月別アーカイブ: 2011年6月

言い訳しないように、禁酒する

僕は自分に甘い人間なので、
ついついキツいことや大変なことがあると怠ける方向へといってしまう。
自分自信を律することが得意ではない。

生き物はラクして生きれれば、
それが一番ベストな気もするので悪いことではないと思う。

動物として生き延びることだけを前提にしたのであれば、
ラクをしてうまく生きてゆくのが最もベストで、あるべき姿かもしれない。

けれど、僕には何か成し遂げたいことがあると、
それを掴みとりたいという強い気持もある。
その成し遂げたいことは、
動物として食べて生き延びるにはあまり必要ないことも多い。

例えば、
今年の目標にしている110キロのトレイルランもトライアスロンのアイアンマンも。

そういった目標を掴みとるためには、
自らを律していかなければならない。
甘やかしてばかりいては、
何も成し遂げることはできない。

ラクをしたいという気持ちと成し遂げたい気持は相反する。

そこで、成し遂げるために必要なことが退路を断つこと。

とても些細なことかもしれないけれど、
禁酒というのも、そのひとつだろう。

お酒が与える実質的な影響で運動能力が落ちるのは、
本番の数日前ぐらいまでに飲んだ分だろう。
それ以上前に飲んだ分は体からは完全に抜けるはずだ。

でも、本気で勝負をかける時は、
1or2週間ぐらい前から禁酒をする。

友達との楽しい席でも、
ぐっと我慢するのは辛い。

でも、お酒の実質的な影響がでる前から禁酒をする。

それは自分に言い訳をしないように。
ただ、言い訳しないように、禁酒、摂生する。

走っている時に、「昨日はお酒飲んだから、歩いてもしかたない。」
そういった、言い訳を自分ができる状況をなくすために摂生する。

本当に限界に達すれば諦めるしかないが、
まだ余力があるのに、
言い訳ができると人間は甘えてしまう。

アルコール飲むと実際に体が重いのは事実だが、
それ以上にいいわけして怠けないために。

逃げ道を潰していく作業もなかなかの戦いだ。
俺みたいな弱い人間は、
習慣化してしまうのが一番だな。

今年の勝負は
7/22 富士登山競争
9/4 佐渡トライアスロンA ロング
9/25 信越五岳トレイル110km

これらの前には禁酒をします。
あらかじめ、宣言しておきます。

送信者 座間味島'08

世界のトップトレイルランなーである横山峰弘さんのブログに、
UTMBのために禁酒しているとかかれていた。
UTMBは8月の末に行われるから2ヶ月以上先のこと。
さすが、プロは違うな~。


報われると同時に自分に言い訳できないこと。

雲取山の夢のようなシングルトラックを駆ける

かれこれ、雲取山は何度行っているのだろう。
春も秋も冬も行っている珍しい山だ。
家から近くて、見晴らしもよく、ゆっくり泊まるには適度な山だから。

でも、今回は走りで往復。
7月には富士登山競争もあるので、その練習も兼ねて。

送信者 sports

朝は6時に起きて、友達と待ち合わせして6時42分の電車。
爆睡して、青梅乗り換えで奥多摩駅に。
バスで鴨沢まで。
ダムの水位が非常に低くて驚いた。
今年の夏は水不足大丈夫かな。

送信者 登山

トイレに行って、スタート。
軽めの登りを走る。
走ると言っても、スピードは速くない。
ずっと続くから体力は温存しながら。
ただ、急な坂は2,3カ所だけで、かつ長くないので大して辛くない。

送信者 sports

ちょくちょく休憩しながら、登って行く。
今日は霧がすごかった。
視界が悪くなるほどで、眼鏡が曇った。
白いレースのカーテンに包まれたかのような山。
幻想的な感じもする。

ふと、守の中で佇む。
やわらかな霧に包まれた静けさの中で、
幾種類もの鳥のさえずりが響く。
霧の流れにのって、木の香りが漂う。
土の香りが立ち上がってくる。

木々を見れば、
蚕のように丸い蜘蛛の巣が水の雫で輝いている。
1500メートルほどの高度では新緑が煌めく。

大地を見れば、
フキがたくさん葉を広げ、
白黒の蝶は飛べないのかえっちらおっちら歩いてた。

そして、汗をかいた俺には、
ハエやアブが汗に反応してよってきた。

送信者 sports

梅雨の時期ということもあり、地面がぐちゃぐちゃなところも多々。
でも、思っていたよりも速く、2時間30分で雲取山の頂上に。
おにぎりとパンを食べる。
ううっ、うまい。
山頂のおにぎりは最高。

送信者 sports

今回はスポーツドリンクではなく、水にした。
けれど、薄めでスポーツドリンクをいれてもいいなと実感。
エネルギーにもなるし、疲労もたまりづらい、何よりも水だけでは少し味気ないから。

送信者 sports

この時期だけあって、終始富士山は見えず。
まあ、今回はトレーニング目的なので景色は気にしない。

送信者 sports

帰りは、奥多摩駅まで走ることに。
このルートが非常に良かった。
シングルトラックがほとんどだった。
それも、木の幹などが出てなく、石も少ない。
非常に走りやすい、心地よく美しいトレイル。
さらに、フラットな距離が長く、走り続けることができる。
こんなにもすばらしい、トレイルは滅多にない。
霧かつ木々があり景色の変化は少ないが、トレイルのレベルは一級品。
また、走りに来たい。

送信者 sports

ひたすらフラットなトレイルを進む。
それが終わると、坂道が続く。
その後、一回アスファルトに出て、またトレイルに。
そして、駅の近くの住宅街に出た。

雲取山のトレランをするなら、下山で奥多摩駅まで走るに限る。
そう、思った。

休みながら、かつ走らない部分もあったので、汗もひどくはかかず、疲労も適度だった。
やはり、ロングのレースではかなり抑えめでいくと、長距離でも体がもつんだと実感できた。

距離も適度で、晴れた日に早起きして軽く走りに行くにはいい。
奥多摩駅まで走れば、帰りのバスも気にしなくていいし。

日時:2011年6月19日
行き:阿佐ヶ谷発 6:42 – 8:28 奥多摩着 西東京バス 8:35発鴨沢西行き
帰りの電車:山を走っておく多摩駅まで、電車は16:23のホリデー快速東京行き
天気;曇り(霧がすごかった)
気温:平地では最高23度ぐらい
ルート:奥多摩駅→バス→鴨沢バス停→トレランスタート(9:30)→七ツ石小屋(11:00)→奥多摩小屋(11:30)→雲取山頂上(12:00)→頂上で昼飯30分ぐらい→鷹の巣山避難小屋(13:45)→奥多摩駅(16:00)
行きはバスで鴨沢へ。帰りは雲取山から奥多摩駅まで走った。
距離:30キロぐらい
時間:6時間程度(今回はゆっくりだったので、5時間ちょいで行けるはず)
水:1.3リットルぐらい消費(湿度がかなり高く水はあまりいらなかった)
ラン中に食べたもの:カロリーメイト1袋
          おにぎり1つ
          パン1つ
          キャラメル1つ
          飴1つ
朝飯:いなりずし、パン

<実際の服装>
・ルーファス(グゴリー)
・adizero XT 26cm《アディダス》
・帽子
・ニューバランスのラン用短パン
・時計(BARIGO)
・靴下(ユニクロ  25-27cm)
・C3fit パフォーマンスタイツ
・半袖コンプレッションウェア
・アームカバー(Zamst)
・Tシャツ マウンテンハードウェア
・ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし
・パンツ ユニクロ シルキードライパンツ
・軍手
・レインウェア (ブルックス) 着なかった

<実際にレースに持って走ったもの>
・携帯電話
・地図(ビニール袋に入れる)
・財布(お金、カード最小限、保険証) 使用せず
・ゴミ袋
・カメラ
・ヘッドライト
・タオル
・替えの服
・音楽プレイヤー(iPod) 使用せず

心の移動時間。地理的な移動時間

飛行機や新幹線などの交通機関が発達して、
地理的にはとても遠い場所へ短時間で行くことが出来る。
でも、そんな高速で移動している時には周囲の景色の移り変わりは何も見えない。
どんな風に変化していくかなんて見えないし理解できない。
どんな花が咲いているか、どんな建物があるか、どんな人が住んでいるか。

人間が、人力で動くスピード、
すなわち歩くか走る速さであれば、
その景色の移り変わりが見られるし認識できる。
人間の肉体はそういう風にできている。
自分のできる範囲のことを認識できて、
コントロールできるように。

それと同様に、
旅をしているときに流れる時間の流れがある。
日常とは異なった経験をして、
普段よりも強い感情や新しい感情が沸き上がり、
いつも考えないようなことに考えが及ぶ。
そんなことをしていた旅の時間から、
飛行機や新幹線であっという間に日本での生活に戻される。

地理的には日本に戻ってきたけど、
心は旅先にいたままで日本までまだ帰ってきていない。
心は太平洋上を船でぷかぷかと移動しているかもしれない。

移動手段が早くなったおかげで、
心が動いて行く速さを遥かに交通手段の移動速度が越えてしまった。

ただ、そんなことを南米を旅して感じ、
東京から岐阜を目指して歩きつづけたことによって、
距離と移動速度と旅心を上手く調整できるようになった。

もちろん、飛行機や新幹線も使うけれど、このことは忘れずにいたいと思う。

送信者 八重山2008

===

ちうことで、エクアドルは気をつけて楽しんで2年間いって来てくださいな。
いつも思うけど、その行動力はかっこいいです。
せっかくなんで、南米に遊びに行ってコトパクシにでも登って、ベネスエラのカナイマに行って、レンソイスとアチンスに行って、ウユニの雨期を楽しみたいな~。
そんな妄想だけ広がっております。
ま、エクアドルに行く前にまた会うと思うけどね。

送信者 小笠原

http://www.teratown.com/blog/archives/001950.html
http://www.teratown.com/blog/archives/001914.html

お月さま、なんまいだぁ

皆既月食を迎える夜、月明かりの下を走った。
まん丸い満月が、照らしていた。
川沿いを走りながら、どこを走っても空には月が見えた。
真正面に見えたり、右側、左側と川沿いのくねくねした道から。

送信者 いろいろ

数時間後には太陽と地球と月が一直線に並ぶんだよなぁ。
そうしたら、この月が地球の影に入るのかぁ。

宇宙の神秘という感覚。
運命の時を迎えるような、静かな興奮。

今見ている月は、今夜皆既月食が起こると知らなければ、綺麗な満月だなで終わる。
でも、皆既月食が起こると知っていれば、違って見えてくる。
いつもより愛おしいものに。

地球は太陽の周りを回り、
月は地球の周りを回る。

ある時は、太陽、地球、月が一直線になるのは自然なことだ。
考えれば分かること。

でも、一直線になるということを思いながら月を見ると、
人間には遠くおよばない、大いなる力がそこにあることを実感する。

そんな、目では感じとれないような、地球や月のゆっくりとした動き。
それは、静かだけれども、ものすごい大きなエネルギーで、確実に動いている。

そう思いながら月を見上げて走っていると、
自然と「なんまいだぁ」という言葉が出て来た。

「南無阿弥陀仏」
浄土真宗であるか否かに関わらず、
おじぃやおばぁが、ありがたいものや、自然の大いなる力に感謝を伝える言葉としての、「なんまいだぁ」。

そんな、気持ちが沸き上がって来た。
お月さま、「なんまいだぁ」

送信者 いろいろ

===

夜中の3時に目覚ましをセットして、友達が住むマンションに。
かなり高いビルで、西から南がずっと見渡せる。
今回の月食にはもってこいの場所。

送信者 いろいろ

しかし、厚い雲に覆われ見ることはできなかった。
皆既になるその時に、心の目で見ようとそっと目を閉じて、空を見上げた。

送信者 いろいろ

太陽、地球、月の重なりで起こる宇宙規模の出来事も、目の前の雲にやられちまうこともある。
でも、現代は世界中で観測され生中継される時代。
インド?から見えた皆既月食。
良い色してますね。
でも、やっぱ肉眼で見たいので、12月10日もスタンバイしてようと思います。

その人が一番発信力を持っているメディア

電車に乗りながら、「その人が一番発信力を持っているメディア」という概念が思い浮かんだ。

幼稚園の子ども
専業主婦
大企業の社長
サークルの代表をしている大学生
文学好きな中学生
国会議員
銭湯のおじちゃん

それぞれの立場によっても違うだろう。

東京の人
岐阜の人
ロンドンの人
ダッカの人
アイスランドの人
アラスカの人
宇宙ステーションの人

地域によっても違うだろう。
もちろん、個人個人によっても違う。

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友達との飲み会
街頭演説
病院の待合室

それにより何か見えてくるかも。
定量の指標を無理矢理でも作って、
メディアごとに人を分けると見えてくるものがありそう。
メディアというか場かな。
どのメディアをメインとしている人と、どのメディアをメインとしている人の繋がりが強いとか。
どのメディアをメインとしている人の傾向はこんなんだとか。

もちろん年齢や立場、時代によってテクノロジーの変化も関係するし、
枠に当てはめるだけで、それが全てではないけれど、
これだけ発信メディアが多様化していると、そんな風に俯瞰して一度みてみたいなーと思った。

送信者 八重山2008