日別アーカイブ: 2006/10/12 木曜日

月が俺を見ている

月が俺を見ている
太陽が俺を見ている

と、何気なく言った。自分の中ではずっと当たり前だったからだ。
しかし、けっこう驚かれた。

常に思っているわけではないが、まん丸の月と対峙した時や夕日と向かい合ったとき。
月が、そして太陽が俺を見ている。と思っていた。

月や太陽と俺の間に何も遮る物がないという感覚。
あれは、時が止まったような、月と俺以外すべてがどこかへ言ってしまったような。
空気がなくなったような、空気が止まったような。
あの時の感覚はたまらない。

布団に寝転がると、少しかけた月が見えた。

いろいろなところで、いろいろな状況で見た月を思い出した。