月別アーカイブ: 2011年7月

今日は小鉢サービスDay

富士登山競争が来週の金曜日といよいよ近づいて来た。
ゼッケン番号の通知書類もとどいて、いざ出陣!状態。

6月に富士山へ走りに行ったり、高所順応ということで甲斐駒ケ岳に行ったが、もう1度ぐらい富士山へ走りに行きたかった。

というのも、前回の富士山の試走が自分の中で納得いってなかったから。
タイム的にも制限時間を越えるようなタイムだったし、8合目以降の呼吸の乱れ、食料の補給など、課題が山積だったから。

そんなことを思っていたら、前回もご一緒させて頂いた心折れ部の岡野さんとエディさん(足の調子が悪く当日は不参加)が行く予定ということでまたも便乗させて頂いた。
平日だったが、都合がつきそうな日だったので、午後から仕事に行くことにして、富士山へ行くことを決めた。

前日の水曜は荒井商店でペルー料理を久しぶりに食べ、旅の話しで盛り上がり帰宅。さくっと準備をして就寝。
翌朝4時30分ぐらいに起きて、さて出発。

また、三鷹駅で5時30分に拾って頂いて、いざ富士山。
高速から見た富士山は雲ひとつなく、風もなさそうに見えた。
これは期待できそうだ。
機体に胸を膨らませて、前回と同様に馬返しの駐車場に。

送信者 sports

7時25分にスタート。
いつものように走りはじめは辛い。
15分ほど我慢して走っていると、細胞や筋肉が目覚めて楽になる。

そこからもひたすら登る。
30分ぐらい走って、今日は調子がいいなと感じた。

ただ、油断してはいけない。
深く呼吸することを最初から意識した。
5合目の佐藤小屋に前回より5分速く到着。
良いペースだ。

送信者 sports

ここから下を覗くときれいな雲海が広がっていた。
まだまだ、ここからが登りの本番。

砂利道だと、踏み込んでもズボズボとハマって、進みが悪い。
できるだけ、人の踏み後を狙って登る。

呼吸が乱れないように深く。
岩場では手を使って、足の負担を軽くする。
細かいけれど、積み重ね。

7合目、8合目は小屋の連続。
一般登山客の人もいて、その人たちがしんどくなり始めるエリア。
僕も8年ぐらい前に初めて登ったときは、このあたりから辛かった。

送信者 sports

早め早めに水を飲み、こまめにジェルも飲んだ。
前回はジェルを少ししか飲まずパワー不足になったので、今回はこまめにとりつづけた。

送信者 sports

8合目ぐらいから、霧が晴れて、真っ青な青空が表れ、赤茶けた富士の姿が太陽に照らし出された。
遠くから富士山を見たときのような滑らかさはどこにも感じられず、ゴツゴツした不器用な山に見える。

送信者 sports

8合目についても呼吸の乱れも足の疲労もほとんどなく、調子が良かった。
前回の経験から得たことを、うまく活用できていた。
いい調子だ。

送信者 sports

9合目をすぎ、鳥居をくぐってゴール。
頂上でも寒くなく、半袖とアームウォーマーで問題なし。
前回の天候とは天国と地獄の差があった。

送信者 sports

今回は前回と比較して登りで34分も時間短縮。
自分の中で納得のいく仕上がりだった。

送信者 sports

頂上から見る景色は最高で、青い空と白い雲にワクワクした。
何度も富士山には来ているが、今回が一番の天気だったかもしれない。
梅雨明け後の1週間は天気がいいと聞くが、まさにそんな感じ。

送信者 sports

時間もあったし、パワーもあったので、お鉢巡り。
あまりにも景色がいいので、興奮しまくり、写真を撮りまくり。
気象観測所がある富士山の最高地点にも立ち寄って、トイレに寄り、1週を終える。

送信者 sports
送信者 sports
送信者 sports

なんと山頂に自動販売機があって驚いた。
日本で一番高い山に自販機があるとは。なんとも複雑な気持ち。

そこから、いつものようにひたすら砂利道を下る。
つまらないけれど、仕方ない。
靴のソールがついにはがれそうになった。
富士山の下りで靴がダメになるとは聞いていたが、自分の靴もこんなにもボロボロになるとは。。。

砂利道を終えて、木々に囲まれたトレイルへ。
こっちのほうが断然楽しく気持よいランになった。

ゴール時間は前回とほぼ同じ。
でも、今回は小鉢をサービスしてプラスしても同じ時間。
お鉢巡りは長めもよく、高所順応にもとても役立った。

帰りに日帰り温泉「富士山 溶岩の湯 泉水」へ。
道中でサクッと立ち寄るにはとても便利。
値段も800円と、他の豪華な日帰り温泉施設よりは良心的。
水風呂もあり、温かい風呂と交互に浸かってアイシングも完了。

東京に戻り仕事をして、帰りにプールで泳いで1日が完了。

◆今回うまくいった要因

ジェルを2本飲んだ。
最初から深く呼吸するように心がけた。
高所順応がうまくいっている。
体が2キロ軽くなっている
一般の登山客が多すぎることはなく、渋滞もなかった。

◆改善点
C3fitのスパッツの足首の締め付けが強い。靴下の上にする。
靴のソールがめくれそう。別の靴でいった方が良さそう
試走の通過タイムをメモしておいて、確認しながら走る。

◆富士山トレラン
日時:2011/07/14
天気:晴れ、少し霧
風:無風
気温:頂上でも半袖+アームウォーマーで充分
アクセス:14日(木)朝5時30分に三鷹駅でピックアップして頂く。
コース&タイム: 馬返しスタート 07:25(0分)1450m
             2合目 1700m
         3合目 05:34 1840m
             4合目 1970m
       5合目(佐藤小屋) 08:20(55分、前回より5分速い)2230m
       日の出館/花小屋 08:56(1時間31分、前回より16分速い)
             鳥居荘 09:11(1時間46分、前回より18分速い) 2900m
         8合目太子館 09:25(2時間、前回より20分速い)3100m
         8合目白雲荘 09:41(2時間16分、前回より21分速い)3200m
         8合目元祖室 09:45(2時間20分、前回より22分)3250m
           トモエ館 09:56(2時間31分、前回より25分速い)
      頂上(浅間大社奥宮) 10:28(3時間3分、前回より34分速い)
       お鉢巡りスタート 10:37
最高地点/富士山気象観測所 10:57
   お鉢巡り終了 11:20
           下山開始 11:25
     下山(馬返し駐車場) 13:03(下山時間1時間38分、往復4時間41分、お鉢巡りなど全て含む合計時間5時間38分)

◆朝食
サンドイッチ
あんだんご

◆ラン中に食べたもの
登り
カロリーメイトジェル1袋
アミノバイタルジェル 1袋
キャラメル1つ

下り
クリームパン4つ
アミノバイタルジェル 1/3袋

◆往復の水分
水400mlとポカリ800mlを混ぜたドリンク(往復で50~100ml足りない)

◆着たウェア
ぼろぼろになったも良い靴(下りでソールがダメになる)(トレランシューズ ノースフェイス昔の靴26.5cm)
バック ルーファス(グレゴリー)
帽子 ランニングキャップ(mello’s)
ニューバランスのラン用短パン
時計 BARIGO NO.46 Wrist-On Altimeter/Compass
靴下(コンフォートサポートアンクルソックス(2足組))
スパッツ C3fit  パフォーマンスタイツ ロング
Tシャツ マウンテンハードウェアTシャツ
コンプレッションウェア 半袖
ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし。右くるぶしは下から上に2本と、かかとを後ろから包み込む様にテーピング
パンツ ユニクロ シルキードライパンツ
アームカバー ザムスト

◆山にもって行ったが使わなかったウェア
ウィンドブレーカー(ブルックス)
軍手(薄手の物が良い)

◆もって走る装備
カメラ
携帯電話
地図(高低差のコピーと地図をビニール袋に入れる)
財布(お金、カード最小限、保険証) 使用せず
ゴミ袋
ウェットティッシュ(汗&トイレ&手ふき)

◆下山用アイテム
マスク、あった方がよい
ゲイター(変わりにガムテープ?)なくても何とかなる
帽子につける日よけ、なくても何とかなる

◆万が一の装備(車に置いておいた)
ヘッドライト
ハンドライト閃SG325
ダウンジャケット
コンパス(方位磁針)
速乾性長袖(ロウアルパイン)

・食料
カロリーメイト2袋
アミノバイタル ジェル 1袋
カロリーメイトジェル 1袋
アミノバイタル 顆粒 1袋
キャラメル3つ
ソイジョイ1本
おにぎり1つ
クリームパン1袋
水 1.2リットル
塩飴

・下山後or下山前or着替え
タオル
シャツ
ズボン
パンツ
靴下
スリッパ
サロンパス
ハサミ
ニューハレのテーピング

・もってないけどあった方がいいかも
エンライテン(足が吊りにくいサプリ)もあるといいかも
ファイテンのチタンバン
ベスパ
ゲイター

360度ぐるっと青空~夏山のスタートは甲斐駒ケ岳~

やりたいことがあると色々と調べる。
条件があると、さらにそれを満たしているか詳しく調べる。

今回の山は以下の条件で調べた結果。

・夏山のシーズンだし、どこかのんびり遊びに行きたかった。
・日曜の7時からは飲み会があり、帰ってくる必要があった。
・小屋は混むのでテントをはれる所。
・富士登山競争があるので、3000メートル前後の山。
・今まで行ったことのない山。
・公共交通機関で行ける。

北アルプスも考えたが、どうしても東京に戻ってくるのが19時過ぎになってしまう。
中央アルプスはテントをはれる場所が木曽駒ヶ岳のみ。
アクセスとテントの条件だけで、南アルプスに絞られてくる。
標高の高い所で富士登山競争の高度順応をするには北岳がベストだが、去年の同じ時期にも行ったので避けた。
すると甲斐駒ケ岳に絞られて来た。
あのゴツゴツした男らしい山の形も好きだったので、ここに決定。

1日目の行程が短いので、朝はゆっくり起きて行けるのでラクチン。
7:50分の阿佐ヶ谷発の電車に乗り、立川でスーパーあずさに乗り換える。
席に座れるかと思ったら、指定席もなく自由席もない。
しかたなく、デッキで1時間ちょいすごす。
車窓から見えるのは青空と鮮やかな緑。

甲府駅について、いつものようにバスの列に並ぶ。
バスの出発よりも30分ぐらい速かったので、前から10番目ぐらい。
だんだん暑くなって来た。

まずは広河原行きのバスで2時間ほど。
広河原に着くと、次は北沢峠行きのバスに。
北沢峠についた時には既に12時45分。
家から5時間ほどかかって到着。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

さーて、登るぞ。
今夜は仙水小屋にテントを張るので、仙水峠方面へ。
ブナの原生林がとても、鮮やかで爽やかだ。
北沢駒仙小屋の脇を通って行く。
テント場も大きく、川が流れ水も豊富なのでのんびりキャンプには良さそうな場所だった。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

それから、川沿いをどんどんと登って行く。
快晴で日射しが強かったが、樹林帯の中を歩いたのでそこまで暑さは感じなかった。
まだ、新緑の時期で透き通るような緑が涼しげだった。
透明感のある緑が重なり合うと、また美しい。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

山の中はきれいに苔むしたところもあり、下を見ても横を見ても上を見ても緑が楽しめた。
仙水小屋には13時40分に到着。
写真を撮りまくってのんびり歩いたが、50分ほどで到着。
この小屋も水が豊富に流れていて、何不自由なかった。
といれも水が常に流れていてキレイ。
そして、キンキンに冷えた雪解け水はうまかった。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

まずは、テントを張る。
今日は俺を含めて3組だけがテントだった。
そんなに広いテント場ではないので、ちょうど良い。
回りが木々に囲まれているので、風は遮ることができる。
一方で眺めが良くないのは残念だった。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

さあ、自分の寝場所も確保した。
まだまだ時間が早いので、地図とカメラと水をもって仙水峠まで軽く走る。
きれいな樹林帯のトレイルと岩がゴツゴツした場所。
なかなか面白い。
すぐに仙水峠につくと、東方面に一気に視界が開けた。
明日はこの場所で日の出を楽しもう!
まだ、時間もあったので軽く栗沢山へ登って行く。
途中まで行って、あまりにもアブが多いので、引き返すことに。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

栗沢山方面から引き返す時に、摩利支天が目の前に見えた。
どうどうとそびえ立つ摩利支天の姿は圧巻。
ちょうど摩利支天を雲が包みはじめた。
なんと摩利支天の回りだけを見事に雲が包んだので、岩が宙に浮いているようだった。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

岩の場所まで行き、寝転がって音楽を聴く。
峠でも2,3人しか人がいなかったので、ひとりでのんびり昼寝タイム。
山に来るとこういうゆったりとした時を過ごせるのが好きだ。
小さな島を旅して浜辺で寝ているのと同じような感覚。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10
送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

さて、腹も減り夕方近くなったので、また走ってテントまで戻ることに。
お茶を沸かして、行動食兼おやつとしてもって来たかりんとうをつまむ。
テント脇でのんびり本を読みながら、音楽を聴きながら。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

最近の週末は富士山トレラン、雲取山トレラン、野尻湖トライアスロンと体をしっかり動かしていたので、こうしたのんびりした時間がとても豊かに感じた。
それから、夕食の準備。ひとりだとついついめんどくさくてラーメン。
ただその前に、野菜スープを作って飲む。
その後、残った野菜を入れたラーメン。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10
送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

ただのインスタントラーメンなのに山で食うと最高にうまく感じるのはなぜだろう。
友達ときて、もっと豪華な料理にするとよりうまいんだけどね。
腹も満たされた。満足満足。
水がたっぷり流れ続けていたので、鍋とかフォークを洗わせて頂く。
山で食器を洗えるなんて、すごいよな。
その辺にはえていた雑草で鍋を洗えば油もスッキリ。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

歯も磨いて18時過ぎにはおやすみなさい。
まだ明るかったが、雲が厚く夕日は期待できなさそうだったので寝ることにした。

標高が2000メートルちょいで、かつ樹林帯なので風もなく、全然寒くなかった。
ダウンなんか着なくてもシュラフだけで問題なし。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

熟睡して目を覚ましたのが夜中の1時。
さて、ここからが星空タイム。
満天の星空は見えるかな、どうかな、なんて期待しながらテントを開ける。
おっ。良い星空だ。無数の星が空にちりばめられている。
興奮して、カメラを手にテントから這い出る。
空を見上げながら、夜風にあたる。
ああ、気持いい。幸せだ。

とくに何をするでもないけれど、1時間ぐらい空をぼーっと見ていた。
小学生の頃にフェリーで大阪から九州に行った。
その時に、初めて満天の星空を見た。
こんなにも星ってあるんだ!と心の底から驚いて、星に魅せられた。
それから、ずっと星空が好きだ。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

テントの中に戻ったけれど、寝つけず音楽を聴きながら体を休めた。
日の出を見に行くために3時には起きる予定だったので、1時間ほど。
3時に起きて、片付けをしながら、朝食を食べる。
3時30分にはテントも片付けパッキングも終了。
ヘッドライトをつけて、真っ暗な山道を歩き出す。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

昨日の夕方に道を歩いていたので、安心して登って行く。
真っ暗な山道と言うのは、本当に闇で、静かで、少し怖い。
20分も歩くと樹林帯を抜け、ちょうど空が白んできた。
淡く透き通る紫と紺色の中間のような空は静寂だ。
昼間と同じ風景なはずなのに、そんな夜明けは世界を幻想的に魅せてくれる。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

仙水峠の向こう側の空がすこし赤くなりはじめていた。
太陽が昇ってくる。
同じテント場にいた大学生の数人が先にいたが、もう待っていられないと痺れをきらして頂上へと歩きはじめた。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10
送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

仙水峠には俺ひとり。
こんな良い場所で、日の出を独り占め。
たまらんな、こりゃ。
4時40分ぐらいに顔を出した。
まぶしい。いい一日が始まりそうだ。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10
送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

今日の晴天を約束してくれるかのような日の出で、もう興奮。
下に見える雲海も太陽に照らされて、柔らかなオレンジを帯びた。
ご来光を満喫して5時に山登りスタート。
樹林帯を登って行く。なかなか斜度があり、いい負荷のかかりかた。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

木々の間から日射しが差し込み、またいい絵だ。
しばらく行くと、仙丈ヶ岳が見え、富士山が頭をひょこっと出した。
さすが南アルプスだけあって、富士山が近い。
そして、富士山のあの滑らかなラインは本当に美しい。
見ているだけで惚れ惚れする。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10
送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

駒津峰でひと休み。
まったく疲れないかと思ったら、重い荷物を担いでいることも会ってか意外と登りがハードで、ちょうど良かった。
目の前に甲斐駒ケ岳がそびえ立った。
ゴツゴツして男らしい山だ。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10
送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

六方石からは直登コースをとった。
マキ道よりも楽しみがある。
手を使って、よっこらしょと岩を越えて行く。
砂利道を経て、思ったよりも突然頂上に。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10
送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

頂上はかなり広くて360度見渡せた。
最高の眺望の山頂だ。
もちろん今日が雲ひとつない快晴だからってのもあるけれど。
風も強くないし、水を飲み、おにぎりを食らう。うまい。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10
送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

あまりにも天気に恵まれ、長めがいいので、ワクワク心が躍った。
うれしくてジャンプしながら移動して、360度見て回り、写真をとり、寝転んで、音楽を聴いた。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

頂上に1時間以上も滞在してしまった。
もう、ここから降りたくないと思うほど。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

帰りの時間もあるし、下から雲が上がって来たので下山することに。
下りはマキ道から。砂利が多くて滑る。
ズルッといくので、直登よりも危ないと思う。

六方石、そして駒津峰を経由した。
下山は行きとは違う道で、双児山を経由して北沢峠に。
こちらも緑が美しいトレイルで、景色を楽しみながら下山。
暑くなる頃、途中からは樹林帯に入り、てくてくと降りて行った。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

バスは13時5分なのに、11時30分前に北沢峠まで降りてしまった。
バスの順番だけ確保して、北沢駒仙小屋方面の小川へ。
火照った足をクールダウンするために、川で遊ぶ。
しかし、雪解け水は想像以上に冷たくて、長い間は入っていられなかった。
足をつけて、また出して、またつけての繰り替えし。
でも、気持よかったな~。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

バスの時間になり、広河原まで30分。
バスの中から見た雲はモクモクした入道雲。
夏が始まったなーと感じ、それだけでもまたワクワクして来た。
夏はやっぱり子供心が蘇って来て、ワクワクが止まらない。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

広河原に着くと、乗り合いタクシーのおっちゃんが声をかけて来た。
バスと同じ2000円で、甲府駅まで行ってくれると。
さらに、バスよりも30分速い。
じゃあ、これしかない。
ということで、乗り合いタクシーで1時間30分ほど。
甲府駅に到着。
今までの涼しさとは真逆のムシムシ暑い日常が待っていた。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

また特急では席に座れなかったが、17時前には家に着き、洗濯とテントを乾かして、無事に飲み会にも間に合った。

===

なんか、今日はいつにも増して説明的な日記になったな。
まあ、いいか。

===

◆次回に活かすこと

・夏用の登山靴を買う。(10年使っているのでソールが薄くなった)

・砂利道は気をつける。(危なくないけど、ズルッと滑る)

・山はやはり早朝に限る。(いつも思うけど)

・夕立がパラパラ。山の天気は変わりやすい。(こちらもいつも思うけど)

甲斐駒ケ岳
日時:2011年7月9,10日 (1泊2日)
天気:晴れ

◆行き

7:50 阿佐ケ谷 発 7:59 三鷹 着 電車 – JR中央線中央特快・高尾行 8:05 三鷹 発 8:17 立川 着 電車 –
JR特急スーパーあずさ5号 8:22 立川 発 9:28 甲府 着

バス
甲府駅 市営芦安駐車場 夜叉神峠登山口 広河原
10:00 → 11:10 11:15 11:56

バス
広河原 野呂川出合 北沢峠
12:15 12:30 12:40

◆帰り
バス
北沢峠 野呂川出合 広河原
13:05 13:15 13:30

バス
広河原 夜叉神峠登山口 市営芦安駐車場 甲府駅
13:40 14:21 14:26 → 15:36
乗り合いタクシーがバスと同じ値段の2000円。さらに、バスよりも30分以上速く甲府駅に着くので、上記のバスには乗らずタクシーを選択。

甲府駅を15時過ぎに出て、1645分ぐらいには阿佐ヶ谷駅に着

◆小屋
仙水小屋(北沢峠から40分コースタイム)
標高2,130メートル
仙水峠まで40分。ここからは日の出が見える
【1泊2食】6,500円 飯がうまいとの噂
【寝具付素泊】4,000円
【寝具無素泊】3,000円
テント400円(今回はテントでした)

◆食事
1日目 朝:いなりずし、パン 昼:おにぎり、パン 夜:野菜スープ、ラーメン
2日目 朝:パン 昼:おにぎり、パン

行動食:かりんとう、キャラメル、ようかん、パン
緊急食:カロリーメイト、SOYJOY

水:スポーツドリンク 500ml×1本
  水2リットル (Platypus 2.5L)

◆装備
バックパック(Mt.Dax 何リットルか分からないけど、60リットルぐらいかな)
   バックパックカバー(イスカ 40-60L)
   シュラフ 快適睡眠温度0度 (モンベル・U.L.アルパインバロウバッグ#3)
   テント一式(モンベル・クロノスドーム2型)
   テント用のグランドシート(モンベル)
   銀マット(今回はなし)
   エアマット(マジックマウンテン)
   方位磁針(シルバ)
   地図(雨で濡れてもいいようにビニル袋に入れる)
   登山計画書
   ホイッスル
   ヘッドライト(Petzl)
   電池(ヘッドライト用)
   携帯電話×2
   携帯電話充電器×2
   文庫本
   ペンとノート
   コンパクトデジカメ(Panasonic Ft2)
   コンデジ用電池
   デジタル一眼レフカメラ(PENTAX K10D)
   デジタル一眼の充電器
   カメラレンズ(SIGMA、PENTAX)
   カメラのお掃除セット
   カメラのバック
   コッヘル(snowpeak)
   バーナー(Iwataniプリムス)
   キッチンペーパー
   スプーンとフォークのセット
   割り箸
   多機能ナイフ(ビクトリノックス)
   コップ
   歯ブラシセット
   眼鏡ケース
   ウェットティッシュ 大きめサイズ20枚
   薄いタオル
   トイレットペーパー(芯を抜く)
携帯虫除け
   ムヒ
   常備薬(風邪薬、軟膏、整腸剤、絆創膏)
   圧縮袋
   水を入れるパック(Platypus 2.5L)
   ビニル袋(5枚)
   財布
   保険証
   細引きのヒモ

服装:
   雨具上下(モンベル)
   ダウンジャケット 青色 (Lowe Alpine)
   登山用タイツ(4DM)
   短パン(ニューバランス)
   靴下(ユニクロ) 替えも
   パンツ 
   速乾性シャツ 
   速乾性ハイネック長袖シャツ 緑(LoweAlpine)
   ハーフパンツ
   薄い速乾性長ズボン(モンベル)
   軍手
   帽子
   腕時計(Barigo)
   登山靴
   雨に濡れた場合の着替えも考慮

食料:おにぎり 
   チョコスティックパン 
   ラーメン(袋ラーメン)
   カット野菜
   チョコ
   キャラメル
   クッキー
   カロリーメイト
   紅茶のパック
   ココア
   アミノバイタル ジェル
   アミノバイタルドリンク
   パワージェル
   アミノバイタル顆粒
   アクエリアスの粉
   水 2.5リットル
   ようかん
   どらやき
   かりんとう

状況によって持っていくもの
   軽アイゼン
   ストック
   ソフトシェル(アウトドアリサーチ) 

登山とトレイルランニングの融合 トザラン?トザレイル?トレイルザン?

トレイルランニング+登山=トザラン?トザレイル?トレイルザン?

送信者 北岳と間ノ岳

どうせ時間とお金を使うなら、自分のスタイルで最大限楽しんだ方がいいと思う単純な発想の人間です。

登山もトレランも好きだけれど、どうせなら両方の良いとこ取りをしてしまえばいい。

そこで、去年の北岳登山でも少し楽しんだのが登山とトレランの融合。
まあ、真新しいことでもなんでもなくて、ようは登山して荷物デポして山頂なんかをピストンするのと同じ。
なんだけど、ピストンをある程度の距離をとって走るのがポイント。

トレランに行って日帰りで帰るのは山の楽しみを味わえない。
登山は夕日、夕食&お酒&会話、星空、日の出があるから楽しめる。
ただ、トレランにはこれがない。
一方でトレランは山の中を走り抜ける爽快感がある。

小屋に泊まってトレランすればいいんだけど、小屋よりもテントの方が自由で楽しい。

そこで、山で宴会して星を眺めてテントで寝る楽しさと山を駆け抜ける爽快感を両方とも味わおうという魂胆。

送信者 北岳と間ノ岳

装備としては登山とトレランの装備をもって行く。
テント場まではがっつり担いで登って行く。
テントを張って、トレラン装備に着替えてスタート。
戻って、宴会、星空、日の出。
翌日はちょっと走るか、そのまま下山。

北岳だと北岳の小屋にテントを張って、荷物は置いたまま間ノ岳まで走って往復。
今回の甲斐駒ケ岳だと、仙水小屋から仙水峠まで距離は短いけど走って往復。

送信者 北岳と間ノ岳

ウルトラライトハイキングとも違う。
ビールもってテントもって鍋する。
マットで快適にねる。
走るときはトレランのような軽装備に着替えて走る。

けっこう面白いです。
もう、みんなやってるのかなと思ったけど、周りでは聞いたことがなかったので書いておきます。
興味ある方は試してみてください。

夏だ、夏だ、夏なんだぞって。

夏だ、夏だ、夏なんだぞって。
主張する雲がモクモク。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

今週末は甲斐駒ケ岳に1泊2日。
もろもろの条件から、またも南アルプスを選択。
今回はとっても運がよく、快晴。

いい、思いをさせてもらいました。
詳細はまた次回。
今回は写真のみで、お送りします。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

涼しげな森を歩く

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

苔って綺麗だなと。つくづく。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

水の音を聞きながら登って行く

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

新緑が鮮やかだ

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

仙水小屋のテント場で1泊

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

雲はにょきにょき

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

緑は透き通る鮮やかさ

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

木々はパッチワークのよう

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

静けさのトレイル

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

時の経つ美しさ

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

これでもかって星が瞬く

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

早起きして、真っ暗な中を歩く

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

太陽が昇る

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

朝だけに許された時間

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

よっ、富士山だよ。

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

鋭さ

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

滑らかさ

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

たおやかさ

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

噴火

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

空を飛ぶ憧れ

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

Mt.Fujiを背に

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

トレイルは続くよどこまでも

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

空のあおさがまぶしい

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

クールダウン。雪解け水は冷たくてジンジン

送信者 甲斐駒ケ岳20110709-10

思いを持ち続ける鉄人

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スイム3.8キロ、バイク180キロ、ラン42.195キロかぁー。
想像を絶するな。
鉄人レースといわれるだけある。

でも、一度完走してみたいと思ってしまった。
今までとはレベルの違う練習が必要そうですが。

目標は3年後ぐらいにフルのトライアスロン完走かな。

2008/08/31
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HUMAN RACE 10K @Mt.Fuji 本栖湖
というイベントで走った際に、大きなスクリーンでトライアスロンの映像が流れていた。

それはアイアンマンの映像だった。
見た瞬間に出たいと思い、上の様なことを書き残していた。
当時はトライアスロンなんかやったことなかったし、フルマラソン以上も走ったことがなかった。
でも、そんな風に思った。
そして思い続けていた。
口にして、文字にも書き残していた。

初めてアイアンマンに出たいと思ったのがいつかなんて、覚えていなかった。
けれど、偶然にも今日、上に引用した文章を見つけた。
ちょうどその時から3年後である2011年9月4日に、佐渡島トライアスロンでアイアンマンクラスのトライアスロンに挑戦する。

別にスポーツに限らず、何かをやりたいとか、こうなりたいって思い続けていれば、いつかは実現する。
やりたいことを公言して、書き記して、そして少しずつ近づいて行く。

その気持を絶やさずもち続けていればいつか。
諦めず、しぶとく思い続ける気持ちを大切にしていこう。

スポーツとか趣味とか、ひとりで完結することは、思いをもち続けれることが多いけど、
仕事だったり、多くの人数でチームでしかできないことはついつい思いが折れることがある。
そんな時も、最初の思いの灯火を絶やさずにいきたいな。

送信者 四国