日別アーカイブ: 2009/12/15 火曜日

ネットで何にロイヤリティを感じるか?

インターネットに関するロイヤリティの話し。これは1年ぐらい前に考えていたことで、人々は何にロイヤリティを感じるのかと言う問題。今日、この話しをしたら刺さったので書き残しておきます。

人々がインターネットサービスの何に対してロイヤリティを感じて、何に関してはロイヤリティを感じないかと言うと、情報にはロイヤリティを感じず、機能に対してロイヤリティを抱くということ。なぜなら、情報は検索すれば見つかるため特定のサイトなどにロイヤリティを感じて再訪問することが少ない。よっぽど特徴的な情報を扱っている場合は違うが、限りなく少ない。一方で機能に対しては無意識のうちにロイヤリティを抱く。なぜなら、機能は情報でないために検索できないから。

銀行のオンライン振込は銀行のサイトでしか出来ない、航空券を買うのも航空会社のウェブなどでしか出来ない、本の購入などもアマゾンなど、検索という機能もこれにあたる。よって、ユーザーにロイヤリティを持ってもらおうとしたら核となる機能が必要になる。これは他社とかぶっていても良くて、徹底的にシェアをとりに行ってしまえばいい。ビルゲイツ(だったかな?)の言ったGet Share first, Profit laterの世界。一方、情報で勝負するのであればユーザーがいつの間にか再来訪してしまうような集客施策の徹底がKeyとなる。

ついでにグーグルさんは乗り換え情報なども検索ボックスで検索できるように進めており、機能も検索で代替してしまおうという戦略をとっているのだと思います。これはどんどん加速して行くだろうな。

そんな風に思います。

送信者 ドロップ ボックス

まあ、こんな青い空と雲のように曖昧な話しです。