日別アーカイブ: 2010/10/24 日曜日

2時間27分30秒の少しばかり長いジェットコースター

木更津トライアスロンに出ることを決めたのは9月の末だった。そして木更津トライアスロンは10月の末だった。練習期間は1か月。

出場を決めた時は自転車を持っていなかったので、自転車を買い乗り方を知り、輪行の仕方を学ぶところから始まった。今まで出たいと思っていたトライアスロンに出るのだからと目標を自分なりに決めた。今回はオリンピックディスタンスという種目でスイム:1.5km/バイク:40km/ラン:10kmという競技。

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過去のランやオープンウォータースイム経験などから、チャレンジングな目標として2時間45分と置いた。バイクがどれぐらいか分からないので、達成できるかどうかがギリギリの目標設定だった。相変わらずしびれるところに目標タイムを設定している。さて、練習もそこそこに、本番がやってきた。

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23日の土曜日12時23分に阿佐ヶ谷を出発。市川で乗り換えて、木更津へ。電車の中で友達3人と合流し4人に。自転車の置き場所に手こずりつつも、座席の間においてなんとかセーフ。箱根の富士屋ホテルのクラシックカレーパンをおみやげでいただきつつ、あっという間に木更津に。木更津駅は思ったよりも発展していなくて驚いた。木更津グランパークホテルエクセルにチェックイン。男3人部屋で1人5500円(朝食付き)。

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自転車を組み立てて受付に。少しばかり道に迷いつつ、到着。受付をすませ、木更津港から眺める夕焼けを堪能しつつ、大会説明を受ける。ドラフト禁止というルールがあって、よくわからなかったけれど、説明を受けて初めて知った。前を自転車で走る選手から7メートルあける、横を抜く時は1.5メートルあけるらしい。風よけとして前の選手を使うのを防ぐのと、安全面があるんだろうなーと理解。それから、ランのコースが橋を登らないといけないヘビーなコースということで、4人で試走。なかなかキツい坂でした。

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それから、ホテルに戻り、水と食料を購入しにジャスコへ。歩いて10分弱。ポカリとバナナなどを購入。道から見たお月様が綺麗でした。帰り道に秋元菓子舗へ立寄り。腹が減ったので1つぐらいかって帰る予定が、気前のいいお母さんがただで湯もちなどをくれた。竹の香りも味わいつつ、おいしいまんじゅうを2つももらう。この気前の良さに四人でびっくり。気づけばもう7時前に。さて、飲みにいくぞ!1人で大会に行ったり、友達と二人で行くことがほとんどだったので、前日に飲むことはなかったけれど、友達と4人!少しだけ飲もうと言うことで、駅前をうろちょろして、久保田という居酒屋へ。長距離の大会でもないし、禁酒をするまででもない。みんな楽しくビールを飲み、湯豆腐や唐揚げ、アスパラのバター炒めなどなどをたくさん頂いた。途中で、さらに「なっちゃん」という今回トライアスロンに出る石田さんの友達が合流。4人の応援に来てくれたのだ!応援って本当にパワーになるから嬉しい。しっかり、応援してもらうために、みんな自分の服装を必死に伝えた。(笑)

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それから、銭湯に。ホテルでタダ券をもらったので、タクシーで向かう。しかし、着いてみると、これは別のスーパー銭湯だと言われる。なんと木更津駅周辺に「かずさの湯」と「かずさのお風呂屋さん」があるらしい。タクシーの運転手さんも教えてくれればいいのに。地元以外の人は分かるはずがない。。。まあ、お金を払ってゆっくりお風呂に。さっぱり、気持よくなったところで、ホテルへ。明日の準備をして、会場へ持っていくものとホテルのフロントに預けるものを分ける。っと、ここからまたスタート。Pacaダンさんが、ワインをオープン!水泳師匠でもあるGOさんと3人でワイン。明日に残らないかビクビクしながら、おいしく頂きました。すぐに熟睡。

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朝がやってきた。5時30分ぐらいに目を覚まし、着替え、歯ブラシ、荷物の整理。6時20分ぐらいから朝食。ごはんとおかずなどをいただく。消化に良さそうなものをピックアップし食べる。バイキングだから満腹になるまで食べたくなるけど、ここはぐっとがまん。

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さて、会場へ。会場へ着くと多くの人が準備をしていた。トランジションエリアの自転車や靴などの設置をスタッフに聞いたり、隣の人を見ながら行う。自転車は隣の人と前後が交互になる様に並べるようだった。準備をしていると、今回トライアスロンをするきっかけになった小林さんが埼玉から到着。頑張りましょう!とみんなで決意を新たにして、ウェットを着る。スイムスタートの港へ向かう。海の底が貝殻などでゴツゴツしていたので、慎重に。水が冷たくて1500メートル泳ぐ予定が750メートルになってしまったことが主催者からアナウンスされた。がっかり。オリンピックディスタンスのトライアスロンで記録を知りたかったのに。。。ま、しゃーない。海で軽く試泳。初めてウェットスーツを着て泳いだけれど、水はたいして冷たくなかった。

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8時30分にフローティングスタート。海の中に浮かんでいる状態からのスタートだ。人が多くてぶつかって、抜きたくても抜けない。芋荒い状態。まあ、適度に泳ぐ。しかしウェットを着ていると、手をかくのが大変だった。ウェットの浮力で手が浮いてしまうので、水の中をかぐのにパワーが必要だった。浮力を抑えて手を水の中に入れて、手をかかないといけない。腕の部分は薄い生地のウェットがいいなー。ただ、内海さらに港の中だったので波もなく、楽に泳げた。さて、すぐに泳ぎ終わって、バイクへ。陸に上がって、走って移動するのが疲れた。水から出てすぐは走るのは、なかなか足が想いの通りにいかない。

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トランジションエリアで、ウェットを脱ぎ、眼鏡をつけて、ジェルを飲み、ビンディングシューズを履いて、走り始める。バイクのスタートラインまでは引っ張って歩き、ラインを越えたらライド。こんなルールも出てみないと分からない。8キロのコースを5周する。サイクルコンピューターで距離を見ていないと分からなくなってしまう。直線はそれなりにスピードが出るがコーナーでは落とさないと危険だ。さらに、後ろから早い人が抜いていく。風を切る音が違っていた。太刀打ちできないので争わない。そもそも、自分の目標をクリアするのが第一義的なゴールなのだから。それにしても、練習不足もあるだろうけど、自転車ではどんどん抜かれた。そんな中、一緒にレースに出ている友達ともすれ違い、頑張ってとお互いに声を掛け合って元気づけた。

明らかにデブなおっちゃんが、速いスピードで抜いていくと悔しかった。足を引き上げてペダルをまわすことを意識していた。スイム、バイク、ランで足の違う筋肉を使うことによって、疲労を減らすためだ。サイクルコンピューターを見ながら直線では平均32キロをキープする様に意識して漕いだ。直線の最初に立ち漕ぎなどをして、スピードを出すとその後はペダルも軽く速いスピードで走れた。応援に来てくれていた友達も沿道から大きな声援をくれ、写真も撮ってくれていた。

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さて、後半は太ももが辛いし、同じコースで飽きてきたという試練をクリアして、バイク終了。また、バイクのラインより手前で自転車から降りて、引っ張ってトランジションエリアへ。次はランだ。靴を替えて、ジェルを少し飲み、出発。エイドでは毎回水を飲んだ。橋の坂道がなかなか急かつ4回登らなければならなかった。さらに、緩やかな橋も別に4回。登りがハードなランだった。2周回。1週目はバイクによる足の疲労が大きかった。体が重たくて軽やかに走れなかったけど、耐えて走り続けることだけはした。2週目になると足も少し軽くなり、ランのスピードも上がり苦痛も減った。時計を見ながら2時間30分切りを目指す。当初は2時間45分目標だったけれど、スイムが750メートル短くなった。この時間が15分弱(おそらく13分とか)のはずなのだ。そうすると今回の目標は2時間30分に修正される。この時間を意識しながら走りつづけた。ゴールが見えた時に、間に合ったと思った。2時間27分30秒。目標タイムをクリア。

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海を泳いで、自転車こいで、走って。やることがどんどん目まぐるしく変わり、まるでジェットコースターに乗っているような時間だった。とゴールについて感じた。そして、自転車とトランジションが上手くなれば、タイムは縮まるなーと思った大会だった。初めてのトライアスロンで、細かなところで学ぶところが非常に多く、ためになった。そして、楽しめた。その後、友達がゴールするのを待ち、応援した。みんな辛そうだけど、いい笑顔でゴールに戻ってきた。すごいのは全員完走!ただならぬ仲間だと再認識。

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それから、少し食事をして、ホテルに戻り荷物を受け取って駅へ。肌はべたべたしてなかったし、ウェアも濡れていなかったので上から服を来て帰ることにした。電車は2時8分発の特急さざなみ。人も少なくて快適な電車!さらに、5人で完走祝いのビールを飲んだ。仲間で行く大会はエンターテイメント的な要素が大きいし、仲間の頑張っている姿を見ていると、自分も元気をもらう。なんといっても純粋にワクワクして楽しい!また、みんなでトライアスロンに出たいなーと思う。

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◆個人記録
レースナンバー 020
スイム(750m):14分31(49位)
バイク(40k):1時間24分41秒(195位)
ラン(10k):48分18秒(112位)
総合:2時間27分30秒(120位)
男子25歳~29歳:13位
エントリー数:325人
出場者数:人

バイクのサイクルコンピューターデータ(会場からホテルへ、ホテルから駅へも含まれちゃってます。あくまで参考データ)
平均速度:27.4km/h
最高速度:44.3km/h
距離:42.65km
時間:1時間31分52秒

大会名称 木更津トライアスロン大会
開催地 木更津港周辺特設会場
開催日 10月24日 日曜日  >>大会タイムテーブル
競技内容・距離 トライアスロン
オリンピックディスタンス (S:1.5km/B:40km/R:10km)
主催 木更津トライアスロン大会実行委員会
定員・参加費 ・オリンピックディスタンス:定員400名(先着順)
・JTU登録者 (18歳以上 ※高校生不可):17,000円/二次募集で登録の場合18,000円
・JTU未登録者 (18歳以上 ※高校生不可):19,000円/二次募集で登録の場合20,000円

◆天気
10月24日(日)先勝―大会当日の天気予報
晴時々曇
予想最高気温:23℃
予想最低気温:17℃
降水確率:20%
予想水温:20℃(海面から50cm部分)

◆タイムテーブル

10月23日(土曜日)
13:00~16:00 選手受付 大会会場本部
16:00~16:30 競技説明会 大会会場本部前

10月24日(日曜日)
6:30~ 8:00 選手受付 大会会場本部
7:50~ 8:00 競技説明会
8:00~ 8:15 開会式
8:15~ 入水チェック

8:29 スタートセレモニー
8:30 第1ウェーブスタート(俺はここスタート) 
8:33 第2ウェーブスタート
8:36 第3ウェーブスタート
12:30~ 表彰式 フィニッシュエリアステージ

◆ウェア

朝食:適度にホテルのバイキング(ごはんとおかず)
   アミノバイタルジェル

スイム:アシックスのラン用ハーフスパッツ(膝下まであるスパッツだと、ウェットスーツを着た時に裾がまくれ上がって膝に溜まってしまう。すると膝が曲げにくくなる。太ももだけのスパッツが良い)
    ウェットスーツ(レンタル tri-x 3150円)
    キャップ(大会支給)
    ゴーグル(度付き)
    ゴーグルの曇り止め
    アンクルベルト(タイム計測:ゴールまで装着)

トランジション:SAVASピットイン
        眼鏡をつける(眼鏡ケースに入れてあった)
        ウェット、スイムキャップ、ゴーグルを脱ぐ
        靴下をはく(5本指とかのソックスはNG。はくのに時間がかかる)
        腕時計をつける
        ドリンク(MUSASHIリプレニッシュとアクエリアスのミックス)
        バイク用のビンディングシューズをはく
        Tシャツを着る(ゼッケンはTシャツに安全ピンで事前にとめてある。ゼッケンベルトがあると便利だった。ぴったりした服の方がバイクの時に風でバタバタせず楽)
        ヘルメットをつける
        ウェット脱いだら、アシックスのラン用ハープスパッツ(トライアスロン用のウェアがいい。股が擦れない)            

バイク:手袋を自転車に乗りながらつける
    引き上げてペダルをまわすことを意識
    ビンディングペダルの位置は微調整が必要(一番踏み込んで力が入る場所をレース前に調整するべきだった)
    カーブはこけないように慎重に
    登りと下りでこまめにギアを買える
    ドラフト走行しない&安全のために前の人に近づきすぎない(追い抜きは右から)
    5週回るので、回数を間違えない
    サイクルコンピューターは距離と時速表示
    最低でも直線は30キロを保つ。ベースは32は出していた。カーブは25キロ。登りは20キロ。
    ドリンクボトルは600mlサイズ

トランジション:ラン用のシューズに履き替える
        アミノバイタルジェルを少し飲む
        靴のひもはしっかりと結ぶ   

ラン:途中でトイレに行った
   タイムを見ながら、スピードを上げる
   1週目はバイクにより太ももの筋肉疲労でスピードに乗れなかったが、二週目は改善した。
   エイドで水分補給は毎回行った

持ち物
□ レースID or レース出場許可書
□ ゼッケン(レース当日)
□ 計測用チップ(レース当日)
□ 健康保険書写し
□ ゴーグル(予備1)
□ スイムキャップ
□ 水着
□ ウエット・スーツ
□ ゴーグル用くもり止め
□ サンダル
□ ロードバイク一式
□ 工具(六角レンチ、ペダルを取り外すやつ)
□ 輪行袋
□ ヘルメット
□ 空気入れ
□ バイクシューズ
□ バイクパンツ
□ バイクウエア
□ バイクグローブ
□ バイクボトル
□ サングラス(晴天用と悪天用の2種類のレンズがあると便利)
□ アームウォーマー
□ バイク用ソックス
□ ゼッケンベルト
□ ジェルなど補給食(トランジットポイントに)
□ ランニングシューズ
□ ランニング用ウエア
□ ランニング用腕時計
□ ランニング用ソックス
□ 大会後の着替え(パンツ、シャツ、靴下、服)
□ セーム
□ ゴーグルの曇り止め
□ MUSASHI リプレニッシュ
□ 眼鏡ケース
□ 携帯電話
□ 携帯電話の充電器
□ カメラ
□ カメラの充電器
□ 交換レンズ
□ 歯ブラシ
□ フラスコ(トレラン)
□ 耳栓
□ サングラス
□ コンタクトレンズ
□ シップ、エアサロンパス
□ 帽子
□ タオルorセーム

持ち物参考サイト
http://www.try-a.co.jp/goods_checkList.html
http://www.e-tri.net/datalib/beginner/6001j.htm
http://www.geocities.jp/tldjapan/00challenge/chl41chack.htm
http://102you.blog101.fc2.com/blog-entry-273.html