月別アーカイブ: 2016年6月

自分ではないなにか

胎動を感じた。

その時に感じたことは、ああ、自分じゃない何かがいる。

もちろん、全ての人は、独立した存在であって、当たり前だ。別に大人が偉いわけでも、子供が偉いわけでもなく、どちらもいち人間である。けれど、そこにいる存在は目視することができないからこそ、なんだか自分のものだというような気持ちになりがちだ。自分の子供だから、自分の目下な存在というか、目下とは言わなくても対等ではなく、親が上で子供が下といった感覚が少なからずあったりする。でも、胎動を手で感じた時に、ああ、別の人間が別の意志で生きていると実感したのだ。

自分自身の肉体は自分自身の意志によって動くことが大半だが、母体の意志とは関係なく動いている。そうなのだ、あ、動いたと、その動きによって後から気づくということなのだから、動いた本人の意志ながあるということなのだ。

双子の人を見ていても、全然性格が違ったり、兄弟でも能力の方向性が大きく違ったりしているのを見るたびに、人間という生き物は生まれつきの個体が持ったその人らしさがあるんだなとつくづく思う。そして、その、その人らしさというものを尊重して、子供であろうと、大人であろうと、家族であろうと、友達であろうと、初めて会ったどこかの国の人であろうと、その人らしさを尊重して、向き合っていきたいなと思う。

SWITCH 1997年 1月号 星野道夫、FORGET ME NOT
クリエイティブライティングでもお世話になった新井さんが編集長として作られた雑誌。

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星野道夫さんが引用したカリール・ギブランの詩

「あなたの子供は、あなたの子供ではない/彼らは、人生そのものの息子であり、娘である。

彼らはあなたを通じてくるが、あなたからくるものではない。

彼らはあなたとともにいるが、あなたに屈しない。

あなたは彼らに愛情を与えてもいいが、あなたの考えを与えてはいけない。

何となれば、彼らは彼ら自身の考えをもっているからだ。

あなたは彼らのからだを家に入れてもいいが、彼らの心をあなたの家に入れてはいけない。

何故なら、彼らの心は、あなたが訪ねてみることはできない。

夢の中で訪ねてみることもできないあしたの家にすんでいるからだ/あなたは彼らのようになろうとしてもいいが、彼らはあなたのようにしようとしてはいけない。

何故なら人生はあともどりもしなければ、昨日とともにためらいもしないからだ」

料理と運動をルーチン化しよう。

いろいろ作ってきたが、独創性がかけてきたというか、マンネリ化してきた感じがある。そういった意味で、アレンジしたり、理科の実験的な喜びが薄れてきた。一方で、自炊をし始めて約半年。食べたもので人間の体はできあがっているが、以前と比べると体が良いもので作られている感じがする。ただ、運動量がこの1,2年減っているので、運動も定期的にしっかりやれば完璧かなと思う。

運動も昔のような情熱はないが、定期的にやって、料理もちょっと情熱は冷めてきたが、継続していくことによって健康をキープできるので、ルーチン化しようかなと思っている。

料理名:カニカマと小松菜の炒め物
所要時間:10分
コスト:150円
ポイント:
おいしさ:★★★★
アレンジ1:酒と塩コショウ
ひとこと:バターとか入れると風味が出るかもしれない
参考レシピ:

料理名:ししゃも
所要時間:10分
コスト:100円
ポイント:
おいしさ:★★★★
アレンジ1:
ひとこと:うまいけど、焼いただけ。
参考レシピ:

料理名:手羽元の照り焼き
所要時間:15分
コスト:300円
ポイント:甘さ控えめ。
おいしさ:★★★★
アレンジ1:
ひとこと:本当は鶏ももの照り焼きのレシピだったが、冷凍の手羽元が古かったので使った。
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/131380

料理名:わかめとキャベツのナムル
所要時間:15分
コスト:50円
ポイント:歯ごたえを適度に残す
おいしさ:★★★★
アレンジ1:塩分とかは控えめにした。
ひとこと:だしを少し加えた。
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/301908

料理名:人参とピーマンの胡麻和え
所要時間:15分
コスト:100円
ポイント:人参の歯ごたえを
おいしさ:★★★★★
アレンジ1:胡麻の香りがよい
ひとこと:
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/358951

料理名:肉野菜炒め味噌味
所要時間:15分
コスト:200円
ポイント:
おいしさ:★★★★
アレンジ1:
ひとこと:簡単で野菜たっぷり
参考レシピ:

料理名:そうめん
所要時間:10分
コスト:100円
ポイント:
おいしさ:★★★★
アレンジ1:しょうがたっぷり
ひとこと:あごだしのつゆ
参考レシピ:

料理名:ポテトサラダ
所要時間:25分
コスト:150円
ポイント:マヨネーズがないので、少し濃くがかけるかな
おいしさ:★★★★
アレンジ1:マヨネーズなしでもいける。オリーブオイルを加えた。
ひとこと:父の作ったじゃがいもと玉ねぎを送ってもらったので、作った
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/2318675

テンプレート集
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料理名:
所要時間:分
コスト:円
ポイント:
おいしさ:★★★★★
アレンジ1:
ひとこと:
参考レシピ:

沖縄のホームタウン北谷、そして万座毛・備瀬のフクギ並木の教習所へ

ライト兄弟によって飛行機が発明される前と後の世界。
フォードによって自動車の大量生産がされる前と後の世界。

この世界はこの1点を境に、大きく変わったほどのエポックメイキングな出来事 
自分にとっては、それぐらいインパクトのある出来事が、今回だ。ただの沖縄旅行なのだが、そして行ったところはたいしてすごい場所でも行きたかった場所でも無いのだが。自分で車を運転したという意味で、大きな出来事なのだ。今までは電車、バス、友達の車に便乗ということで、自転車と走る以外の手段を自分はコントローラブルではなかった。すなわち、自分の中には自動車が存在していない世界と一緒だったのだ。それが、運転ができるようになったという点において、ある意味自動車の発明に等しいほどのインパクトがあるできごとだったのだ。

沖縄に行くと決めて、楽天のサイトでオリックスレンタカーがやすかったので予約をして、さらに安いLCCであるバニラエアで往復1.2万円ほどで成田から那覇へとひとっ飛び。那覇のLCCターミナルができて初の沖縄上陸だったが、LCCターミナルがあまりにも不便なところにあり、かつ移動は本数の少ないバスで移動という発狂しそうなオペレーションに耐えてゆいレールでおもろまち駅へ。Tギャラリアでレンタカー。那覇空港のレンタカーがマイクロバスで15分南に移動した場所だったので、北谷に行くことを考えるとおもろまち駅までゆいレールで20分だったので、こちらのほうが効率的かと思いTギャラリアで予約したのだった。

沖縄のレンタカーは安く金曜の夕方から日曜の昼までで6500円ほど。なんだかんだ時間がかかりレンタカーを借りたのは18時前で、雨。帰宅ラッシュの渋滞にハマりノロノロ運転。まずは、沖縄と言ったら旧ニッチマンこと青木さんが住んでいる北谷へ。仕事から帰ってきておらず、奥さんとうりちゃんが迎えてくれた。うりちゃんとレゴで遊び、青木さんが帰ってきて一緒に飯を食べに行き、就寝。

翌朝もうりちゃんと遊び、朝食をいただき、青木家を失礼した。なんだか北谷に来ると帰ってきた感じがするから不思議なもんだ。そして、梅雨にもかかわらず朝から快晴。これは気持ちいいが暑い。でも、自動車移動なので快適すぎて、自分でも驚く。今日は、運転練習メインなので、いろいろな観光地に寄りながら練習をして美ら海水族館の近くまで、けっこう長い距離を運転する。ちゃたんを出てまずは、読谷村のjoiejoie326というケーキ屋さん。誕生日だったので事前に予約してあったので、ケーキを食べに。ビルの1階で駐車がしづらくて、ハードルがあったが、何度か切り返して無事に駐車完了。これは、良い課題だw

その後、続いて読谷村にある陶器やガラスの釜が集まったやちむんの里へ。国道から外れて田舎道へ。ここの駐車場は広くてラッキー。そして、釜を見学。陶器のデザインがけっこう濃い目でちょっと普段の食事を盛るには微妙かなと。北釜のお皿がいくつかおしゃれだったけど大きすぎて購入は断念。でも、料理に最近ハマっているので、いいお皿も欲しいなと思いながら眺めていた。

続いて、国頭まで移動して万座毛に、有名でよく写真で見るけど行ったことがなかったのと本部と読谷村のちょうど間だったので行くことに。天気も良くて青い空と青い海、そして象の鼻のような岸壁。絵になる。そう、絵になる観光地には韓国や中国からの観光客。この数年で沖縄の観光客は非常に増えて、レンタカーにも外国人の方が乗っていますというステッカーが貼ってある車がたくさん。そりゃ、インバウンド観光ビジネスが儲かるわけだと思う。

そこから、さらに移動して備瀬のフクギ並木へと。美ら海水族館のすぐ近くで、伊江島が見える位置にあるが、行ったことがなかった。ここにある古民家風のやどちゃんや〜のぎゅ〜や〜に宿泊。並木と道は砂という、雰囲気のある場所で、なかなかよい。美ら海水族館がすぐ近くだったけど行かずに、畳で昼寝をしてから、海岸沿いや並木をぶらぶらと散歩。夕食はあぐー豚のしゃぶしゃぶをたっぷりといただく。うまいなー。そして、夕日の次官になったので、食事の途中だったが抜けだして海岸沿いへ。まん丸い太陽が海へと沈んでいくところだった。梅雨とは思えない晴天に恵まれて、久しぶりに夕日を見た。暗いので、すぐに寝てしまった。

翌朝は6時ぐらいに起きて散歩。10秒で海なので、ふらっと散歩を楽しめるのがいい。そして、朝食を食べて、宿を後にした。13時前の飛行機なので、那覇へ戻る必要がある。距離がけっこうあり、運転初心者なので慎重に早めに出ることにしたのだ。そして、許田まで行き、そこから高速道路に。ETCを入れてあったので、人生初のETCレーンを体験し、那覇へと向かう。交通量が多すぎることもなく、無事に高速を運転。軽自動車ではなく、フィットだったので、そこまで高速運転につかれることもなかった。

高速を降りてから、Tギャラリアに車を返す。高速を降りてからすぐで、ガソリンを入れて返却完了。ふー、自分よお疲れ様でした。そして、3日間運転してみて、運転に自信がついたし、いろいろな状況も対応できた。そして、意外と運転は楽しいと思えたのだ。これは収穫だ。そんなことを思いながらゆいレールで空港に行き、空港食堂でテビチそばを食べて沖縄を後にした。

脱ペーパードライバーの道

14年ほどのペーパードライバーを脱するために、運転をしてみた。詳細は以下な感じだが、新しいことにトライするのが好きなのと、そのために色々考えて行動して、新しいことを学び、感じ、修正していくプロセスが好きなので、やってみると意外と楽しみながら運転の練習ができている。沖縄で3日ほど運転して、コンパクトカーであればだいたい運転できそうな気がしてきたので、そのプロセスを忘れないようにメモ。

■免許取得
18歳の時に横浜の自動車学校でマニュアル免許を取得。その後、中型バイクの免許も取得した。

■免許取得後の運転
免許取得後はほぼ運転はしていない。19歳ぐらいの時に、岐阜から福井まで一度運転した。あとは、数年前から年に1回ぐらい岐阜に帰ると父と一緒に練習をした。その程度で、あとは友達の車に乗せてもらって、助手席ばかり。

■脱ペーパードライバーのきっかけ
アウトドアでいろいろなところに行く事が多いし、車が乗れたほうが便利だと。かつ、去年ぐらいに岐阜で練習した時に、乗れそうな感覚を掴んだのと、今後家族が増えるにあたって車を運転できないといろいろと不便だといろいろな友達に言われたので乗れるようになろうと思った。新しいことを習得するチャレンジは、自動車の運転に限らずなんでもトライする性格なので、運転もその一つ。やると決めたからには、不安になることが一番のデメリットで、どっしり構えて取り組もうと決め、後は手順を考えた。

■練習のステップ
【事前学習】
・youtubeやウェブサイトで運転の初歩を勉強
  →エンジンの入れ方からスタート運転、停止、駐車、交通標識を学ぶ

【1回目の運転】
■概要
・エリア:奄美大島
・車種:日産ノート
・期間:2日間
・距離:100km
・交通量が少なく、道路が広そうかつ地図を知っているエリアを選びレンタカーを借りる
→今回は奄美大島をchoice。過去に原付きで2度ほど旅して交通量や道を知っているため。
・まずは田舎を短距離を運転し、駐車。その後、中心街へ。 最後に空き地でバックでの駐車練習。
・2日連続で乗ることにより、感覚を体に覚えさせる

【2回目の運転】
■概要
・エリア:沖縄本島
・車種:ホンダフィット
・期間:3日間
・距離:250km
・こういった技術の習得は短期集中が重要なので、翌々週に沖縄へ
 →交通量が奄美大島より多いが、都内などより少ない。難易度の低い高速があるという理由からchoice
・目的地を複数用意して、移動・駐車を繰り返す。都市部や幹線道路も含めたルート設計。
・金曜は大雨の中を運転
・最後に高速道路で移動し、3日間の最終試験とした。

■今後の練習
・次回は都内から2時間以内の場所まで運転する
・その後は、1ヶ月に1度ぐらいはレンタカーをして感覚を忘れないようにする。
・そして、以下の課題を順に克服していく

■課題
・夜間の運転
・バックでの駐車
・機敏な車線変更
・斜め後ろの車をいかに把握するか
・雪道
・コンパクトカーより大きい車の運転

■学んだこと・常に気をつけること
【フェイルセーフ】
・一瞬でも気が緩むと事故に繋がるため、フェイルセーフシステムが必要
・追突事故防止のブレーキシステムがついた車にする
・白線をはみ出るとアラートが鳴るシステム
・事故した時の保険も万全のものにしておく

【斜め後ろは見えない】
・自動車の構造上、すぐ斜め後ろは非常に見えづらい。そこに車がいないか常に気をつける

【歩行者や自転車は特に危険】
・自動車のドライバーより歩行者や自転車の人のほうが交通規則を破る。かつ小さいので見えづらい。
・そのため、歩行者などの飛び出しや信号無視などを気をつけて行動する

【右に寄りやすい】
・白線の真ん中を運転するのがベストだが、右に寄りがち。
・それを踏まえたうえで、ちょい左によることを意識して運転する

【上り坂での減速、下り坂での加速】
・一定の速度で運転するのがベター
・上り坂や下り坂でのスピード変化を踏まえてアクセルを調整する

【無駄なブレーキを減らす】
・先を見て道路のアップダウン、周囲の車のスピードを踏まえてアクセルを離す
・下り坂で無駄にブレーキを踏むよりもアクセルを話して事前にスピード調整

【遠くを見て運転】
・無駄なブレーキと同様に、遠くを見て先の行動を踏まえて運転する
・リスク回避は遠くを見ていたほうが、対処の時間があり良い

【左右、後ろはミラーで確認】
・左右や後ろは見逃しやすいので、定期的に周囲を見る。
・車幅や車間距離は十分にとって運転する

【迷いは危険】
・迷ってちんたらしていると、余計危険になることがある。
・決めたら優柔不断なハンドル操作はしない

近くにある旅のよろこびピクニック

近所の公園にピクニックに行く事なんてほとんど無かったし、そんなんよりもっとまだ見ぬ地へ出かけることのほうがワクワクする。だから、そんな気持ちにそって、いろいろな地域や自然の中へと足を運んだ。ただ、5月の晴れた日に2度ほどピクニックにでかけた。1回は砧公園、1回は代々木公園。

たしかに、南東アラスカ行ってみたい、ナミビアに行きたい、中米をゆっくり旅したい、アメリカのロングトレイルもとかとか。国内も、北海道をゆっくりとか、島めぐりも、山も。でも、近くの公園でも幸せな旅で感じる気持ちを味わえることを知った。まったく同じ程度とは言いがたいのは事実だが、日常の生活では感じない心地よさを感じる。

前から、のんびり公園でピクニックとか楽しそうだと思っていたが、1人だと行こうとはならない。家で料理を作って、それを持って公園になんて、たいしたことじゃないのに、そんなことに少しの幸せを感じれるようになったのも、歳を重ね宝なのかもしれない。

青空
大地
音楽
食事
仲間

結局のところ、これがあれば幸せなのかもしれない。休日の朝、部屋に太陽が降り注ぐのと同じように。

持ち物
・敷物
・エアマット
・防寒着
・ウェットティッシュ
・料理
・飲み物
・クーラーボックス
・皿
・コップ
・箸
・スピーカー
・iPod
・本