日別アーカイブ: 2010/11/21 日曜日

秋の日を楽しんだ2時間50分39秒

特に深い理由はないけれど、鋸山トレイルランレースにエントリーした。個人的に山には月に2回ぐらい走りに行くけれど、大会は3、4ヶ月出ていなかったので、日帰りで出られる&エントリーできる(定員オーバーでない)大会を探したら、この大会だったのだ。

ついでに、千葉のトレイルは走ったことがないので、出てみようと思った。

アスファルト、里山の道路、林道、砂利道、シングルトラック、フラットな登山道、採掘場の広大な場所、ぬかるみ、真っ暗なトンネル、ロープ場、倒木、東京湾を眺められるスポット、紅葉ありという変化にとんだトレイルだった。23キロと言う短い距離でこれだけの種類を楽しめるのも珍しいかもしれない。

まずは、朝の5時半ぐらいに起きて、ストレッチ、梅おにぎりとあん団子の朝食。これはレースを考えての食事メニュー。最近レース前は団子を食べる。エネルギーの持続力がいい。チョコなどはすぐエネルギーに代わるが、餅や団子はじわじわと。こういったのを組み合わせて、食事をするとレース中もパワーが保たれる。
包むカタチでテーピング。これによってかなり安定感が増した。実際に今回のレースでは一度も足を捻らなかった。これからはこのテーピングで行こうと思う。最後に、SKINSのパワーソックスを履く。心臓から遠い部分に適度な圧を加えることにより、身体機能がアップするから。もちろんこの上からロングタイツも履く。

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準備を終え東京駅へ向かう。ここから会場の千葉の鋸山近くにある保田小学校へ。大会主催者のバスに乗って。電車でも行けるが、バスは乗り換えもなく寝てても自然に着くのでラクチン。今回はトレラン初参戦の友達と合流。昨日、トレランシューズとバックを買ったらしい。眠たいので、寝ていたら、バスはアクアラインを走り、海ほたるで顔を出し、会場に着いた。東京駅からたった1時間10分。驚きの近さ。保田駅からも歩いて行ける会場で、なかなか便利なエリアだ。

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見るからに、こじんまりとした大会で、のんびり楽しめそうだ。受付を済ませ、スティックパンを食べ、ハイドレーションにドリンクを詰める。さて、スタート。トイレも済ませすっきり。今回はRCチップを使わないみたいで、タイムはアバウトな感じ。

まずは、スタートしてから登山道に入るまでは緩やかなアスファルトの道を登る。だいたい3キロぐらい。なだらかなので走り続けられるからこそ、足の筋肉が辛い。まだカラダが目を覚ましていないので、ここで「目覚まし」をかけて起こしてやらないといけない。その後、登山道へ。たまに倒木があったりした。途中、東京湾が見えるスポットで、瞬間的に風景を楽しみ、走り続ける。このトレイルは最後まで走れてしまう。距離が23キロと短いし、標高差もトータルで800メートルぐらいと少ないから。

5キロ地点で30分ぐらいだった。このペースはなかなか速い。思っていたよりも、コースが走れると言うことの証だ。これなら3時間切れるかもと感じた。そして。最高地点といっても300メートルちょいの鋸山を越え、車力道コースを走る。外国人のハイカーが何人もいた。続いて、安兵衛井戸と沢コースを走り、エイドに。水とバナナを取る。

また、砂利道を走る。ぬかるみが何カ所も出てきたり、倒木が目立つ。そして、木からツルが垂れている。走りながらも、気になるところは慎重にゆっくりと歩く。一度真っ暗なトンネルを抜ける。本当に真っ暗で何も見えない。2つぐらい赤いライトが点滅しているが、なんの意味もなかった。ちょっとドキドキして楽しい。

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トレイルを抜けると里山の風景。田んぼの中に家がぽつりぽつり。緩やかな坂道を走る。ここら辺はロードバイクで走りに来たら楽しそうなエリアだろう。覚えておこうと、脳に指令をだしておいた。そして20キロ前で、石切り場跡に入った。ここは普段は入れないのだが、今回のレースだけ特別にコースとなっていた。ここの景色が良かった。削られた山の荒々しさ、遠くまで見渡せる山と空。気持いい。いい。実にスカッとする。だれもいなかったら、叫びたいぐらいだ。

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ついついカメラを取り出して撮影。すると、後ろから来た方も写真を取り出した。レースとは思えないぐらい(笑)まあ、こんな場所には来れないので楽しんでおかないと損。「写真撮りましょうか?」と言われたので、お願いした。その後、僕も交代して写真を撮った。この場所を見れて、走れただけでこのレースに出て良かった。これで十分すぎる。

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石切り場跡を後にすると残り3キロ。3時間まで、まだ30分ぐらいある。さらに残りは下りのアスファルト道路だけ。走り続ければ3時間切れるなと思った。歩きたい気持を抑えつつ、ゴール。2時間50分39秒。とっても楽しいレースだった。

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小学校なので、洗い場でどろんこになった靴とタイツを軽く洗う。もちろん顔も洗う。さっぱりして着替え。ラーメンと唐揚げを食べつつ。友達を待つ。4時間20分でゴール。思ったよりも速かった。そして、バスに乗って戻る。ちょうどアクアラインから沈みゆく夕日が見えた。焚き火の中で赤く燃える薪のような赤さが美しかった。そのまま水泳友達のGOさんと合流して東京体育館でスイムを1.5キロほど。もちろん一番楽しみは最後のお風呂。からだもほぐれて楽しい一日だった。それから阿佐ヶ谷の友達の家で96時間という映画を見る。原題はTAKENというアメリカ映画。音声も字幕も英語だったけど、内容もだいたい分かって楽しかった。休まる時がなく、ハラハラする映画だった。

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11月20日(土)
場所 千葉県鋸山周辺の山岳・丘陵エリア
コース 保田小学校前出発~鋸山~富津林道エリア~鋸山~保田小学校前ゴール
※コースは、鋸山「日本寺」周辺の山岳エリアや「石切り場跡」、丘陵・林道、コース、里山コースなど変化に富んだトレイルを走ります。

距離 23.029km
累積標高 1486m(登りだけだとおそらく半分743mかな)
参加資格 高校生以上の健康な男女(高校生は保護者の同意が必要)
募集定員 600名
参加費 一般 5,000円 / 高校生 3,000円
大会スケジュール
受付開始 08:00
開会式 09:30
スタート 10:00
最終ゴール 15:30
表彰式 14:00

天気:晴れ時々曇り
気温:15度ぐらいかな?
エントリー者数:622人
ゼッケンナンバー:377
タイム;2時間50分39秒
順位:60位

<今回学んだこと>
・この時期でも長袖はかなり暑かった。(15度以上あったからだけかも)
・ロングスパッツの下に、ふくらはぎ用のパワーソックスSKINSを履くと、ふくらはぎの疲労は少ないかも。
・ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし。右くるぶしは下から上に2本と、かかとを後ろから包み込む様にテーピングは良い
・レース前に食べておけば、レース中の食料はほとんどいらない。(エネルギーが切れる前の14キロぐらいでカロリーメイトを食べたら15分後ぐらいに走るパワーが増した)
・バックの背面ゴムひもを引っ張ると安定感がアップする

<朝食>
・梅おにぎり1つ
・あん団子 3本(パワーが長持ちするので、レース前はもちか団子が効く)
・スティックパン2本

<レース直前>
・VAAMジェル
・スティックパン4本

<レース中に食べたもの>
・アクエリアス 1.5リットル(実際は1リットル強飲んだ)
・カロリーメイト 2本
・バナナ 1/2本(エイド)
・水 コップ2杯(エイド)

<持って走ったが食べなかったもの>
・カロリーメイト 6本
・アミノバイタル ジェル 2パック

<荷物預かり所に放置>
・MUSASHI リプレニッシュ (アクエリアスに投入)
・アミノバイタル ジェル 1パック
・VAAMジェル 1本
・アミノバイタル顆粒 1袋

<実際の服装>
・キャメルバック(モンベル)
・トレランシューズ マウンテンマゾヒスト26.5cm(モントレイル)
・帽子 ランニングキャップ(mello’s)
・ニューバランスのラン用短パン
・時計 BARIGO NO.46 Wrist-On Altimeter/Compass
・靴下(コンフォートサポートアンクルソックス(2足組))
・スパッツ 4DM ロング
・ロングスパッツの下に、ふくらはぎ用のパワーソックスSKINS
・Tシャツ マウンテンハードウェア
・ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし。右くるぶしは下から上に2本と、かかとを後ろから包み込む様にテーピング
・パンツ ユニクロ シルキードライパンツ

<実際にレースに持って走ったもの>
・携帯電話
・軍手
・レインウェア (Penfield) 着なかった
・地図(高低差のコピーと地図をビニール袋に入れる)
・財布(お金、カード最小限、保険証) 使用せず
・ゴミ袋

<荷物預かり所に置いていったもの>
・靴下
・速乾性長袖
・ヘッドライト
・ニューハレのテーピング
・ハサミ(テーピングを切るため)
(レース後の着替え)
・水着(帰りに泳いで帰るため)
・パンツ
・靴下
・シャツ
・ズボン
・エアサロンパス 使用せず
・音楽プレイヤー(iPod) 使用せず
・タオル 使用せず
・長そで緑のシャツ(LoweAlpine)
・レインウェア (モンベル)(今回はなし)
・スパッツ:ロングスパッツ(4DM)
・サポーター(4DM)(今回はなし)
・ハーフスパッツ(アシックス)
・トイレットペーパー 使用せず
・膝のサポーター 使用せず
・足首のサポーター 使用せず

<上記にないが忘れてはならないもの>
・ゼッケンなど
・大会参加ハガキ