月別アーカイブ: 2006年7月

伝説の友達

伝説の友達がいる。僕の中では伝説だ。しかし、2回しかあったことはない。もっと言えば初めて会った時は5分ぐらいしか話していない。ただ、それだけで彼が僕の中で伝説になった。

知らないから、僕の中で神格化しているんじゃないかと突っ込まれるかもしれない。しかし、違うと思う。

僕は連絡をとる必要がない限り人に連絡先を聞かない。しかし、このときは違った。自分から聞いた。それも5分だけしか話していないのに。

確かそれはインドとネパールの国境の町スノウリでのことだった。

自分から聞いたにもかかわらず、めんどくさがりやとコミュニケーション力のない俺はメールをしなかった。そして、それは思い出になりかけていた。出会ってから半年後の真冬。一通のメールが届いた。突然彼からメールが来たのだ。一人真冬の北海道を旅している最中で、無人駅で寒さに耐えながら寝ているときだった。

それがうれしかった。俺も彼に人格を認められているような気がして。それをきっかけに、彼に会うために福井まで遊びに行った。それは昨年の7月末だった。

そんな友達から昨日また突然メールが来た。今年の夏は1400キロ歩くと。お遍路さん。

同じ年代であそこまで達観した人間を私は見たことがない。

チャールズ・グラバー 写真展 「Antarctica = 南極」

8月の頭から、チャールズ・グラバー 写真展 「Antarctica = 南極」 がやる。日経の一番裏に一枚の写真があって、気になった。

注意事項が気になる。

「注意:写真を見る時は、ジャケット持参をお勧めします」
 

誰か一緒に行きますか~?

8月1日(火)~8月31日(木) 10:00~18:00
場所:恵比寿日仏会 →MAP
   
(JR山手線:恵比寿駅東口下車 恵比寿ガーデンプレイス方面へ徒歩10分)
入場料:無料

http://www.fmyokohama.co.jp/fun/information/0831charls.html

バヌアツ

バヌアツ言ってしまえばイメージ湧かない。 
ただ、小さい島国で南の国ってぐらい。
その国が、世界で一番幸せな国らしい。
そうだ、俺もそこに住もう。

なんてね。笑

そんなのはどうでもいいっす。
何を持って、そういうランキングが出たのかが気になるなー。
僕にとっては、日本での生活が長期的には一番幸せな気がします。
理由はタダ一つ、日本で生まれて育ったから。
岐阜への思いも同じ。
理由にならないって言う人がいるかもしれないが、すべてはコレだと思います。 

地球上で最も幸せな国は、人口20万人で経済活動も小規模な南太平洋の島国バヌアツ共和国-。英国の独立系シンクタンクが12日公表した「地球幸福度指標」で、このような結果が出た。先進国は軒並み順位が下で、日本は対象178カ国中95位、英国108位、米国150位などとなっている。 (時事通信)

新たな時代の潮流と神がかった土地ウユニ

Where the Hell is Matt?

http://www.youtube.com/watch?v=bNF_P281Uu4&mode=related&search=matt%20harding

strideといガムのCM。http://www.stridegum.com/

youtubeでかなり話題になったムービー。これはガムのCM。youtubeなどで流すことを前提にして作ったムービー。それが時代の変化を感じる。著作権に対する意識とか、既得権益を持った組織だけが作り上げ、一方的に発信するということが明らかに変わっていると実感する。

彼が選ばれた理由は、世界を旅してその土地でダンスした映像をネットに載せたら、ガムの会社からオファーがきたとか。

こういったのってセンスを感じる。それに、テクノロジーと言うかプラットフォームの特性をを旨く利用して一番最初にやるってのがいけてる。

もちろん、ムービー自体もワクワクする。旅好きだからかもしれない。
自分が行った土地、そして憧れの土地がいくつも出てくる。

さらに、ムービーの一番初めの地が雨季のウユニ。本当に神がかった土地だ。
ウユニといったら、3年ぐらい前に一枚の写真を見て、恋した土地だ。
あんなにも、行きたい。行かずに死ねないと思った土地はいまだかつてあの地だけだ。
本当に美しい。
ウユニには乾季しか行ったことがない。乾季もかなりいいのだが、雨季のウユニも絶対に行きたい。雨季は塩湖に5センチぐらいの水が張る。すると鏡になって空が映る。その上を走ると空を飛んでいる気持ちになる。想像するだけでワクワクする。

 

http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/06/post_11.html より

マットハーディングなる人が、7大大陸・39カ国でダンスしながら撮ったビデオのコンピレーション。
Where the Hell is Matt?
神がかったオープニングもよいが、真ん中あたりから
「え、まじ?こんなとこまで本当に行ったの」
という場所が続出して結構感動。イースター島とかルワンダとか南極大陸とか。行った場所の量にも圧倒される。

・・・・素人ものにしてはすごい気合が入ってるねー、というビデオなのだが、これ実はStrideというチューインガムのコマーシャルなのだよ。テレビCMの違法アップロードじゃなくって、YouTubeを含めインターネット上で流通することを目的に作られた新しい形態のCM・・・というか、スポンサードビデオ。

ダンスをしているMatt君ご本人のサイトいわく

「コネチカット出身、高卒のマット君は、オーストラリアで働いてお金を貯めた後、世界を旅してダンスしたビデオをインターネットに載せた。それを見たStrideから、
『金を出すからもう一回世界を旅してダンスビデオを撮らないか』
と申し出があり、再度6ヶ月の旅へ。今はシアトルでゲームライター・デザイナーを時々している。」

うん。

「何かを始めるのは努力、継続するのは
案外やさしい。辞めることには勇気がいる」

千葉工大の小柳栄次さんの言葉

 ふむふむ。すっごくしっくりきた。
継続するのは案外易しいというところが一番しっくり来る。
何かハードルの高いことをはじめるには、すっごい精神的なエネルギーが要る。
一回はじめれば慣性の法則のように、あまり精神的なエネルギーはいらない。

で、徒歩で東京から歩いた時に、ただひたすらこう思っていた。

ついでに、「やめるには勇気がいる」これは、意識的には考えていなかったが、まさにそうだと思う。

実体験からくる気持ちと、他者が言った言葉がシンクロするとすっごい納得感があるよなー。