月別アーカイブ: 2015年12月

911WTC

トランジットを利用して、ニューヨーク観光。

タイムズスクエアは、東芝のネオンとツリー。

こっちの人は、東芝の粉飾ニュース知らないだろうし、気になるのは日本人だけかな。

ワールドトレードセンターの跡地は、ここの上空に飛行機が突っ込んだのかと、驚きしかなかった。

JFK空港に戻り、ベネズエラ向かいます。

気をつけていってきます。

LOST WORLD ベネズエラのロライマへ

ベネズエラのロライマとナミビアのナミブ砂漠。この2つは行っておきたかった。アコンカグアへ行ったハラペコ登山隊のタクジさんとふたり旅。

■フライトスケジュール

2015/12/23 16:30 成田空港 第二 ターミナル、アメリカン航空カウンター
2015/12/23 18:30 15:20 AA154東京(成田空港)⇒シカゴ(オヘア国際空港ターミナル:5) Boeing 787 / 11時間50分 / 乗継時間:3時間15分
2015/12/23 18:35 21:56 AA1305シカゴ(オヘア国際空港ターミナル:3)⇒ニューヨーク(ジョン・F・ケネディ国際空港ターミナル:8)  Boeing 737 / 2時間21分 / 乗継時間:9時間10分 /
2015/12/24 07:06 12:35 AA2559 ニューヨーク(ジョン・F・ケネディ国際空港ターミナル:8)⇒カラカス(シモン・ボリバー空港) Boeing 757 / 4時間59分 /
2016/01/02 16:10 19:18 AA914 カラカス(シモン・ボリバー空港)⇒マイアミ(マイアミ国際空港) Boeing 737 / 3時間38分 / 乗継時間:2時間11分 /
2016/01/02 21:29 23:33 AA2602マイアミ(マイアミ国際空港)⇒アトランタ(ハートフィールド空港ターミナル:N) Airbus A319 / 2時間4分 / 乗継時間:8時間11分 /
2016/01/03 07:44 08:59 AA1574 アトランタ(ハートフィールド空港ターミナル:N)⇒シカゴ(オヘア国際空港ターミナル:3) MD-80 / 2時間15分 / 乗継時間:3時間6分
2016/01/03 12:05 16:30(01/04着) AA153シカゴ(オヘア国際空港ターミナル:3)⇒東京(成田空港) Boeing 787 / 13時間25分

■スケジュール
12/25 17:30 カラカスCARACAS→プエルトオルダスPUERTO ORDAZ ルタカ航空
キャンセルが荒れば24日の飛行機かバスで移動の可能性あり。
プエルトオルダス→サンタエレナ
12/26 ギアナ高地へ
キャンプしながらトレッキング
ロライマ山は3000メートル
12/29 サンタエレナ戻り
1/2 0610 プエルトオルダス→カラカス 飛行機

■メンバー
Takuji Sasaki
Takeshi Teramachi

■行き先
ロライマ山
ギアナ高地

はじめて会う時の立場をいかに演出するか

まあ、ケツの穴が小さい奴が考えることなのだが、けっこう重要だったりもする。と思っている。

営業マンとお客さん
相談相手と相談者
コンサルタントとお客さん
ファンと有名人
先輩と後輩

上と下が作られる構造が最初にあると、最後までそれが尾を引く。すると、対等に話せない。まあ、最終的に対等にならない関係でもいい場合もある。一方で対等になって、同じ立場でガチンコで話したいって時には障壁になる。

そのため、一番最初に会う時の関係性をいかに演出するかが重要だと思う。

1人のファンが有名人にサインを貰う。これだと、有名人からしたら記憶に全く残らない、どこかにいるファンの1人。でも、有名人の友達の紹介で一緒に御飯をする。となると、有名人がファンを見る目が変わる。もちろん、この時にファンなんてことは微塵も出さずに対等にコミュニケーションすれば、もっと関係性はフラットになって、近づきやすい。有名人とファンの関係は遠く、差がある。だから、到達できない関係性がある。ただファンでいつづけたいならそれでも良いんだけど、ファンというよりもこの人の生き方とか公の姿ではない内面をもっと共有したいと思うなら、最初の関係性づくりが重夜釣あ。

営業マンも一緒。営業ゴリゴリでいくとなかなか関係性が構築できないけど、コンサルという感じで、相談に乗って課題を解決しますっていう立場で入ると、結果的に大きな金額が売れたりする。そんなもんだ。

けっこう昔から、これは意識してやってきていて、もともと遠くにいたかっこいい生き方している方々と仲良くなった。だからこそ、腹を割って率直にできる話があると思う。

小学生の同級生が大統領になっても、ノーベル賞取ろうとも、小学生の同級生はアダ名で呼び合う仲だってことが、分かりやすい。

最近、自分にとって師匠のような方、新井さんであり、茂木さんでありと話していて思ったのだった。もともとかっこいいと思っていた人と、こんなに自然にやり取りさせてもらって、ありがたいことだ。

場所の意味が変わっていく、人間の関係の質が変わっていく

Forget me not2015に行ってきた。
アコンカグアの時を除いて毎回参加している。7年ぐらい前だろうかクリエイティブライティングに参加したのがきっかけで、その仲間が年末に集う。

SWITCHの新井さんを囲んで、師走の時期に集う。みんなが1年の近況を話、それから作品を発表する。食事をしながら、話して最後に文庫の交換。基本的に毎回同じフォーマットで時間が流れる。でも、会を重ねるごとに、場所の意味合いが変わってきている気がする。それは、参加者互いの関係性の質が変化してきているからな気がする。関係の質というのは、互いの心の開き具合が変わったことによって質が高まったため、お互いを受け入れながら会話をするようになった気がする。

でも、20人ぐらいの参加だったが、毎年参加者は異なる。昔は毎年参加していたが、今年は来ない人。クリエイティブライティング講座依頼7年ぶりの人。いろいろな人がここで繋がる。だから、会っている回数は多くても5回ぐらい。それも1年にたった1回だけ。1年に1回だから、お互いのことを詳しく知っているかというとそうでもないと思う。でも、なんだかこうした定期的に会うという行為が、自分の内なるものを発表するという行為が、自分をさらけ出し互いの人間関係の質を近づかせる働きをしているのだと思う。

継続して、同じ時期に同じ場所で会を続けることの意義は、久しぶりにも来れるというのもあるが、関係の質が高まりやすいというのがあるんだろう。

あとは、大人になればなるほど、といっても高校生や大学生、社会人1,2年目の頃よりも、少ない回数で少ない時間ではじめて会った人と分かり合えるようになっていると思う。多くの種類の人と会って、新しく会った人も過去の出会った人の分類に当てはめてキャラを推測できるように精度が上がっているからなのだろうか。

送信者 いろいろ

新井さんが作ってくれた動画のBGMの 小島ケイタニーさんの曲が頭のなかでぐるぐるとループしている。

forget me not 2015 自ら終わりを決めること

3月、僕はハバナ行きの飛行機に乗っていた。

巷では、キューバとアメリカの国交正常化がニュースで噂されるようになっていた。カストロが生きている間に、アメリカとの国交正常化の前に。今しかない、そんなタイミングだった。陽気な人々と音楽と太陽を想像するだけで、僕の心は舞い上がっていた。

夏休みや年末年始でもないタイミングで旅に出るのは、実に9年ぶりだった。学生の頃は時期を気にせず旅していたのが懐かしい。この時期に旅をするのは9年働いた会社を辞めることにしたからだった。働き始めた頃は、こんなに長く働くなんて思ってもいなかった。けれど、振り返るといつのまにかこんなにも長く続けていた。想像したよりも、仕事が面白く充実していたのだろう。

9年という期間は、小学生になったばかりの子供が中学を卒業するほどの期間と同じで、その間に子供は大きく見違えるように成長する。そう考えると、とても長い時間を過ごしたことになるなと、振り返ってみて改めて思うのだ。日々仕事をして過ごしていると大きな変化はそんなにも感じず、この日々が永遠に長く続くように感じる人生も、時が過ぎてから振り返るとあっという間に感じてしまうのは不思議なものだ。

大人になると人生の区切りがなくなる。逆説的に言えば、自ら区切りを作っていくのが大人なのだと思う、そして区切りをつけることによって新たなステージに臨んでいく。久しぶりに自ら終わりを決めることに悩み考えあぐねる、今までゴールのある世界で生きてきた人生だったんだなと、決断するまでの間つくづく思う日々を過ごしたのだった。

マラソンのように、42キロ走った先にゴールがあれば簡単だ。明確な与えられたゴールに向かって走れば良いのだから。どこまで行ったら終わるのか、自ら終わりを決めることが一番難しい。未来は分からないから、答えが無いから、自ら終わりを決めることが難しい。

規模は違えど、キューバという国家も60年の時を経て、大きな方針転換をした、これも自ら終わりを決めるという覚悟だったのだろう。自ら終わりを決めた今、未来がどうなるかは分からない。ただ言えることは、自ら終わりを決めなければ、新しい世界は始まらない。それが正しいかどうかは、分からない。けれど、新しい世界は、自ら終わりを決めたものにしか与えられない。それがどうなろうとも、楽しんでいこうと思う。