月別アーカイブ: 2010年8月

イルカよ、クジラよ、ウミガメよ。

全体までの旅日記はこちら「船旅は魔法にかかったように。」

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朝6時過ぎに目を覚まし、おもむろに起きる。陽光が差し込む広い畳の部屋で目を覚ました。何人かは既に出かけており、何人かはまだ寝ていた。そう、相部屋の民宿の朝はいつもこんな風に始まる。でも、二日酔いになっているような人はいなく、この島に来る旅人は目的意識が明確で酒をあまり飲まないようだった。

朝食をとり、出かける準備をする。今日はPAPAYAというマリンショップのマッコウクジラツアー(父島1周)。8時30分集合に合わせて、以下の荷物を防水バッグに入れる。

3点セット(シュノーケル、マスク、足ヒレ)
水中カメラ
一眼レフ
望遠レンズ
飲み物
昼食
タオル
サングラス

送信者 小笠原

そして水着に着替え、コンタクトをつける。今回は本気でイルカと一緒になるために遊びにいく様の水着ではなく、競泳用の水着にした。少しでも抵抗を減らしたかったのだ。念のために酔い止めを飲んだ。(しかし、結果的に酔う様な揺れはなく、さらにイルカやクジラに興奮していたので、酔うことなんてありえなかった。)車で港まで移動して、船に乗船。カップル、夫婦、そして年齢様々な男1人の旅人。20年近く毎年夏に小笠原を訪れているリピーターもいた。真っ黒に日焼けした船長の説明を受けて出港。ワクワクしてくる。

送信者 小笠原

港を出てすぐ、イルカの群れを発見したようだった。そっと海へ入るだとか、イルカのいる方向は時計の針の向きで説明するだとか、簡単な話しを聞いた。そして、そっと、海の中に入る。イルカの方向に向かって泳ぐ。興奮する。初めて野生のイルカを見た。目の前に数頭のイルカが泳いでいる。水の抵抗なんか微塵も感じないかのように、泳いでいる。鳥が空を飛ぶ時に空気を意識しないように。

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それにしても、こんなにも親しみを持つのは同じほ乳類からなのだろうか。そんなもの人間が決めた分類でしかないことを分かりつつ、想像していた以上にイルカという存在に惹かれていく。天の邪鬼な僕は、ドルフィンスイムといって多くの人が騒ぐと、イルカと泳ぐぐらいで何を言ってるんだとちょっと冷めた目で見ているところもあった。もちろん興味の方が勝っていたんだけれど、そんな天の邪鬼な視点も少しばかりあったのだ。けれど、イルカと目が合った時から、そんな気持はどこかに消え去り、自分もイルカになった気持で一緒に泳いだ。

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足ヒレを大きく使って、ドルフィンキック。そして、イルカが深く潜れば僕も潜水していった。初めての時は、まだ感覚が掴めていなかったけれど、3回目4回目となるとだんだんとコツが掴めてきた。そして、イルカと一緒に泳ぐ時間も長くなった。僕たちがイルカにとって危険な奴らじゃないと分かってくれ、こちらも慣れて堅さがなくなったからだろう。僕もリラックスすると、イルカの鳴き声が、キューキューと聞こえてきた。彼らは声を持っていた。それも、その音が非常に心地よい。僕に何かを話しかけているようだった。もう少し時を共にすれば何を言っているか分かるんじゃないかと思ってしまった。

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思い出したように、水中カメラを取り出して、写真と動画を撮りはじめた。僕も泳いで動いているし、イルカも泳ぎつづけているからなかなかブレない写真は難しく、さらに構図的にも綺麗な写真を撮るのは難しかった。5回ぐらいイルカと泳ぎ、移動することになった。でも、とても名残惜しかった。もっとイルカと一緒に泳ぎたいという気持が強かった。ドルフィンスイムのツアーを2日にしておいて本当に良かったと思った。

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そして、南島へ。ここは砂浜も緑もゴツゴツした岩もあって、景色のいい場所だった。ちょっと高いところから小笠原周辺を見渡すことが出来たのも気持よかった。ここはカツオドリの繁殖地となっているようだった。あっという間に昼になり、波が低いところに移動して昼食&シュノーケリング。パンと水をたくさんとって、海の中に。イルカはいないけれど、自由に海の中を泳ぐのは心地よかった。イルカと共に泳いだ後だと、まるで自分もイルカのように海の中を舞っている気持になった。

送信者 小笠原
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それから海中公園に移動する間に、イルカの群れに遭遇。多くのイルカが、群れをなして移動していた。小笠原諸島周辺には主に2種類のイルカがいて、今回のイルカは一緒に泳げない方。繊細で人が入るとすぐに逃げていくそうだ。イルカが一緒に並走してきた。こうしたイルカの行動を見ていると、本当に感情を持つ生き物なんだと実感する。まるで、彼らが人間のように感じるのだ。僕は犬とか猫とかが大の苦手なのだが、それらとは全く違うものを感じる。それはひと言で言えば感情であり、知性と遊び心だ。そうした姿を見ると喜怒哀楽のすべてを彼らが感じているんじゃないかと思えてきた。そして、明確な根拠はないけれど、一緒に泳いでみてそう言い切れる。

送信者 小笠原
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海中公園で魚達と一緒に泳ぐ。実は、シュノーケリングを楽しんでいる間ももう一隻の船はクジラを探していた。集音マイクを海の中に入れ、クジラの声を聞いていたのだ。どこにクジラがいるのか。何十キロも離れたクジラの声が聞こえるらしい。大きな大きな海の中でクジラ同士がやり取りするためにはそれぐらいの声が必要なのだろう。こんなところからもスケールの大きさを感じる。そう、クジラの声をキャッチした方向へ向けて船は舵を切った。どんどん沖へ沖へと大海原を進んでいく。船の先端で風と水しぶきを感じながら、どこまでも続くあおい海を眺め、どこかにいるクジラのことを思うと心が躍った。まるで自分が海の男になったかのような気分にさえなった。

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「あっ、ブローだ。」誰かが叫んだ。声のさす方へとすぐに眼をやる。僕の近くのどこかにクジラがいる。しかし、見つからない。今までクジラのブローなんて見たことがなかったから、どんなものかイメージがつきづらく見つけるのに時間がかかる。見渡していると、また声が。どうも何頭もいるようだ。声がする度に見るがなかなか見つからない。瞬きもせず、ひたすら水面をなめるように見続けている。

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「あっ、クジラだ。」突然目に入ってきた。ブローのしぶきが目に入るよりも、クジラの黒く大きな体が目に飛び込んできた。濃く青い海の中に黒い胴体が横たわっていた。そして、ブロー。水しぶきが出る瞬間に音が聞こえてくる程の距離だった。ゆったりとした早さで、海を移動し、潮を噴いている(ブロー)。彼らを見ていると本当に別の時間の中で生きているように感じた。目の前にいるのはマッコウクジラで、彼らの鼻孔は斜め45度になっているらしく、ブローした時に出てくる潮も斜めに出てきていた。その潮に太陽が当たって虹色になっていた。

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一度ブローを見ると、どんな物かが分かったので、色々なところにいるクジラのブローが分かった。この辺りには何頭ものマッコウクジラがいたのだ。なんとも不思議だった。見渡す限り船は僕たちしかいない。人間の時間がココにあった。何人か乗っていたけれど時間の流れはひとつだった。一方でマッコウクジラはそれぞれの時間の流れを持っていて、何にも左右されることなくそれぞれの時間で営みを続けているようだった。ぼーっと考えながら、クジラに見とれていた。

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すると、キャプテンが「くるよ、くるよ」と言った。フルークだ。すると本当に、背中を丸め、尾びれを空中に高く上げ、水しぶきを飛ばして、潜っていった。圧倒的な出来事だった。悠久の時を感じる。僕らの時間とは違う、もうひとつの時間があることが強く感じる瞬間だった。そして、また何度かブローを見て、フルークを見た。今回はマッコウクジラだけに出会った。ザトウクジラには冬にしか会えないから、かれらが空を舞うブリーチは見れなかったけれど、十分満足できる時間だった。そして、クジラとともに泳ぎたいという気持が強く芽生えた。

送信者 小笠原
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時間も遅くなったので、父島に向けて船は走りはじめた。すると、「マンタだ!」誰かが叫んだ。イルカ、クジラに続いてマンタに出会ったのだ。彼も大きく優雅に泳いでいた。マンタ返しをして、まっ白な姿も見せてくれたけれど、準備が遅く一緒に泳ぐことはお預けだった。17時30分頃港に戻り、宿へと辿り着いた。足ヒレなどを洗いシャワーを浴びる。

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夕食にはウミガメの刺身が出た。鶏肉の刺身のようだった。特別おいしいとも思わなかったし、まずくもなかった。夕食後、岡山から来ている小笠原3回目の女性、自衛官として働いている男性、そんな同じ宿の旅人2人と話しをしていた。すると、浜でウミガメが産卵していると言うので、行ってみることにした。ウミガメはひとつひとつ卵を産み落としていた。真っ暗なので、かすかな音しか聞こえない。途中から海洋センターの職員の方が小さなライトでお尻の部分だけを照らしたので、卵が産み落とされるところを目にした。彼女は卵を産み終わると、両足で砂を卵にかけた。最後の力を振り絞るように、右、左、右、左と足を動かして砂をかけていった。浜に上陸して、穴を掘り、卵を産み、砂でかぶせて海に戻るまで数時間かかるという。母親にとってもとてもとても大きな営みなんだと実感した。動物が卵を産む場所に居合わせたのは初めてだった。母性の強さ、生命を残すという行為に命をかける姿を目の当たりにして、生きるとは生まれることなんだと強く思った。真っ暗な小笠原の海で、生きることに対する強い想い、すなわち命をつなぐことに対する意味をぼーっと考えた。生き物は生まれ、別の生き物を食べ育ち、子孫を産み、死んでいく。そうして繋がりつづけている。

送信者 小笠原

小笠原の1日は様々なことが詰まっていた。

手書きだけの郵便受け

展覧会の案内、
年に1度だけ届くあいつからの年賀状、
自分の知らぬ異国からえっちらおっちらやってくる、旅先からの絵はがき。

手書きの手紙だけが届く郵便ポストがあったら、世界はワクワクとぬくもりで包まれるのだろう。

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足りない絵はがき

海の向こうからやってくる絵葉書

きみが住む星

SKINS SCANNING PROJECT IN JAPAN

SKINS SCANNING PROJECT IN JAPANに参加してきた。参加と言っても、体のサイズを測られて来ただけ。
SKINSはコンプレッションウェアの会社で、スポーツをする時に選手が身につけているスパッツなどを作っている。僕もトレイルを走る時や長距離を走る時は着用している。体がぶれなかったりするので疲労低減だったり、運動能力の向上が見込まれる。

より体にフィットするコンプレッションウェアを作成するために、世界中でスポーツをする人のサイズを測っている。それがSKINS SCANNING PROJECT。自分の体のサイズが分かると、今後のウェア購入に便利なので、メモメモ。

そういえば、SKINSのパワーソックスをもらった。ふくらはぎだけのスパッツのような物。今まではロングスパッツかハーフスパッツしかなかった。暑い時はハーフだったけれど、山道だと草が当たったりするので、ふくらはぎを覆うパワーソックスがあれば良いなと思っていた。でも、買うまでもないと思っていたので、持っていなかった。ラッキー。

身長:165,1cm
体重:59.4kg
Shirt Collar(首周り);34.6
Chest Full(胸囲):94.3
Bust Full(脇の下の胴回り):87.9
Waist Full(ウェスト):73.8
Stomach Full(お腹周り):74.1
Hips Full(ヒップ):98.3
Abdomen Full(腹部):95.4
Left Wrist(左手首):16.7
Right Wrist(右手首):16.1
Left Biceps(左上腕二頭筋):27.1
Right Biceps(右上腕二頭筋):26.9
Center Trunk Full Contoured(胴体の中心の長さ=股下から首までの胸から背中までの1週の長さ):155.3
Hips Width(ヒップの幅):38.1
Thigh Left(左大腿):53.9
Thigh Right(右大腿):54.4
Calf Left(左ふくらはぎ?):37.2
Calf Right(右ふくらはぎ?):38.3
Ankle Girth Left(左足首周り):25.3
Ankle Girth Right(右足首周り):38.9→このデータは変?
Hip to Waist Ration(ヒップとウェストの比):0.75

絵日記の中の夏休み in 湖畔の原始感覚美術展

芸大に潜っていた頃の友達である杉原さん@阿佐ヶ谷が中心となって長野の木崎湖で展示をしているので行ってきた。この展示には他の芸大時代の友達や阿佐ヶ谷友達である本郷さんも参加している。

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日曜日の朝4時に阿佐ヶ谷友達かつ水泳仲間であるごうさんと出発。前日の夜にレンタカーを借りていてくれた。感謝。カーナビを頼りに迷いながら長野を目指す。いつものように陽気な2人は、CDをかけながら大熱唱&替え歌大会。途中の湯の丸SAでごうさんの高校時代の水泳部仲間(まどっぺさん)も参加。彼女は現在長野に住んでいると言うことで、ここから参加。まどっぺさんは初めて会ったとは思えないほどで、楽しい3人の夏休みが始まった。

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今回の展示は「湖畔の原始感覚美術展」というタイトルだ。このタイトルからして非常に興味がある。さらに、会場である木崎湖は2年程前に訪れて田植えをしたり、山菜採りをした。そして、湖が山に囲まれた落ち着く場所だったのでとても楽しみだった。

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木崎湖に着くと、杉原さんのお父さんがちょうどいらっしゃった。西丸震哉 記念館の前にある杉原さんの作品について話しを聞く。この作品を作るとき、ちょうど土の中から土器などが見つかったと言う。今回の展示のテーマでもある原始感覚というキーワードと重なり合う運命のような気がした。

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木で作った竪穴式住居の様である。ここでは宿泊も出来るようで、昨日も泊まった人がいたらしい。こういった経験は現代社会に生きる我々に、プリミティブな太古からの記憶を呼び覚ますきっかけになるような気がする。それから記念館の中を見学し、浅井裕介さんの作品を見る。壁画と和室の天井とふすまに書かれた土の絵は素晴らしかった。原始的な人間の本能が漲っている絵が描かれているような力強さを感じた。

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さて、今回の展示は木崎湖畔のいろいろなところに作品がある。最初は車で移動しようとしたのだけれど、サイクリングをしながら1周して作品を見ることにした。この選択が大正解。天気も良く湖畔を風を切って自転車で走るのはとても気持よかった。3人でルンルン気分。

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3人とも人間の持っている感覚を大切にしている性格だったし、自然が好きだし、無邪気に楽しむタイプだったので、まるで小学生が夏休みの合宿に着た時のようだった。田んぼの中の1本道を走り、絵日記の中の夏休みのようだった。

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そして虹の家に到着。ここは古い蔵。本郷さんがせっせと片付けをして綺麗にしたようだった。蔵の扉を開けて電気をつける。ヒンヤリとした空気が漂い、暑い外とは別世界の気がした。急な階段を上るとそこには何点かの写真が展示されていた。東京近郊の沢で撮影した写真と木崎湖周辺で撮影した水辺の写真。どの写真にも水のもつ美しさ、輝きが表現されていた。水って偉大だなと思える作品だった。そして、展示されている空間とマッチしており、最高の展示だった。越後つまりトリエンナーレに何年か前に行った時に、蔵の2階にある展示を見た。あの時も、独特の空気感を感じ非常に心打たれたが、今回も同様だった。

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それから芸大時代の友達である蓮沼さんの自画像の作品を見る。鏡がたくさん置かれており、それに従っていくといつの間にか一周していた。そして結果的に自分の顔を見ていた。

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暑い。そして昼になり腹が減った。するとまどっぺさんが3つリンゴを取り出してくれた。近所のおじちゃんから初物のリンゴをもらってきてくれたらしい。素敵だ。3人でリンゴにかぶりつく。うまい。瑞々しさが溜まらない。体にリンゴの汁が染み渡る。食べること、生きること、そんな原始感覚をこんな所でも味わう。

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それからキャンプ場の展示を見て、ゆーぷる木崎湖という温泉施設へ。まずは食べる。そして、本郷さんの喜望峰から日本に自転車で帰った時の展示を見る。砂漠の写真と最後にオアシスから水が湧き出る写真。非常にこの場を上手くつかった展示だった。温泉に入り、また木崎湖畔を自転車で走り、記念館に。ちょうど木崎湖1週の夏休みが終わった。

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帰りは渋滞などもあったけれど、いろいろな話しが出来てとても満たされた絵日記の中の夏休みのような1日だった。木崎湖はまた訪れたいと思う、素敵な場所だった。またひとつ、戻ってきたいと思えるような素敵な場所を見つけた気がした。

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焚き火の炎を囲みながら

今年の3月末に奥武蔵ロゲイニングに参加した。この大会の会場はその名の通り奥武蔵であるのだが、最寄り駅で言うと高麗駅(こま)だった。駅からスタート地点の高麗小学校までに行く間にあった巾着田という場所がいいなと思っていた。そのエリアをロゲイニングのレース中も少し走ったのだが、週末のんびりキャンプをするには良いと思ったのだ。理由はこんな感じ。

・駅から歩いていける
・コンビニ(セブンイレブン)が歩いて5分のところにある
・川が流れている
・トイレがある
・水道がある
・無料でキャンプできる
・焚き火ができる

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すると、先日友達から焚き火をしようと誘われた。焚き火は大好きなので、二つ返事をしたのだった。その後、場所を決める段階で、一緒に行く友達2人が小さい頃よくキャンプをしたという巾着田でやろうという話しに。おお、巾着田!と思い、楽しみにしていた。

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まずは、鶴ヶ島駅集合。高麗駅じゃないのは、友達の実家が鶴ヶ島だから。そして、ここからすぐ近くの巾着田へは車で向かう。まずはホワイト餃子で昼食。それから、ホームセンターとスーパーで食料やら飲み物やら蚊取り線香を購入。巾着田に到着し、日よけのタープっぽいものを設営し焚き火用の薪拾いをしていたが、目の前に川があるのにおとなしくしていられない。水着を持っていなかったが、ハーフパンツのままドボン。気持いい。夏はこうでなくっちゃ。ひとしきり遊んでから、夕食作り。

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いぶすくんという薫製器を友達が持ってきたので、これが今夜の夕食。鶏肉、ししゃも、卵、ウインナーを燻した。こうして自分たちで薫製を作って食べるのは初めてだったけど、なかなかうまいもんだ。川で焚き火をして飲みながら、つまむにはもってこい。焚き火の炎も安定してきて、4人で楽しいひとときを過ごした。火と言う物はいい。火を囲む空間のワクワク感は人が火を知ったときの根源的な本能が表れている気がする。

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何時頃寝たのかは覚えていないけれど、寝転がれるチェアに横になりシュラフを上にかけた。上を見上げれば空だった。久しぶりにテントに入らず空の下で寝た。この開放感はなかなか気持がいい。朝は4時過ぎに一度目をさましたけれど、二度寝して6時ぐらいかな?に起きてみんなでスーパー銭湯へ。

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2010年8月最初の週末に友達と行く週末の楽しい焚き火キャンプでした。