ランラン扇山トレラン&チャリティーラン

トレランの大会は普通じゃ出せないような限界まで挑めるから楽しいと思っているのだけれど、個人的に山を走りに行くのも好きだ。
それは、自分のペースで自然の中を駆け抜ける爽快感があるから。

今週は休みがあったので、2回ほど山へ走りに行った。
どちらも夕方から用事があったので、近場かつ短いトレイルへ。

まずは高尾山から景信山の往復。
高尾山は近くてアクセスは良いのだが、人が多いので走りに行くことはほとんどない。
つい先日も高尾山の周辺は走ったが、高尾山には行かず。

ただ、今回は平日&大地震後ということで人がいないだろうと思って、高尾山から景信山の往復を走ることに。
予想通りほとんど人はいなかった。走っている間に10人ぐらいしか会わなかった。
週末の高尾山ではありえないこと。
2時間30分ぐらいで往復の16キロほどを走った。意外と楽しめるトレイルだった。

そして、昨日は扇山へ。
夕方から友達と先日の東北関東大震災のチャリティーランをすることになっていたので、阿佐ヶ谷に3時までには帰りたかった。それに間に合う山はいくつかあったけれど、今まで走ったことのない山に行きたい気持もあったので、探すことにした。

送信者 登山

阿佐ヶ谷からのアクセス、標高差、コースタイムなどを見て、絞り込んで行く。今回は扇山にすることに。ここは鳥沢駅という高尾から30分ぐらい奥に行った駅からそのまま登山口に行ける。この駅からは高畑山にも行ける。高畑山には以前行ったことがあり、この山のコースも2時間ほどだった。

今回は初めての山と言うことで、扇山に。阿佐ヶ谷からは1時間30分ほどで到着。駅前にあるコンビニ兼パン屋みたいな商店に入る。するとおいしそうなパンがあったので、買ってむしゃむしゃ食べる。エネルギーを補給して、さあ出発。天気も良くて気持良さそうだ。唯一の敵は花粉ぐらい。11時にスタート。駅を出て北に。最初は住宅街を抜ける。そして、緩い上り坂がずっと続く。道路には道標があり、扇山はコチラと書いてあるので、地図を細かくチェックする必要がないほど。アスファルトの上り坂がしばらく続く。

送信者 登山

もっと急な坂であれば歩くのだが、走れてしまうほどの傾斜だから走る。すると、辛いのだ。大月カントリーを横に見ながら登る。アスファルトの緩い登りがずっと続くのはいいトレーニングになる。この山は富士登山競争のコースに似ている。というのも、最初は緩いアスファルトの登りが続き、途中からトレイルの登りが続く。決して下りがないコース。

送信者 登山

梨ノ木平まで4キロ弱はひたすらアスファルトの登り。ココから登山道に入る。ここまで約30分。やっとトレイルを走れると思うと、ほっとする。そういえば、ここまで登山者には誰とも会っていなかった。頂上で登山者に会うまで結局ひとりもあわなかった。トレイルに入っても扇山までひたすら登り。トレランのコースはアップダウンを繰り返すルートが多いが、この山は本当に登りだけ。ゼーハーゼーハー言いながら、頂上を目指す。梨ノ木平から山ノ神までは15分。山ノ神の直下には水場と祠があった。

送信者 登山

まだまだ、登る。さらに15分ほど行くと、眺めの良いひらけた頂上に到着。ちょうど1時間ぐらい。駅から5.5キロほど標高差800メートルほどを一気に登った。汗がダラダラ。なかなかしんどい登りだった。登りのトレーニングには塔ノ岳と同じ様に使えそうだ。ただ、こちらの方が距離が短いと思うので、後に残る疲れはない。

送信者 登山

頂上からの眺めは非常に良く、富士山が目の前にドカーンとそびえ立っていた。富士山は何度見ても魅力的だ。頂上が広いので、のんびりした。コッヘルを持って来てラーメンを食べているハイカーもいて、ついついうらやましくなった。今度来る時は、ゆっくり登って頂上で富士山を見ながらラーメンを啜ろうと決めた。

送信者 登山

20分ぐらいのんびりして、さあ下山。行きは登りオンリーだったので、帰りはひたすら下るだけ。スピードを出そうと思えば、いくらでも出せるが足への負担と捻挫をしないように、ペースを抑えて下った。山ノ神の水場で顔や手を洗う。花粉を出来るだけ落とそうという作戦&汗でべとつく肌をさっぱりさせる目的。気持よくなった所で、残りのトレイルとロードを走る。下りは40分強で下山。ちょうど14時ぐらいに鳥沢駅に到着して、楽しいトレラン終了。また、駅前の商店でパンを買って昼飯にした。走っている時に眼鏡が揺れるのが気になる。調整してもらうか、ラン用の眼鏡があれば、UTMFもあることだしそれをゲットしたい。

送信者 登山
送信者 登山

阿佐ヶ谷に戻り、花粉除去のためにシャワーを浴び、洗濯をする。それから、16時スタートで善福寺川沿いを10キロほど友達と走った。東北関東大震災のチャリティーランということで、6、7人が集まって、楽しく走り500円を寄付した。些細なことでも自分たちにできることを、少しずつやる。まずはそこから。天気も良く、善福寺川沿いは車もなく非常に気持よく走れた。その後、銭湯に入り高円寺麦酒工房という、お店で地ビールを作っている地ビール工房へ。高円寺という町中で作っていて、それが飲めるのがいい。さらにジョッキで390円とお得。みんなでひたすら笑って楽しく食事をした。

送信者 ドロップ ボックス

【扇山トレイル 概要】

【日時】2011/3/19(土) 晴れ
【場所】扇山(1138m)
【距離】11キロ
【行き】
阿佐ヶ谷9:21発→JR→鳥沢駅10:47下車
【帰り】
鳥沢駅13:20発→JR→阿佐ヶ谷駅14:53着

【タイム】約2時間(参考コースタイム5時間)
鳥沢駅 11:00
梨ノ木平 11:30
山ノ神 11:45
扇山山頂 12:00
鳥沢駅13:00

◆装備

いつもの

◆食料
お茶 500ml(予備の500mlの水は飲まず)
食料は持って行ったが、何も食べず。(走る直前にパンを食べたのと朝飯を食べていたのでいらなかった)

◆次回への課題
走っていると眼鏡がずれるので、ラン用の眼鏡を買う
扇山から百蔵山へつなぐコースをとればもっと長いコースを取れる。

6 thoughts on “ランラン扇山トレラン&チャリティーラン

  1. すごいね、すごい。どんどん遠くへ走って、遠い存在になってしまって
    ササっと戻って現実のひとになってくる感じとか
    クレイジーです。
    私たちは、311を永遠に忘れないつもりでも
    痛みはいつか忘れてしまう。
    ともに、今できることを、見えることをしましょう。AC。

  2. teratownさん、こんばんは。

    連休の高尾山にほとんど人がいない…。
    やっぱりだれもがショックを受けているんだろうなあ。
    でも、こんな時こそ、走るのがいいかもしれないね。
    人には息抜きが必要だし、電気もガソリンも使わないもんね。
    ぼくも家のまわりを走ってみようかな。

  3. がんばってますね。
    メガネを固定するためのグッズありますよ。
    1)ツルに通して、三日月がたのロックを耳にかけるタイプ。
      ゴムで出来ていて、痛くないし、確実です。
    2)やはりツルに通して頭の後ろで繋がっているタイプ。
      装着時の違和感は少しありますが、これも確実です。
      野球の選手がよく使います。

  4. サヤーンさん

    少しでも時間があると、ひょいっとどこかに出かけて、戻って来て日常に戻ることが多いらしく、よく不思議に思われています。

    でも、実はそんなに遠くなくて、サクッと行ける所ですよ。

    忘れないつもりでも、自分の目の前に常にないと忘れてしまうのが現実ですね。だからこそ、出来る時にできるだけのことをやって、それを続けて行きたいです。

  5. momomoさん

    人の少なさには驚きました。
    そして新宿の大きなビジョンのついていない風景にも驚きました。
    けれど、なくても何の問題も感じませんでした。

    走るのは電気も使わないですし、ガソリンも使わない自然な遊びでいいですね。行くまでに電車に乗ってしまってるのが、多少問題かなと思う時もあります。

  6. maru さん

    情報ありがとうございます。
    普段は眼鏡でもまったく不便がないのですが、ダイビングや雪山、そして激しく走る時は不便ですね。

    でも、コンタクトはなんだか違和感があって、レーシックは怖いので、眼鏡のままです。

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