月別アーカイブ: 2011年5月

無意識に口をついた歌 アンジェラアキ「HOME」

日曜の夕方から、2泊3日で佐島マリーナにいた。
都心からそんなに離れていないけれど、ちょっと隔離された世界。
車で30分ぐらい移動しないと駅がない。
近くにはコンビにもない。
でも、目の前には海が広がっていた。

送信者 いろいろ

そんなとこで何をしていたかといえば、仕事の研修で人生を考えていた。
自分が結局の所、何が好きなのか、どんな状態でありたいか、何をしていきたいのか、ごにょごにょと考えた。
いろいろな方法で。

・自分がイケテル、尊敬する大人に話しを聞きに行く。
・相手にインタビューされる。(小さい頃の思い出の出来事、最高の瞬間など)
・理想の将来の生活を物語のように書いてみる。
・理想の状態に近づくために、本当に些細なステップを物語で書いてみる。

こうして考えるきっかけがあって、非常によい機会だった。
いろいろな方法で考えたけれど、どの方法でも出てくるキーワードは同じだった。

・知らないことを知りたい。(未知の新しいことにチャレンジ:旅、運動、会社、NPO、人に会う)
・自然が好きで、やはり自然の流れに沿って生きる(山、川、海、空、アクティビティもボーッとするのも。考え方や本も)
・岐阜が気になる。(生まれ育ったし、両親もいる、そして美しい自然がある)

そんなキーワードがでてくるが、完全にぴたっとすべてが重なりあるとこまではきていない。
レーザービームがだんだん絞られて来ているが。
ピッタリとくるには、まず一歩ずつ行動しなきゃならないんだろう。

で、そんなことを考えながら、休みの時間に海をひとりで眺めていた。
ただ、なんとなく空を見て、海を見た。

初日の夜は雨と強い風だった。
台風の影響だったのだろう。
2,3日目はどこまでも高い青空と太陽に煌めく海がひろがっていた。

ふと、口をついた歌があった。
♪トゥ~~ル~トゥル
♪トゥ~~ル~トゥル

サビのワンフレーズだった。
でも、歌詞は分からない。
アンジェラアキさんの歌だとは分かった。
おそらく、町中や飲食店で2,3回ぐらい聞いただけなので、タイトルも歌詞もまったく分からない。

でも、ずっと気になって、家に帰って調べた。
すると、「あっ。」
怖いぐらい、震えた。
背中がゾクゾクして、顔まで震えた。

送信者 いろいろ

「 HOME 」
アンジェラアキ

そして、口ずさんだサビの
♪トゥ~~ル~トゥル は
♪ふ~~~る~さと と歌っていたのだ。

シンクロニシティ(共時性)とでも言おうか。
偶然の一致とでも言おうか。
この歌なんてはっきり知らなかった。
たぶん、町中で2、3回ぐらい聞いただけ。
歌詞なんか知るはずがない。

でも、意識的には知らなかっただけで、この歌の歌詞、もっといえば伝えたい気持を理解していたのかもしれない。
もちろん、全て無意識で。

そのまんまの自分自身の気持ちを、自分の無意識が理解して、この歌がでてきたのだろう。
自分の直感、無意識の世界から出て来た感情や言葉を信じて行こうと思う。

テーマ曲になりそうだ。
「星の王子様」をたまに読み返す様に、この歌をたまに聴き返そう。

送信者 いろいろ

佐島マリーナを後にするとき、空を見ると太陽の場所が羽ばたく鳥に見えた。

◆追記
数日後に、姉からメールが来た。この曲は姉の結婚式で小さいころの思い出の写真をムービーで流したときに使ったそうだ。驚きだ。それを記憶していたのだろう。
人間が感受するものは非常に不思議で、奥深い。

アンジェラ・アキ
「 HOME 」

繊細な糸で素朴な町に
縛り付けられてた頃
見上げる度に空は映した
遥かに遠い世界を

小さな場所を後にしてから
どれくらいもう経つのだろう

Home is calling
ふるさと 心の中で今でも優しく響いてる
寂しさが染み付いた夢の無い夜には
あなたを呼んでいる

都会の空に夢を託して
心を犠牲にしてる
野心と愛の調和がとれず
誰もが彷徨っている

飾らなかった誠実な日々
この頃何故か恋しく想う

Home is calling
ふるさと
絶えずに愛してくれたそんな人の顔を
もう一度見てみたい
郷愁にかられ あなたを呼んでいる

過去と今の間の
とばりをそっと開いてみると
空の割れ目から零れる光が
巡る時代を指していた

Home is calling
ふるさと 心の中で今でも優しく響いてる
とどまる事を知らない
希望に身を任せていても
寂しさが染み付いた夢の無い夜には
あなたを呼んでいる
Home is always calling out my name
寂しさが染み付いた夢の無い夜には
あなたを呼んでいる
ふるさとを呼んでいる

ついでに、
「僕の村の宝物」
「森の生活」
といった本を持っていった。

to you

to you
2u

逆にすると

u2

ゆうつ

梅雨は憂鬱

そんな時期になりました。

送信者 トカラ

つゆ入りだー。
ソウメンの季節がやってくる。

といったギャグを飛ばしていた友達もいましたが、今年の梅雨入りは早い。
梅雨明けも早くなって欲しいものです。

送信者 いろいろ

昨日は関東利尻会の面々で浅草に行って来ました。
東京に住んで10年ですが、浅草寺の本堂に入ったのは初めてでした。
賽銭箱が超巨大で驚きました。

送信者 いろいろ

その後、神谷バーに。
この店の電気ブランは噂には聞いていましたが、初体験。
意外に飲みやすいお酒でした。
ブランデーなのでチェイサーと共に。
チェイサーはビールでした。

送信者 いろいろ

そして、今日は、グリーン駅伝 in皇居に出て来ました。
4人で、5キロ、2キロ、3キロ、5キロたすきをつなぎます。

じゃんけんで勝った人から走ることになり、私は3番目。
たった3キロで終わるので、雨の中ダッシュしました。

かれこれ、何十回とマラソンなどの大会に出ていますが、雨は初めて。
雨はなかなか辛いな。特にロングで10時間以上あると辛いだろうなと。
そんなことを思いながら走りました。

でも、雨の大会もいつかはあるので、短い距離で雨の状況を試せたのはよかったです。
一番は、滑らない様に気をつける。
眼鏡が水滴で見えなくなるので、超撥水のスポーツ眼鏡を買うか、コンタクト。
服が重くなって負担になるので、できるだけ水を含まないウェア。
なんだかんだ体が冷えるので、風を遮るウィンドブレーカーは長距離では効果発揮。
諦めろと言う話しだが、レース前には靴に防水スプレーしてみるといいかも。

来週は忍野トレイルで30キロちょっと走る予定。
梅雨の時期なので、雨かも。
気をつけて走ろう。

自分の強みに気づく

生きることは食べることだ。

食べることは最も大切なことのひとつ。

そんな大切なことに関することなのに、この2,3年前まで気づかないことがあった。
自分にとっては当たり前だったが、とてもありがたいこと。

海外のどんな国に行って、何を食べても特に腹痛で苦しむこともほとんどなく、ウルトラマラソンなど長時間走っても、食べ続けられる。

当たり前だと思っていた。
でも、すごい強みなんだと気づいた。

食べれば元気になる。
精神と肉体は一つのようなものだと、以前に書いたが、肉体は食べることによって成り立っている。
食べれれば肉体は元気になり、精神も元気になる。

俺はお腹が強い方で、あるもの食ってうまく感じて幸せだ。

一方で、お腹が弱い人ってけっこういるんだなと知った。
大変そうだ。
いや、大変だ。

お酒を飲んだら腹を下すとか、腹を出して寝たら翌朝は下痢だとか。

俺のフットワークが軽いのはただ腹が強いからじゃないかと思えるほど。
正直な話し、行動の源泉は腹が強いことなのかもしれない。

だって、知らないものを食べて下痢になることが分かっているのに、出かける気にならない。
少なくとも、俺だったら嫌になって、何もしない。
腹が痛かったら旅なんて行きたくないし、走りたくない。
出発するときは大丈夫でも出かけた先で腹を壊すかもと考えたら出かけることを躊躇する。
そう考えると腹が弱いのに行動的な人は凄すぎる。

送信者 いろいろ

タバコを吸う女、トイレで歯を磨く男

「タバコを吸う女、トイレで歯を磨く男」

この世界、どうなってるんだ?
正さねばならぬ!ということではない。

オフィスでトイレに行く時に、喫煙ルームの横を通って行く。
喫煙ルームとは無縁の生活をしているけれど、チラッと目をやると女性が3人ほどタバコを吸っていた。
ひとりは座って足を組み、ひとりは立ちながら。

日常の光景であり、特に何も意識することなくトイレへと向かった。
すると、トイレの洗面台で男性二人が丁寧に歯を磨いていた。

この対照的な姿を見て、意識していなかった女性の行動が印象深く思えてきた。何だか、違和感がうまれた。

男だからタバコを吸っていてもいいとか、女だから歯を磨けと言っているわけではなく、ああ、これが今の日本とくに都会の人々の普通の姿なんだろう。

送信者 イラン

信越五岳トレイルランニングレース 9月は110km 22時間の旅へ

こんなにも評判の良いトレランの大会を聞いたことがない。
政治の文句は聞いても、褒め言葉はほとんど聞かない様に、
トレラン大会の問題を聞くことはあっても、良い点を聞くことはあまりない。

そんな中で珍しく賞賛の声を聞くのが信越五岳トレイルランニングレースだ。
トレイル率の高さ、トレイルからの眺め、ペーサー制度、完走証、エイド、もてなし、などなど。
全体のクオリティが非常に高いと言う。
さらに、国内では最長クラスの110キロ。

実は昨年もこの大会にエントリーして、入金もしてエントリー完了になっていた。
しかし、2泊必須なこともあり、かなりの出費で迷っていた。
それでコンビニ振込が若干遅くなり、入金順の定員オーバーで返金されてしまって出られなかった。
出られないことが分かったときの、残念な気持ちは非常に強かった。
それだけ出たかったんだと、出れなくなって気づく、後の祭り。

そこで、今年はそんなミスのないように、エントリー開始直後に完了した。
黄色いTシャツでおなじみの「心折れ部」のメンバーもほぼエントリーした。
何だか楽しいことになりそうだ。

110キロのトレイルは自分にとって今までで一番長いトレイルになる。
とはいえ、急な坂がなかったりすることもあり、完走はできるだろうと予想している。
もちろん、計画を立ててステップアップしておかないといけないが。
目標は20時間と設定しよう。

5月から秋に延期とアナウンスされていたUTMF(160km)が正式に来年5月開催に再延期となった。
まあ、予想通りの結果だった。
トレイルの本命はこの信越五岳トレランになる。
とても楽しみで、9月頭には佐渡のトライアスロン、9月末には信越五岳と新潟に行く機会が増えるが、楽しみたい。

そして、信越五岳を無事に完走して、UTMBに必要なポイントをゲットしたい。
そうして、来年は憧れのUTMB(モンブラン山群をぐるっと100マイル)にエントリーしよう。
人気だから抽選で外れる可能性が非常に高いが、まずはエントリーしなきゃ始まらないので挑戦したい。
あのモンブランの美しさはたまらないからな。

送信者 ドロップ ボックス


信越五岳トレイルランニングレース
http://www.sfmt100.com/