日別アーカイブ: 2011/3/5 土曜日

ぐるっと一周360度に見えるは青い空と白い山

今年はまだ一度もあいつを連れ出していなかった。
一度ぐらい出かけたい。
冬だけしか、活躍できない奴だから今しかなかったのだ。

天気予報を見ていたら土曜は快晴のよう。
これは連れ出せる。
あとは、どこへ連れ出すかだ。

日曜は友達数人で裏高尾から南高尾を走る予定になっていた。
とすると土曜に日帰りでも行ける場所。

その他にもかなり注文の多い料理店状態。

・車に乗れないので、電車とバスでも便利なところ。
・天気が最高にいいので眺めがいいところ。
・ゆったりと楽しみたいので、コースタイムが短いところ。

そんな注文を考えていたら、入笠山がターゲットになった。

スノーシューの初心者向けコースとしてよくツアーも組まれているようだった。
人が多いのは好きではないが、中央線で楽だし、行ったことがなかったのでココに決めた。

ユキノクツ別名スノーシューを連れ出して。

送信者 登山

富士見駅から富士見パノラマリゾートのスキー場まで9時と10時に無料シャトルバスがあると言う。富士見パノラマリゾートは入笠山のハイキングコース入口でもある。ということで、10時に間に合う電車で。阿佐ヶ谷を6時11分に出る。電車ではよく寝た。電車に乗っている間も起きて外を見ると青空が広がっていたので、期待はふくれあがっていった。

送信者 登山

9時50分ぐらいに富士見駅に到着。シャトルバスに乗って、さあ出発。10分ほどで富士見パノラマリゾートに到着。今回は緩いハイキングなのでゴンドラを使う。往復で1600円。10分ほどで一気に高度を稼ぎ、1780メートルに。ゴンドラからは富士山や八ヶ岳、甲斐駒ケ岳などが見渡せた。

送信者 登山
送信者 登山

さて、スキーをしている人を眺めてから、出発。予想通りの快晴で雲ひとつない。本当に雲がない空も久しぶりだな。ひとがかなり歩いているので、雪がしまっていてつぼ足で歩く。入笠湿原でしばし休憩。お茶とおにぎりを2つ食べる。あーー、気持がいい。人もいるけど多すぎるわけでもなく気にならない。青空の下でのんびりするのは本当に気持がいいなー。

送信者 登山
送信者 登山

しばらく木々の間を歩いて行くと、足を踏み抜くところに来た。おお、お待ちかねスノーシューの出番。やはり浮力がつくので踏み抜くこともなく快適に登った。今回はゆるーくハイキングなので、あっちを見たり、こっちを見たり、ふらふらしながら写真を撮って登って行った。コースタイムが1時間なのに1時間30分かけてゆっくりと。山を走るのも楽しいが、こうした緩い登山も大好きだ。本当は緩い登山は泊まりがいい。泊まるとご褒美がおおいのだ。美しい夕焼け、宴会、満点の星空、日の出。泊まるだけでこんなにも楽しみが増えるのだから。

送信者 登山
送信者 登山

まあ、今回はそんなご褒美はないけれど、最高の青空に出会えたから良しとしよう。頂上直下の少し急な坂を上ると開けた頂上に。かなり頂上は広く3、40人がいた。噂通りの360度の眺め。北八ヶ岳、南八ヶ岳、富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスずらーっと並んでいる。これは圧巻。美しい。これだけ並ぶと山の形の違いがよくわかる。ゴツゴツした甲斐駒ケ岳は一番かっこ良かった。

送信者 登山
送信者 登山

100名山のうち22座も見えると言うことからも、この眺めの素晴らしさが分かる。腰を降ろして、テルモスに入れてきた温かいコーヒーと朝コンビニで買ったロールケーキで一休み。こういう風景を見ながら、ゆっくりとコーヒーを飲むのは私服のひとときだ。普段はコーヒーなんて飲まないのに、こういう時だけはつい飲んでしまう。

送信者 登山
送信者 登山

普段は風が強いようだけれど、今日は風も穏やかで1時間近くのーんびりした。何をしていたと言うわけではないけれど、山々を眺めていたらいつの間にか。BARIGOの時計についている高度計をチェックしたら、1957m。実際は1955と言うから2メートルの誤差。かなり正確で満足したところで、下山。

送信者 登山

坂道で滑り台なんかをして、一人なのに子どもみたいにはしゃいでしまった。帰りの無料シャトルバスは15時と17時。帰りに日帰り温泉を経由してくれる。けれど、一人だし温泉はスルーして駅へ。帰りの電車からは今日はじめて雲を見た。それは淡く橙に染まる雲。19時30分ぐらいに阿佐ヶ谷に戻った。

送信者 登山
送信者 登山

青い空に感謝した1日。

◆スケジュール
【行き】

阿佐ケ谷 JR中央線・高尾行 2,940円 6:11 – 6:38 27分立川 着 6:43 – 8:38 1時間55分 立川 発 甲府
着 ≪甲府 JR中央本線・松本 行 8:53 – 9:51 58分 富士見駅

富士見駅10時発 無料シャトルバス 富士見パノラマリゾート10時10分着
ゴンドラで頂上へ。(往復1600円)

【帰り】
富士見パノラマリゾート15時発 無料シャトルバス 富士見駅15時10分着
15時30分ぐらいの電車にのり、阿佐ヶ谷に19時30分ぐらい着。

◆概要
2011年3月5日(土)
天気:快晴
山域:南アルプス、入笠山 スノーシューハイキング

◆ウェア
上着
Tシャツ
速乾性長袖シャツ ロウアルパイン
フリース(暑くていらなかった)
アウトドアリサーチのソフトシェル

タイツ(4DM サーモサポートタイツ)
速乾性パンツ ロウアルパイン
靴下は厚手
登山靴(モンベル アルパインクルーザー3000)
スノーシュー(スノーシュー兼軽アイゼン)(スノーポン Mサイズ:モンベル)
帽子 耳当て付き ロウアルパイン(使用せず)
コンタクトレンズ
サングラス(クリップサングラス)
うすで手袋 プロモンテ
オーバー手袋 ブラックダイアモンド SOLOIST

◆持ちもの
バックパック40L?(ミレー)
スパッツ(登山靴とズボンの裾から雪が入るのを防ぐため)(MIZUNO)
ホイッスル 
デジカメ LUMIX
時計 BARIGO
水筒 テルモス
ストック
ヘッドライト40ルーメン(Petzl)
ヘッドライトの予備電池
カラビナ2個
山の地図(ビニール袋に入れて)
タオル
方位磁石
コンタクトレンズ
ダウンジャケット(LoweAlpine)
雨具 モンベル
予備Tシャツ(マウンテンハードウェア)
予備の靴下
予備のパンツ
ウェットティッシュ
ホッカイロ
歯ブラシセット
アルミコップ
コンパクトデジカメ 乾電池の予備も持っていく
デジタル一眼レフ 充電を忘れない
デジタル一眼レフの予備電池
一眼レフの望遠レンズ
眼鏡ケース
クリップサングラス
携帯(ドコモは繋がった)
財布
スイカ
iPod(音楽プレイヤー)
文庫本1冊

◆食料
おにぎり2個
板チョコ
カロリーメイト1箱(非常食)
スポーツドリンク500m
水500ml×1本
暖かいコーヒー(テルモスに入れて)

・今回は持っていかなかったけど、場合に寄っては持っていくもの
室内用ズボン(モンベル)
レインウェア(モンベル)
ハイドレーション(モンベル)
Platypus 2.5L
カメラの三脚
レリーズ
バーナー3600kcal(プリムス) 
コッヘル(snowpeak) 
ガス250(プリムス) 
多機能ナイフ(ビクトリノックス) 
キッチンペーパー 
割り箸 
ホッカイロ