一年前の今頃、歩いていた。
タダ歩いていた。
田端の家を出発してから、ただただ歩いていた。
かなり精神的にも肉体的にも限界に達した。
自分の人生の中ではかなりインパクトのある経験だった。
分かったのは、はじめる時のエネルギーってのはかなり大きいんだと。
肉体的にもなんだけど、そんなものより精神的に。
だから、人生勢いってのが重要な要素になるんだろう。
かなりツライことでも続けることはできる。
慣性の法則のように、惰性のように。
人間は辛くても現状維持と言う、道なら何とかやっていける。
そんな生き物。
だから、マズやるってことが、まずはじめてしまうということがすんごいことなんだ。
成功するか失敗するかよりも。
まずは始めるってことだ。