無意識学習

無意識学習ってのは、口笛を例にすると分かりやすい。生まれつき口笛を吹ける人はいないと思う。あるとき、口笛を吹きたいと思い、唇をとんがらせて息を吐く。フッツー。フッーと。しかし音は出ない。

でも、口笛を吹きたいから、ただただ息を吐き続ける。すると、いつの間にか口笛が吹けるようになっている。特にどうすればふけるとか考えて工夫していなくても、ただ何回も息を吐いているといつの間にか音が出るようになり、それから口笛が常に吹けるようになる。

どうしたから吹けるようになったかは分からなくても、一回ふければそれからはふける。

ただ同じことを繰り返すこの方法は効率は悪いのかもしれない。(良いかもしれないのだが)コレで分かるのは意識的に問題を把握して改善する行動を取らなくても、人間は無意識のうちに改善しているということ。

行き詰った時、とりあえずいったんやめるってのも方法だ。しかし、何も考えずにただただそれを繰り返し続ければ、いつの間にか上達しているんだと思う。

そういえば、今日スポーツトレーナーの人に跳躍をすると体のバランスを自然に取れると聞いた。なんか上に書いたことと同じ要素がある気がした。

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