「旅立つ理由」新たな世界に出会う、最高のプレゼント

著者が旅人だった
ガルシア=マルケスの本を訳している
みすず書房から本が出ている
書評を池澤夏樹さんが書いている、そして最高の評価をしている。
タイトルにセンスを感じる

直感的に、これは面白そう、そうワクワクした。
読む前から、楽しみになる。
ああ、今まで知らなかった、素敵な人に出会った感覚が、読む前からある。

「旅立つ理由」
旦 敬介

突然、朝イチで友達から1枚の写真が送られてきた。
この本読んだ?と、本の写真だった。
読んでないと言ったら、すぐに郵送して、明日届くと。
このスピード感、そして本を勧めてくれることが一番うれしい。
毎年、forget me notの本の交換も好きだ。
でも、僕の本の趣味というか、どんな人間かを知っていて本を進めてくれることがうれしい。
そういえば、この友達はリクルートを辞めた時も絵本をくれた。

世の中で一番うれしいプレゼントは、旅の誘いかもしれない。
プレゼントと言っても、お金は自分で払うが、旅に誘ってくれることがうれしい。
普通の温泉旅行とか沖縄とか何かよくある旅じゃなくて、魅惑の島とか土着の祭りとか、山のエクスペディションとか。
そういったのに誘ってもらうのが、一番うれしいGIFTだ。最高にドキドキ・ワクワクする。

その次は、今回のような本かもしれない。
ふと、そう思った。

僕は、高級なものとかブランド物とかに全く興味が無い。
どちらかというと、無形のもの、経験とかに一番価値を置く人生だ。
だからかもしれないが。

こうした唐突の連絡が好きだ。
そういえば、以前にも7,8年ぐらい前に別の友だちが、この本読んだと連絡をくれたことがある。僕は偏りがあるけれど、本を読むのは好きな方で、新たな本に出会うきっかけをもらうことがとてもうれしい。

今まで知らなかった、人に出会える。
確実に好きになりそうな作家に、新たに出会えるきっかけをくれる。自分のアンテナでは、出会うことがなかったかもしれない作家。

例えば、星野道夫さんを知らなかったら、自分の人生の幸せの感じ方って違っていたと思う。でも、星野さんを知る前の自分がいたわけで、その時に星野さんを誰かに紹介してもらったら、これほど嬉しいことはない。そういうことなのだ。

自分のアンテナでは知ることができなかった、でも知ったら絶対好きになる人に出会えるきっかけ。
ああ、感謝。

今から、読んで本の世界に浸るのが楽しみだ。

送信者 場を作る@北千住

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です