朝が訪れるまでの僕だけの時間

朝がやってきて、
町が動きだすと、
自分だけの秘密の時間が、
終わった感じがして、
夢から覚めてしまったような、
少し残念な気持ちになる。

幼い頃に作っていた、
秘密基地の存在が、
バレてしまったような、
そんな感情。

送信者 種子島など

土曜は入笠山日曜はトレランで、夜が開ける前から出かける日が続き、ふと思った。

送信者 ドロップ ボックス

もう少し潜在的な何かを探るとなんとなく、今回の芥川賞の「きことわ」を先日読んだのが関係している気がする。
時の流れ、思い出、未来、二つの夢。時間っていつも不思議なことが多いけど、離れられぬ愛すべき存在だなと実感した。
もともと、思っていたことがだ、きことわを読んで言葉として出て来た感じ。
ただ、きことわに朝が訪れるまでの時間のことは全く書いていないのだけれど、連想ゲームのようなもの。

そういえば、20日から始まる茂木さんの私塾「月並会」に撮影担当として呼んでもらったので、第1回のテーマである「時間」について最近考えていたからかもしれない。

2 thoughts on “朝が訪れるまでの僕だけの時間

  1. teratownさん、こんばんは。

    時間を突き詰めて考えると頭がこんがらがってしまうけど、
    だれもが大切な存在としての“時間”を持っているのだろうね。
    ぼくは無駄な時間が大好きなダメ人間。

    この前、朝吹真理子さんが文章作法について書いたものを読んだけど、
    難しくてよくわからなかった。
    芥川賞をとるような人は頭がいいんだろうなあ。

  2. momomo さん

    時間というものは、こんなにも身近にあるのに、どうしてこんなにも分からないものなんですかね。
    僕も時間はどうしても離れられぬ愛すべき存在な気がしています。

    そんなよくわからない時間を、考え文章で表現する芥川賞作家は本当にいろいろな考えを巡らせ、あの文章に至ったんだろうとすごいなーとつくづく思います。

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