日別アーカイブ: 2012/3/9 金曜日

勝負する人挑み続ける人はかっこいい

アタカマ砂漠(アタカマクロッシング)に続いて、同じようなネタ。
勝負する人、挑み続ける人はかっこいいなと思う。

その対象は何であろうと。
趣味でも、仕事でも、遊びでも、その他でも。

そして、年齢や立場、男女も関係ない。
何歳であろうと、どれだけのステータスを得ようと、そんなの関係なく挑戦者として。

失う物があるかもしれないけれど、挑む姿勢がやっぱりかっこいい。

いつものごとく、去年の夏に書いた文章が草稿になっていたので、今に似た心境なのでアップ。

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勝負する人挑み続ける人はかっこいい。

俺が富士山を走っている時、アメリカではウエスタンステイツ100マイル(western states100mile)が開催されていた。
富士山に一緒に行った3人とも、その大会の結果がずっと気になっていた。
それほどまでに、刺激的なコースでトップ選手の真剣勝負が繰り広げられる場である。

結果的には、キリアン選手(kilian jornet)が優勝し、日本選手では鏑木毅さんが5位だった。
キリアン選手はモンブランを走る、UTMBでも優勝している。
彼の走りは本当にすごいと思う。
キリアンのことを知らない人は、100mでいえばボルトの様な存在だ。
羽をつけて山を舞うように走る選手なのだ。

http://www.salomonrunning.com/others/kilian-quest/season-03-episode-03.html

今回のレースで上位に入ったのは有名なトップ選手ばかり。
あとから、タイムを見てもデッドヒートが繰り広げられていたのが分かる。

そんな大会を走った選手を見ていて、かっこいいなとつくづく思った。
何がかっこ良いかと言えば、勝負を挑んでいる姿だ。

もちろん負ける可能性もある。
でも、そんなことなんかどうでもよくて、
勝ち取るために勝負する。

その挑む姿がかっこいい。

このレースで勝負する姿を見て、俺の中で、

「UTMBに出たい」

という気持から、

「UTMBに出よう」

そう気持ちが変化した。

そう、ツールドモンブランに。

出るためには100kmのレースを1本、
50キロ以上の大会を1本走っていないと参加できない。
厳密に言えば、対象となる大会があるのでそれを完走している必要がある。

出ようと思ったら、そのために準備するのみ。
今年は信越五岳で110km走る。
あと1本50km以上のミドルの大会が必要。
それも、対象となる大会は7月3連休の大会しかなかった。
富士登山競争に出るので、疲労が残ると思ったが、ここはそれもコントロールしていこうときめた。

来年はUTMBにエントリー。
1年目は落選すると言うことなので、
再来年もエントリーして、ぜひ走りたい。

===
上のエントリーで書いたときはUTMBに落ちると思っていたけれど、UTMBに当選し今年2012年に出場予定です。

From 四国

◆横山さんのブログ

伝統ある大会、ウエスタンステイツが

今年も終わった。

チャンピオンは、キリアン。

上位は有名な選手ばかり。

いつかチャレンジしてみたい。

その前に、ウルトラトレイル・デュ・

モンブランが待ち構えている。

考えるだけで、正直恐ろしくなってくる

走っても、走っても、いくら走っても。

http://ameblo.jp/yokoyama-minehiro/day-20110628.html

◆鏑木さんのブログ

ウェスタンステイツ我慢の走りで何とか五位入賞しました。何より嬉しかったのは二年のブランクを経てまだまだ世界の強豪とまだまだ渡りあえるのを確信できたことです。もっと大きなものを手にしれるよう精進します。今はご覧のとおり悲惨な状況です。

今回のWS100は40年の歴史のなかでも
最もレベルの高いものとなりました。
ハイスピードと激しいチェイスの興奮のレース
苦しいなかにも、ある種の陶酔感を感じられる
心地よい時間でした。

これまでトレーニングが思うように進まず、
苦悩の日々を過ごして来ましたが、また新しい何かを手に入れる
ことができました。

次はモンブランです。
再び、世界の強豪達と闘えると思うと、背筋がぞくぞくする思いです。
自分の思いが伝わるような素敵なレースにしたいです。
http://tsuyoshikaburaki.livedoor.biz/archives/1885142.html

◆奥宮さんのブログ

ウエスタンステイツ100マイル無事に完走しました。

日本で、たくさんの方が応援してくれている、そう考えると不思議と元気が出て来ました。

切れそうになる気持ちを、繋ぐことが出来ました。

本当にありがとうございました!

今回13位でした。

良いんだか、悪いんだか、よく分からない順位ですが、

これだけは、自信を持って言える。
最後まで諦めなかった。

帰国して、お会いした時は、その点だけは褒めて下さい!
そして、まだまだ甘いなっ!もっと頑張れ!
と、激励もお願いします。

世界の壁は、厚く高かった…
でも、必ず乗り越えてやろうと思います‼

http://ameblo.jp/okunomiya/entry-10935743546.html