日別アーカイブ: 2010/10/10 日曜日

ハセツネの応援に奥多摩まで(バイク練習と少しのトレイル)

体育の日と言えば「ハセツネ」です。
毎年参加していたけれど、今年は出れなかったので、応援に。

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毎年一緒に出ている友達もでないので、直接の知り合いがいて応援をするわけでもないのに行ったのはこんな理由。

・トップ選手の走りを見たい
 →いつも自分が選手として走っているので、トップ選手の走りを見たことがない。一度見ることによって勉強になるかなと。
・あの空間を味わいたい
 →やはり、ハセツネはお祭り。
・チャリの練習
 →奥多摩はチャリで走るのにいい場所らしい。

まずは家から武蔵五日市まで輪行。たった1時間で到着。こんなにも近くで日本一のトレランレースが行われることがうれしい。

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自転車で会場へ。雨か雨かと言われて、ウェアやシューズなどのセレクトを悩んでいた選手も多かったみたいだけれど、直前になって晴れに。逆に暑いぐらいで軽装で良さそう。
スタート地点である学校の校庭から真っすぐ続く道に場所を確保して撮影準備。開会式のアナウンスや「エイエイオー」とかけ声もかかり盛り上がる。いやー、やはりテンションが上がってくる。

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ついにスタート。緑色のゼッケンをつけた招待選手が一気に飛び出してきた。やはり、皆さん軽装備。ロングスパッツはほぼゼロで、膝にニューハレのテーピングのみ。どんどん人が走っていく。すんげー数だ。半分以降になると服装や荷物が重装備になっていく。

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一通りお見送りをして、さて浅間峠へ。ここはスタートから22.7km地点の第1関門であり応援ポイント。武蔵五日市駅から続く檜原街道を西へ進み、檜原役場を左に曲がる。上川乗の交差点を左に。(上野原方面)すると2.3分で浅間峠への登山口に到着する。ここに自転車を止めて、2キロほど登山道を歩くと、第1関門の浅間峠。

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15時頃に到着。もうすぐでトップ選手が来るとのこと。まだかまだかと待ちわびていると、応援団がわさわさ上がってきた。やはりこのポイントは応援ポイントだから、人がたくさんきた。過去の経験から言っても、山の中での応援って本当に元気が出る。ロードで応援されるのとは違う。わざわざここまで来て応援してくれるその気持が伝わってエネルギーに変わるのだ。それにしても、何度も通った浅間峠なのに、印象がぜんぜん違う。やはり走って見ているし暗くなっての通過だからかな?

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ザワザワしたと思ったらトップ選手が坂を下ってきた。なんと外国人選手だ。誰だ?分からない。駆け抜けていった後に続いて、もう1人外国人選手。こちらも不明。あとで調べたらマウンテンハードウェアの社長(?)だとか。もう1人もHOKAoneoneという厚底のトレランシューズ会社の創業者だとか。通過が15:30ぐらい。続いて相馬選手、この前の信越五岳でも優勝した相馬さんが、非常に軽い足取りで走っていく。クールな方なので、淡々と。それにしても、坂道の登り方がポンポンと軽く登っていく姿に圧倒された。これがトップ選手かと。続いて奥宮(おくのみや)選手。笑顔で声援に応えて、走っていった。

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その後も何人もの選手が駆け抜けていった。笑顔の選手も辛い表情の選手も、みんないい顔をしていたなー。暗くなって自転車で走るのがいやなので、16時ぐらいに下山開始。たぶん14分ぐらいで下山。なんか選手の走りを見た後で、テンション上がって自分もトレイルを走って降りた。

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自転車で駅まで。ゴールまで待とうかと思ったけれど、ゴールはまだ閑散としていた。あと4時間もここで待つのはなかなか辛いなと思って、帰ることに。

家に帰ってもやはりハセツネの結果が気になり、ネットで情報収集。ツイッターやら公式ページの速報で。8時間ちょいで外国人選手が優勝。なんとこの選手が日本では見慣れない厚底靴を履いていたからネットで話題に。噂の靴はこれ。http://www.hokaoneone.com/こんなんじゃ走りにくそうなんだけれど、ロングトレイルには向いているらしい。実際に優勝しているし。なんと、この会社の創業者もハセツネに出ていて、第2関門までトップ争いをしていた。こりゃ最高のプロモーションだ。なかなか商売がうまいなー(笑

2位は奥宮選手、3位は山田選手らしい。相馬選手はハンドライトを落とすというトラブル。それでも9時間弱でゴールされた様子。本当に相馬選手はかっこいい。トップ選手であろうとアクシデントや不調からは避けられない。そんな状況でも逃げずにゴールを踏む。その姿勢が人間としてカッコいい。俺も逃げない姿勢を見習いたいと常々思っている。