1本
・アミノバイタル顆粒 1袋

<実際の服装>
・キャメルバック(モンベル)
・トレランシューズ マウンテンマゾヒスト26.5cm(モントレイル)
・帽子 ランニングキャップ(mello’s)
・ニューバランスのラン用短パン
・時計 BARIGO NO.46 Wrist-On Altimeter/Compass
・靴下(コンフォートサポートアンクルソックス(2足組))
・スパッツ 4DM ロング
・ロングスパッツの下に、ふくらはぎ用のパワーソックスSKINS
・Tシャツ マウンテンハードウェア
・ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし。右くるぶしは下から上に2本と、かかとを後ろから包み込む様にテーピング
・パンツ ユニクロ シルキードライパンツ

<実際にレースに持って走ったもの>
・携帯電話
・軍手
・レインウェア (Penfield) 着なかった
・地図(高低差のコピーと地図をビニール袋に入れる)
・財布(お金、カード最小限、保険証) 使用せず
・ゴミ袋

<荷物預かり所に置いていったもの>
・靴下
・速乾性長袖
・ヘッドライト
・ニューハレのテーピング
・ハサミ(テーピングを切るため)
(レース後の着替え)
・水着(帰りに泳いで帰るため)
・パンツ
・靴下
・シャツ
・ズボン
・エアサロンパス 使用せず
・音楽プレイヤー(iPod) 使用せず
・タオル 使用せず
・長そで緑のシャツ(LoweAlpine)
・レインウェア (モンベル)(今回はなし)
・スパッツ:ロングスパッツ(4DM)
・サポーター(4DM)(今回はなし)
・ハーフスパッツ(アシックス)
・トイレットペーパー 使用せず
・膝のサポーター 使用せず
・足首のサポーター 使用せず

<上記にないが忘れてはならないもの>
・ゼッケンなど
・大会参加ハガキ