夢、そして次なる夢

ただ、いろいろやってきてひとつだけ言えることは、
「夢の続きは、また夢だった」ということです。
湯口公さん

金曜日に湯口さんのエゾシカディナー&アラスカ報告会に行った。湯口さんを知ったきっかけはもう定かではないけれど、何年か前にアラスカについて調べていて偶然湯口さんのウェブサイトに行き当たったのが最初だと思う。その時、写真と文章を読んで直感的に自分の興味センサーが反応した。それは写真であり、湯口さんの行動であり、文章になっていた考え方だった。そんなこんなで本やDVDを見て、そして写真展に行った。今回は湯口さんが獲ったばかりのエゾシカが食べられるというので、ワクワクしながらいった。

エゾシカの半生レバーのうまさといったらこの上ない。さらに、タンは噛むとうまみがでてくる。エゾシカ背ロースのローストも肉の味がした。食用に育てられた肉にはない、野生の肉の濃さだ。さらに、食べる物が見える。それは、湯口さんが数日前に北海道の山の中で出会った鹿で、その鹿を獲って今ここにある。その肉が自分の口に入り、次の日からのエネルギーになる。食べ物と自分が関係している事が分かるのが、本来の意味での「食べる」という事だと思う。まあ、こんな講釈はさておき、本当にうまかった。

送信者 ドロップ ボックス

そして、湯口さんがアラスカを飛んで旅した写真を見て、もっとアラスカの奥へ行きたいと強く思った。けっして車では行けない場所。飛行機でしか行けない場所ばかりだった。アラスカには道があまり通っていないのだ。特にネイティブの村には。彼ら生活だったり文化を知りたいのと、その周辺の自然に強く惹かれる。

特に記憶に残っているのはこんなところ。忘れないようにメモ。ネイティブ村 キバリナ(シシュマレフみたいな所)、ビーバー川、サークル村、アラスカにある砂漠、テーラー村(ノーム近く)、アナクトビックパス(湯口さんの中で一番Alaskaで綺麗な村)

そして、ここ最近考えていた事、そしてこの会で湯口さんを見ていて思った事があった。それは冒頭に書いた文章。これは湯口さんの著書の最後にかかれていた言葉。

僕の言葉で言えば「夢、そして次なる夢」。

石田ゆうすけさんの言葉を借りれば「Dream、produces、 next dream」

星野道夫さんの言葉をならば「大切な事は、出発する事とだった」。

やりたい事、新しい事をして、次を見据えよう。自分がやりたいことをする。それをすれば、やりたい事は変わるかしれない。けれど、そうして夢は広がっていく。

送信者 ドロップ ボックス

そろそろアラスカに行ってもいいかな、なんて思ったんだ。

旅をきっかけに

旅する力 深夜特急ノート 沢木耕太郎 新潮社

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