月別アーカイブ: 2016年3月

LOST WORLD 12 まさかの展開で地球を回る

アトランタ空港の国内線ターミナルで目を覚ます。しっかりとは寝れなかったが人通りがでてきたので、起きることにしたのだ。売店が空いたので朝食を食べ暇つぶしで空港内をぶらぶら。早朝発なので寝過ごすと危険だしと、起きて過ごす。飛行機が来て乗り込む。あー、もう日本へ帰るんだなと思いながら、またシカゴでタクジさんと再開するのも不思議だなと思い離陸を待っていた。が、離陸の飛行機が詰まっているのか飛ばない。おかしいなと思っていたら、機長からアナウンスが。この飛行機はキャンセルになりましたと。えっ、マジで?国際線へ乗り継ぐ人は受付に言って相談しろと。おい、まじかよ。これ、帰られないパターンじゃないかw

先に受付に行かないと、空席をゲットできないかもと思い、ダッシュで受付に。すると、まだ受付にはキャンセルの情報がきていなかったようで、キャンセルになったと聞いてないよという感じで揉める。その後、情報が入り4時間遅れかもと。どっちにしろ、4時間遅れたら乗り継げない。上海に行く人、日本に行く人、インドに行く人などが続々と受付カウンターにやってくる。まずは、シカゴに行き元のフライトに間に合う方法がないか確認したがないという。まるまる1日遅れの便なら取れるよと。ベネズエラ国内ならこんなトラブルあっても想像つくが、アメリカにきてこうなるとは。

ただ、1日遅れると仕事の新年初日にいけなくなる。。。それは問題だなと思い、他のルートで行けないかと思い、NYやロス、シアトルなどどこ経由でもいいからないかを確認するも、New Year holidaysの最後の日ということもあってか、空席がない。。。困る。なんとか早く日本につく手段を探してくれと言ったら、フランクフルト経由だと1月5日のAM6時ぐらいに成田につくので、これなら仕事も間に合うし、ドイツ行ったこと無いし言ってみようと。それでお願いしたら、空席がなくなったと。この瞬間に誰かに取られた。。。ヨーロッパ周りでもいいというと、次はブリティッシュでロンドン経由なら5日の9時過ぎに着くという。もっと早く到着する方法があるんじゃないかと思ったけど、年始で埋まってそうだし、判断が遅いとすぐ横のカウンターでやり取りしている人に席をとられるかもと思い、ロンドン経由にした。

と、まさかの地球一周。太平洋を越えてアメリカからベネズエラと行きつぎはイギリス経由で日本に戻るとは。家族や仕事、タクジさんなどに一斉に連絡をして、夜の便なのでアトランタの街に出て観光でもすることに。しかし、アトランタでやることは対してない。trip advisorで行き先を調べると、CNN本社やコカコーラ本社など企業がたくさんありそうだし、NFLの試合もあるのでとりあえず中心地に行くことに。にしても寒い。寒い。ベネズエラ感覚でいると凍えそうだwも荷物は直接移し替えられて日本に行くとの事だったので、服もないし。

電車で中心地に。そうか新年で誰もいない。それも日曜日。ちーん、何もやってないんじゃないかと不安になりながら街をあるく。地図もないけどこんな時はgoogleマップが役に立つ。とりあえずCNN本社に行ってみると、人であふれていた。電車に人は乗ってなかったし、みんな車できてるのかな?観光客は観光バスか?で、CNNオフィスツアーがあったので参加。20ドルぐらいして、ベネズエラ帰りの俺には高く感じたがやることないので。スペイン語ニュースだけ本社で対応して注力してやっていた。他の言語は現地だとか。

それから、CNNオフィスにあるフードコートでタコスを食べる。さて、次は何をしよう。水族館に行ったら4時以降なら割引と言われ、それまでコカコーラミュージアムで暇つぶし。こちらも20ドル弱。製造過程が秘密なので、歴史ブースだけ。4Dの映画が面白かった。水はかけられるし、椅子はガタガタ動くし。最後に世界中のコカコーラ製品が飲めるのだが、太りそうなので、少しずつ試飲をして終わり。さあ、水族館と思い行くと、4時以降なんだけど事前ネット予約してないとダメだよと言われ、もういいやという気分に。また、街をぶらぶらして、空港に戻った。

さて、ロンドンへ。はじめてのイギリス上陸。少しだけでも外に出たいなと思いながら、ブリティッシュエアウェイズでアトランタを飛び立つ。大西洋を越えていく。ああ、タクジさんはもう日本かなと思いながらwロンドンに到着すると、外に出たいので出国が必要だ。入国審査を受ける列にならぶ。入国しようとすると検査官にこれトランジットだからここじゃないよ。入国必要ないよと言われた。あ、まずいと思い、荷物をピックアップしろとアメリカで言われたと適当なことを言って入国しようとしたら真面目な人らしく、近くの人に聞きに行き、ダイレクトで日本に行くからやはり入国しなくて良いと。ああ、まずい。実は飛行機がキャンセルになってずっと空港で2日生活しているから、外の空気が吸いたいすぐに空港に戻るから出させてくれと言って、なんとかイギリス入国。

相変わらず空港は田舎にある。まずは電車に乗る。遠くまで行けないのですぐに下車してみる。ダブルデッカーのバスが走っている。イギリスっぽい。そして、すこしブラブラと歩いてまた空港に戻る。ついに、日本に戻る。ヒースロー空港から成田へ。地球をぐるっと一周する旅になるとは思っていなかったけど、いろいろあるな。人生面白い。映画を見ながら過ごしていたらあっという間に成田に。正月の朝着便は少ないらしく、成田は人がいない。さあ、荷物をピックアップして仕事へ行こうと思ったら、案の定荷物は出てこない。。。そりゃ、あの乗り継ぎで正しく荷物が引き継がれるとは思えない。しかたなく手続きをして、手ぶらで成田を後にした。今回も良い旅だった。これぞ「This is 最高」な旅だった。

後日10日ぐらいたって、バックパックは自宅に届けられた。

なんだかお菓子づくりが多かった

蒸し器をゲットしたので、さて、何を作るかか考えたら、茶碗蒸、肉まん、芋でも蒸すかと思ったが、全てスルーして、プリンを作った。

特にお菓子を作ろうと思っていたわけではないが、アイスとクッキーにつづいて、チーズケーキ、プリン、ジャム、パイナップルケーキとお菓子が多くなっている。お菓子は油と砂糖が多いんだなと勉強になった。だから太るのだという勉強になる。それなんで、自分で作る時は砂糖を少なめにした。

油やバター、砂糖を少なくても美味しいケーキとかクッキー、パンを作れる方法を習得していきたい。

料理名:セロリのペペロンチーニ
所要時間:10分
コスト:100円
出来上がりの量:1人分
ポイント:厚切りベーコンを入れた
おいしさ:★★★
アレンジ:セロリを入れたらにんにくなくても、アクセントが出た。
ひとこと:
参考レシピ:なし

料理名:サーモンとアボガドの生春巻き
所要時間:30分
コスト:300円
出来上がりの量:
ポイント:ライスペーパーはぬるま湯につけると20秒ぐらいで柔らかくなるので時間注意!重ねるとくっついてしまう。乾いた平らな場所に置いて包まないと汚くなる。
おいしさ:★★★★
アレンジ:アボカドとサーモン、レタス、大根、人参などを入れた。
ひとこと:スイートチリソースはうまいが、ほんのりとろみを出すのが難しい。
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/2341350

料理名:厚揚げ、ねぎ、小松菜の煮物
所要時間:0分
コスト:150円
出来上がりの量:4人分
ポイント:ネギをごま油で先に焼いた
おいしさ:★★★★
アレンジ:小松菜は軽くした湯で
ひとこと:
参考レシピ:

料理名:パイナップル カット
所要時間:5分
コスト:400円
出来上がりの量:1個
ポイント:皮を薄めに切る
おいしさ:★★★★
アレンジ:とくになし
ひとこと:1個買うと量が多いので、すぐ悪くなるから加工がひつよう
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/2309634

料理名:パイナップルジャム
所要時間:30分
コスト:200円
出来上がりの量:瓶半分
ポイント:パイナップルを1/2ぐらいつかった
おいしさ:★★★
アレンジ:砂糖を少なめにして、黒糖とパイナップルの汁を入れた。
ひとこと:市販のジャムのようにとろみがでなかった
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/2550033

料理名:パイナップルケーキ
所要時間:600分
コスト:400円
出来上がりの量:12個ぐらい
ポイント:小麦粉はふるいにかけたが、周りに粉が飛ぶので、次からは新聞紙でも引くのがいい。
おいしさ:★★★★
アレンジ:油と砂糖は2/3ぐらいにして、パイナップルの甘い汁を入れた。強力粉と重曹も少し混ぜた。
ひとこと:バターも人かけ入れたが、とかしてなかったので玉になった。これは失敗。
参考レシピ:http://food.kihon.jp/cake/7925

砂糖やバター、油を少なくクッキーやパンケーキを作る方法を学びたい。

料理名:ネバネバうどん
所要時間:10分
コスト:100円
出来上がりの量:
ポイント:梅味とめんつゆで即席うどん
おいしさ:★★★★
アレンジ:ネバネバ系をたくさん入れてさっぱり美味しい
ひとこと:
参考レシピ:

料理名:プリン
所要時間:30分
コスト:300円
出来上がりの量:3つ
ポイント:マグカップの底に固まっていたカラメルは蒸したら冷えてもさらさらだった。不思議。
おいしさ:★★★★
アレンジ:卵を裏ごしするのは重要。カラザとかがあるので。砂糖は少し少なめにした。生クリームを少し入れた。
ひとこと:コップに入れてから、とんとんと叩かなかったので気泡が入ってしまった。マグカップも良くなかった。蒸し時間は20分以上かかった、串を刺してついてこないぐらい。
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/247795

料理名:チーズケーキ
所要時間:60分
コスト:500円
出来上がりの量:小さめ1個
ポイント:これは美味しいし、見た目も良い。
おいしさ:★★★★★
アレンジ:生クリームとヨーグルトを半々にすることでさっぱりした味に。砂糖は少し少なめ。
ひとこと:これは美味しい。分量半分でも約時間は通常とおなじ。
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/157783

料理名:大根とあげの煮物
所要時間:20分
コスト:100円
出来上がりの量:
ポイント:簡単に作れて美味しい
おいしさ:★★★★
アレンジ:
ひとこと:あまくてほっとする味
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/1515732

料理名:ブロッコリーの茎と鶏肉炒め
所要時間:10分
コスト:150円
出来上がりの量:
ポイント:ごはんが進むピリ辛
おいしさ:★★★★
アレンジ:ラー油とオイスターソースで味付け
ひとこと:ささみ、ブロッコリーの茎、人参など余った食材で作った
参考レシピ:

雪がない年の最後かもスキー@かぐらスキー場

4時30分にタクジさんが家まで迎えに来てくれた。北千住の頃よりも近く、車で15分ぐらいのようだ。わざわざきてもらって本当に感謝。車を買うか、まあ、その前にはやく運転できるようにしてレンタカーでも乗ったほうがいいと常々思う。

で、向かうは丸沼かかぐらスキー場。移動しながら高速でかぐらに決定。かぐらには8時前に到着すると、あ、ココきたことあると思い出した。準備をしてスタートと共にゴンドラに乗って上がる。試供品のアミノバイタルが無料で配られていたので、つかみ取りしてもらってきた。

横に長いゲレンデなので、まずはかぐらサイドで滑る。が、ガリガリだ。この暖冬で溶けて凍ってしまったため、アイスバーン。エッジが効かず横滑りがすることも。でも、お客さんも少なくて楽しい。太陽が出ると温かいが、雲がかかると小雪というかあられが降ってきて、かなり寒かった。トップまで行って、サイドカントリーへ。ふかふかのパウダーもあった。

突然スキーがうまくなることはないが、徐々にだが上達しているかなと、チャレンジングなコースを行くとわかる。そして、タクジさんに着いて行こうと頑張るので、1人の時よりも少し無理をしてチャレンジするのでスキルが上がる気がする。やはり、練習は少しの背伸びが必要だ。

横に幅広いスキー場。去年も一回きているので、コースをだんだん思い出す。フラットな場所も多いので、慣性の法則を使ってなんとか進む。止まると歩かないといけなくて大変だからだ。田代スキー場の方に移動する。こちらのほうが雪質が良かった。何本か滑る。そして、青空がでてきて、本当に気持ちがいい。

昼ごはんを食べて、午後も滑る滑る。エッジで滑ることを習ったので、ターンするときにエッジだけで雪面について滑ることを試してみたが、確かになめらかでスピードが出る。気持ちいい滑りだった。結局ゲレンデの終了時間ぐらいまで滑り続けた。今年最後のスキーになったかも。

帰りは3連休最終日で渋滞だったので、満点のさとの湯で温泉に入り、仮眠をして夕ごはんを食べて東京へ戻った。帰りも家まで送ってもらった。感謝。

>

今週のクッキング

引き続きいろいろなものを作っている。ネット環境が悪くて1ヶ月できなかったオンライン英会話も今日から再開。自己紹介で、最近は料理にハマっていると話した自分がいたことに驚くぐらいだ。このブームはいつまで続くのか。

美味しいものが食べたいという欲求よりも、

・原理原則を知りたい
 →原材料が見えない料理がどのような食材からどのような調理方法で作られているか知りたい

・想像して、作っていく楽しさ
 →この食材とこの食材を合わせたらこんな味になるのではないか、こんな調理方法をしたらこんな食感になって、最終的にこんなものが出来上がりそう。こういった想像をして実際に作っていき、結果として料理ができる。その結果を振り返りながら、楽しんでいる。だから、美味しいものをただ作りたいのではなく、あくまで知りたい、試したい。

という、理由なのであまり同じ料理は作らない、新しい調理方法を試してみる、より原材料に近いものも作ってみるという方向に走っていく。旅でもあまり同じところには通わなく、海外だとエリアとか文化が違うところに行きたがる傾向にある。これも、全く異なる文化をすこしでも多くこの目で見たいという欲求。どこか通じている気がしていて、自分の興味関心の根本は同じなんだと思う。

料理名:ハンバーグ
所要時間:40分
コスト:500円
出来上がりの量:5個
ポイント:焦げ目を付けてひっくり返すタイミング。あとは、中まで火を入れるために弱火でじっくり。
おいしさ:★★★★
アレンジ1:豚のミンチで作るとジューシーさがいまいち。粗挽きミンチで作ると、味がよいかも。
ひとこと:赤ワイン、おこのみソース、ケチャップで作ったソースはうまい。
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/2265297

料理名:アイス
所要時間:20分+5時間冷凍
コスト:350円
出来上がりの量:600ml
ポイント:卵をよく混ぜる、生クリームは明治十勝フレッシュが確かに美味しい、バニラエッセンスは多めでも良い。
おいしさ:★★★★★
アレンジ1:ヨーグルトを混ぜるとあっさりとなる。
ひとこと:ナッツ&ドライフルーツを入れたが下に沈殿するので、難しい。抹茶とかならよさそう。かなりうまくて、買ったアイスと変わらない。
参考レシピ:
http://cookpad.com/recipe/303696

料理名:きなこクッキー
所要時間:25分
コスト:150円
出来上がりの量:10枚
ポイント:
おいしさ:★★★★
アレンジ1:油をつなぎにするが、多くなるので、豆乳を入れて粉をまとめた。バターは使わなかったが、使ってもいい。
ひとこと:パサつくので、砂糖をすり鉢ですって粒子を細かくする、小麦粉をふるいにかけると舌触りが良くなりそう。
参考レシピ:

料理名:チンゲンサイとイカの炒め物
所要時間:15分
コスト:300円
出来上がりの量:
ポイント:イカをいためすぎない。
おいしさ:★★★★
アレンジ1:トリガラスープの素を少し酒でといて入れるだけでしっかり味がつく
ひとこと:簡単うまい。
参考レシピ:

料理名:玉ねぎとベーコンのペペロンチーニ
所要時間:10分
コスト:150円
出来上がりの量:2人分ぐらい
ポイント:ブロックベーコンを厚切りにするとうまい。
おいしさ:★★★
アレンジ1:生パスタ風になるという噂で、パスタを水30分につけてから茹でると1分もかからず茹で上がる
ひとこと:生パスタ風にするのは困難。オリーブオイル多めがうまくいくが、脂っぽくなる。
参考レシピ:

料理名:砂肝のネギ塩炒め
所要時間:25分
コスト:200円
出来上がりの量:
ポイント:
おいしさ:★★
アレンジ1:砂肝が予想以上に固かった。そして、火が通りにくいので下処理重要。
ひとこと:下茹での時にしっかり茹でる。1.5センチぐらいの薄めに着ると良い。
参考レシピ:

料理名:なます
所要時間:10分
コスト:100円
出来上がりの量:かなりのボリューム
ポイント:食感をどうしたいかで切り方、太さを買える
おいしさ:★★★★★
アレンジ1:塩で水気を出すのが重要。あとは、絞り方で水っぽさは変わる。
ひとこと:うまい。簡単。保存も聞くので最高に使える1品。
参考レシピ:

料理名:チキンソテー トマトソース
所要時間:20分
コスト:500円
出来上がりの量:もも肉1枚
ポイント:皮を焦げ目がつくまで焼く
おいしさ:★★★★★
アレンジ1:トマトソースは、にんにく、玉ねぎを炒めてカットトマト、ワイン、ケチャップなどを入れる。砂糖とコンソメも。うまい。優しい味。これにひき肉入れればミートソースだな。
ひとこと:このトマトソースはミートソースにもアレンジできそう。
参考レシピ:

料理名:ポトフ
所要時間:20分
コスト:250円
出来上がりの量:4人分ぐらい
ポイント:じゃがいもとブロッコリーがとろとろになっていい。大根を入れると甘みを出してくれる。
おいしさ:★★★★★
アレンジ1:ブロックベーコンを大きめに切って炒めると旨味が出る。
ひとこと:最初に鍋いっぱいの野菜でも煮込むと少なくなるのでOK
参考レシピ:

このトマトソースはミートソースにもアレンジできそう。

料理名:ジャーマンポテト
所要時間:20分
コスト:150円
出来上がりの量:3人分ぐらい
ポイント:じゃがいもをレンジでチン
おいしさ:★★★★★
アレンジ1:ブロックベーコンを大きめに切って炒めると旨味が出る。
ひとこと:玉ねぎを炒めた甘さがいい
参考レシピ:
http://cookpad.com/recipe/2078143

LOST WORLD 11 ありがとうベネズエラ

今日も長距離移動のはじまりはじまり。といっても、ベネズエラ最後で、プエルトラクルスからカラカス空港まで、チャータータクシーで向かうだけだ。ホテルで朝食を食べ、ホテルの真ん前に到着したタクシーに乗り込む。新車で”あたり”のタクシーというわけではないが、まあそこそこの車だった。そして、おっちゃんも良さそうな人だった。


プエルトラクルスの街を抜ける。スマホでGPSをONにしながら、どこを走っているか地図で見れるので、カラカスに近づいていることが分かる。便利な時代になったものだ。町中を抜けると、山道や幹線道路をひた走る。なぜだか四駆とばかりすれ違う。屋根には大きなタンク。運転手のおっちゃんに聞くと、四駆が流行っていて旅行に行くところだという。ガソリンスタンドが少ないので、積んでいるとか。この物価の国の人々がどうして、新しく高いランドクルーザーやJeepを買えるのか、その方法が気になって仕方がなかった。

途中泊まって、朝ごはんを食べた。そういえば、旅の途中からタクジさんと財布を一緒にした。というのも、ふたりとも個別のおみやげは買わないし、山と食べ物とビール代なので、完全に割り勘にするなら財布をまとめたほうが楽だという話になったのだった。車はただただ西へと走っていく。それにしても、ぶっ飛ばすので、ゆっくり走ってくれと頼んだほどだった。こんなところで、死にたくはない。おっちゃんは、ゆっくり走っているよ、心配するな、遅いと飛行機に間に合わないかもしれないだろと、そんな感じ。

懐かしいカラカスの街を抜けていく。ドキドキしながら歩いたなと思いながら見ていると、すぐに空港についた。2週間ほど前に到着した場所と同じなはずなのに、ベネズエラを旅した僕らには違って見える。到着した沖のような恐れ、不安はないし、疑いの目でいろいろな人を見ていた気持ちも、だいぶ薄れている。これを麻痺と呼ぶのか、この国の感覚を掴んだというのか。

空港で最後のベネズエラ飯を食べる。中身を盗まれるというベネズエラの空港なので、バックパックをビニールでグルグル巻きに。プラスティファイと彼らは話していた。空港で余った金を2人で分割して、チョコレートやらを購入。今まで見たベネズエラとは別世界な綺麗でおしゃれで物価の高いおみやげ屋が並んでいた。すぐに時間は来てしまった。カラカスからマイアミに飛ぶ。寝れずに映画を見た。行きの飛行機は寝れるのに、帰りは寝れないといういつものパターン。マイアミに着くとすぐにアトランタへ。乗り継ぎ時間が短い割に、一度入国手続が必要だ。そして、ここでタクジさんは翌朝までまつが、僕はすぐにアトランタに行き、そこで朝まで待機してシカゴに向かう。シカゴでタクジさんと合流の予定だ。

ということで、荷物受け取りのところで、タクジさんの荷物がおそかったので、先に入国手続をするので別れた。この後、何が起きるか知るはずもなく。アトランタに無事に到着。翌朝のシカゴ行きの便なので着いてから空港で夜を明かす。ただ、国内線なため、人が夜中にほぼいない。そんな空港で、床で寝ると怪しいw掃除の人や警備員がチラチラ見てくる。羽田空港というか、地方の国内線のターミナルで夜を明かすと考えれば当たり前だ。なんて言っても北に移動したのだ、寒くなっていたのだ。寝るけど熟睡はできなかった。そして、朝を迎えた。