月別アーカイブ: 2010年9月

ひとつのバランスが崩れると、全てが崩れていく

今日は水との相性が最悪であった。
原因は自分のどこかに有るはずだ。
何かが崩れているから、それが全てを悪化させた。

腕が疲れていた。
水をしっかりかけない。
進まない。
呼吸が辛くなる。
キックもリズムよく打てなくなり、足が下がる。
抵抗が生まれ、いつもより疲れる。
たったひとつの不調が、すべてを狂わせる。

これは僕の水泳と言う小さな世界の話しだけではないと思う。

生態系は多様なものの相互関係で絶妙にバランスをとり成り立っている。
人がいるから、山が有るから、川、海、鳥、魚、猿、花、土、微生物、人間が知らない多くの生き物。
それらが全て作用し合って、平衡が保たれている。

それは生態系だけではなく社会であっても、ひとつの森であっても、家族であっても、東京という都市であっても、個人の肉体であっても。
あるひとかたまりのものは、本来それぞれにバランスがとれている。またそれぞれにバランスが保たれた塊の集合によってバランスが成り立っている。

しかし、何かひとつが崩れると、その崩れに伴って連鎖して崩れて行く。
崩れたことをカバーしようとして、崩れたことに対して何か対策を行う。
すると、人が恣意的にやった施策では、全体のバランスを見れているはずがなく、他の部分がさらに崩れ、いびつになってゆく。
真ん丸だった円が、一カ所削れたら、そこを補修したと思ってもさらに他の場所も崩れてゆき、円には戻らない。

東京という都市のアンバランスさ。
人々が壊れて行く世の中。
沖縄のアメリカ軍基地。
肉体の栄養バランス。
森林の崩壊。
杉の植林と間伐放棄。
溺れそうな水泳。

すべては、小さな違和感、崩落から始まる。
ただ、それをどう修正するか、いやどう馴染んでいくかがポイントなのだろう。

そう、僕も無駄に考えず、水に逆らうことなく水に沿ってただ進んでいこうと思う。

送信者 ドロップ ボックス

沖縄本島を南下してアメリカの跡と辺野古(キャンプシュワブ)の今を見た。

水泳を始めて10ヶ月の記録

昨年の秋頃から水泳を始めた。水泳をしている友達が日本に戻ってきて誘われたのがきっかけだ。1年経ってみると、かなり水泳にはまっている自分がいた。週に3回は泳いでいるのに、このブログに登場する回数の少なさに自分でも驚く。日常の陸の世界とは違う水の世界を味わえるのが気持いい。さらに、夏の暑い時期や冬の寒い時期は都会のロードを走るよりもずっといい。

冒頭の「始めた」という言葉は厳密に言えば、正確さに欠ける。小さい頃スイミングスクールに通っていたから、再開したと言った方が正しい。とは言っても、十数年ぐらいのブランクを経ての再開である。

この1年間泳いできて、水に馴染んできた。最初はバランスも悪いし、水泳の筋力もなかった。しかし、続けることによって水を掴めリズムよく泳げるようになり、水中の世界が楽しくなった。動物として水に入ることに対して少しの違和感もなく、自分の生活する場所として感じられるようになった。自分の居場所が陸だけから水中にまで広がった。なんとも幸せだ。

水中では平泳ぎで楽に泳ぐのも楽しいが、リズムとバランスがツかめてきたクロールでスイスイ泳ぐのが一番かもしれない。水と友達になった気分だ。さらに潜水で長く泳ぐと自分は水中の生物だと思い込んでしまう程。

1年でこうなれたのも、ただ闇雲に泳ぐのではなく、自分の悪いところを教えてもらい、メニューも友達が決めてくれるからだろう。ありがたい。そんな集大成として9月11日に伊豆大島オープンウォーター大会(2km)にエントリーしていた。しかし、参加者が100人に満たないと言うことで大会が中止、伊豆大島に友達と旅行に行くことも楽しみにしていたのに。。。そこで、同日に千葉県の御宿で開催される「おんじゅくオーシャンスイムレース」(3km)に出ることにした。どんな結果になるか?初めてのオープンウォータでの大会(簡単に言えば遠泳)が楽しみだ。

さて、追い込みの練習をしなければ。

◆身につけたクロールのコツ

・顎を少し引いて、地面(真下)を見るように泳ぐ
 →足が沈まない姿勢になるため、水の抵抗が小さくなって泳ぎやすい。体が水面と平行。
・息つぎは鼻から吐いて、口で吸う
 →鼻から吐く事に寄って、無駄に息を出さない。そして、口で息を吸う事に寄って空気をたくさん吸う。大きく吸って吐いてをしなくて良いので、バランスが取れる。
・ツービート
 →手と足のリズムが重要。キック2回に腕を1回まわす。右手をかいた時に、左足をキックしている状態がリズムが良くなる。体全体で波に乗るようなリズム。
・肘を立てる(肘を曲げる)
 →深いところではなく、浅いところをかく。推進力が大きくなる。
・ローリング
 →腕をまわすのは筋力だけではなく、腰を動かす事によって自然と腕をまわす。
・大きな泳ぎ
 →大きく手を動かし、最後まで水をかく。
・水をとらえて、手をまわす
 →指はそろえて、少し丸める感じ。すると水をたくさんつかめる。さらに推進力を無駄にしない様に体の近くをかく。水の深いところをかかない。水をかいだ流れが水面と平行になるようになった状態から、おもいっきり腕をまわす。真後ろに水をかくことが一番推進力になる。

◆主な練習メニュー
アップ
ダッシュ25m、イージー25m
キャッチアップ(右手と左手を前でそろえる。そろってからもう片方の手をまわす)
片手(片手だけでクロール)
プル(キック無しで手だけ)
キック(キックだけ)
スカーリング(手だけ。手は平泳ぎの手のよう。厳密には手を横に動かして水を掴む)
ロング(1000メートルなどを続けて泳ぐ)
メドレー(バタフライや背泳ぎなどもたまには練習)
ダウン

送信者 小笠原

水と一緒に泳ぎたい。