日別アーカイブ: 2016/4/24 日曜日

GOOD BYE SUNNY, WELCOME SUN-SUN

GOOD BYE SUNNYということで、32歳が終わり33歳がやってきた。
SUNNYが去っても、SUN SUNということで、より太陽の光が増えるいい年になりそうだ。まあ、なんにせよ人生を楽しんでいこう。自分の親友はほとんど年上だ。1歳上とかよりも、10歳ぐらい上の友達が多いので、彼らの経験を踏まえていろいろ教えてくれる。教えてくれるというよりも、一緒に飲んでいたり、一緒に山とかフィールドに出たり、一緒に旅に出て話しているだけで、いろいろなことを学ばしてもらっている。

健康の話が多くなった、子供の話が多くなった、自分の今後の人生設計の話が多くなった。年齢的に、妄想的な夢を追うわけでもなく、悲観的になるわけでもなく。自分が今まで歩んできた人生。自分が得てきたもの、自分自身が心地よい瞬間、価値観を踏まえたうえで、最大限人生をエンジョイするにはどうするのがいいか、そういったものを知った年齢だ。その上で、どう生きていくか。

歳を重ねていくと、人生の選択肢の幅が狭まっていく。子供の頃であれば、無限の可能性があった。野球選手にでもなれれば、科学者にも、料理人だって、作家だって、スティーブ・ジョブズを超える起業家にだって。大人になると、肩書とか自分の脳力とか家族とかいろいろな現実に直面し、諦めてしまう。でも、これって、子供の頃も同じだったんだと思う。やはり、大半の人は身体的にオリンピックで金メダルを取る能力はなかったはずだ。でも、それを気にせず夢を描けた、全体を冷静に見ることができなかっただけなのだ。でも、それが人に夢を抱かせてくれる。できないと思ったら、チャレンジをしないから、永遠に成し遂げることはできないだろう。まずは、できないかもしれないと躊躇することがあったら、まずは試してみる。徐々に試してみて、スキルを習得していく。そうすれば、可能性は広がっていく。

こうした可能性を永遠に持ちつつ生きるということは、人生を最大限楽しむ秘訣だと思っている。年を重ねると、自分の人生が自分だけでなくなっていく。家族が増えるということは、他者であり、他者とまではいかない特殊で不思議な存在だと思う。自分とほとんど一緒に暮らすのに、自分ではない。子供なんかさらにそうだ。自分の遺伝子を引き継いでいるけれど、あくまで他者である。なんだろう。例えばマラソンをする。35キロほど走って、足が自分の思うように動かない。自分の体の一部なのに、自分の意識じゃコントロールできない。こんな不思議な感覚だろう。

だからこそ、この1年はよりいっそう何かのせいにせず、目の前のことに追われて近視眼的にならない。常に大きく深呼吸をして、俯瞰的に物事を捉えることを意識した年にしたいとおもう。