日記を書き残す、カメラのシャッターを切る、絵を描く、いろいろな記録の仕方がある
これらには人の意思が含まれていて、結果として残る物には何かの意図が含まれている。
こういった記録ももちろん面白いのだが、意思が含まれない記録は驚きに満ちあふれていてドキッとすることがある。
意思を持たない記録を残したいなとおもうのは、自分の意思では本当にピンチな時や辛い瞬間の記録が残らないからだ。
特に、その場をそのまま記録する写真に関しては、顕著だと思う。
心が揺り動かされた瞬間も貴重だが、そうでない時間の方が実は圧倒的に多い。
そんなありふれた多くの時間の中にも、とても愛おしい瞬間が幾重にも積み重なっていると思う。
こんなことを思うのも夏にモンブランを100マイル走るUTMBに出るからだ。
自分が走った軌跡をそのまま残したい。
自分が見た風景をそのまま記録しておきたい。
そして、その風景を共有したい。
そんな思いがあるから、意思を持たない記録を残したいのだ。
もちろん、カメラを持って走るだろうから、綺麗な風景であったり、仲間との写真は撮影すると思う。
でも、それだけではない、何気ないひとこまを定期的に撮りつづけたいという思いが強い。
意思が内包されない記録を残し、共有し、後から楽しみたい。
ということで、一定の間隔で自動撮影するカメラを物色。
・レコロ
・電池長持ち(単3形電池2本で、3秒間隔で約2,000枚、24時間間隔で約365枚の連続撮影が可能)
・安い(6,930円)
・インターバル撮影の写真を勝手に動画にする(してしまう)
・画質が低い
・持って走るには不便な形
レコロ キングジム
Contour:コンツアー
・電池は2時間から2時間30分
コンツアー
・GoPro
・電池寿命が短い(2.5時間。別途バッテリーパックあり。)
・値段はそこそこ(3万円程度。高い!という訳ではない)
・画質は最高(NHKなどが使うほど)
・持ち運びやヘルメットにつけるなど便利なアタッチメント付き
・防水・防塵・耐衝撃
GoPro
このふたつであれば、明らかにGoProがいいが、バッテリーに関してのみネックになっている。
40時間だとするとバッテリーが15個も必要になる。。。現実味がない。。。
11200mAhのYoobao モバイルバッテリーとかいう超大容量バッテリーがGoProにつけれないのかな?
もっと理想を言うと、走りながら自動撮影した写真を自動インターネットにアップロードし続けたい。
方法としてはGoProなどのカメラのSDカードをeyefiにして、テザリングなどをしてアップする。
もしくは、スマホを使ってUstreamなどで流す。でも、こちらもバッテリーの問題が。
さらに、どちらも山の中で電波があるかは甚だ疑問。
何かよいカメラがあったり、対策方法を知っていたら教えてください。
From ALASKA 2009 |