日別アーカイブ: 2012/3/7 水曜日

男が男に惚れるとき

かっこいい。
ただただ、かっこいい。

写真を見ているだけで、ワクワクしてくる。
写真を見ているだけで、いても立ってもいられなくなる。

一緒に山を走る仲間「心折れ部」の岡野さんが、チリのアタカマ砂漠を7日間250キロ走るレースに挑んでいる。
その様子をインターネットを通して、いろいろと写真や映像を追いかけていた。

もう7、8年前になるが、南米を旅した時に訪れたサンペドロでアタカマを起点に、レースは行われていた。
その様子を見ただけで、自分の過去の記憶と重なり合って、さらに気分は高揚した。

岡野さんとは昨年の富士登山競争の試走で2回ご一緒したり、ハセツネでもほぼ同じタイムで前後していた。
さらに、音楽の趣味も似ていて、小田和正さんや矢野顕子さん、星野源さんなども共通して好きなのだ。

そんな岡野さんが、今はアタカマ砂漠で格闘し、そして夜は小田さんや矢野さんの歌を聴きながら星空を眺めていると思うと、心が躍る。

そして、なんといってもこの岡野さんの写真を見てイチコロだった。

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男が男に惚れるというのは、まさにこのことなんだろう。
その気持は俺だけじゃなくて、心折れ部のみんなも岡野さんの姿に惚れ込んで、メッセージを送っていた。

灼熱の世界で夢を追いかける一点の曇りもない心の底からの笑顔。
肉体、精神、知恵、全てを注ぎ込んだ美しい笑顔。
男が男に惚れる瞬間だ。

そして、こうした気持を共有できる「心折れ部」の仲間っていいなと思う。
岡野さん含めそんな心折れ部のみんなと今年の夏はUTMBに挑戦できると言うのは何ものにも代え難い喜びだ。

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岡野さん、まだ残りは長いですが、楽しんで、楽しんで、楽しんで、完走してください。
日本に戻られたら、みんなで祝勝会をしましょう!
楽しみに待っています。

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富士山山頂にて

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ハセツネにて