27年前の会話。
27年後の会話
27年前の話。
27年後の話。
あれは、27年前のことだった。
ゆうすけさんは39歳、本郷さんは30歳、俺は25歳。
みんな若かった。
でも、昔も今も、当時の性格、ノリは代わらない。
今、空を見上げながら、想像のつかない大きな宇宙の重なりに見とれる。
月と太陽が重なる。
この場所で。
それを、今見ている。
徐々に太陽は欠けて行き、やがて太陽が隠れる。
昼間なのに、だんだんと暗くなり、地上の温度は下がる。
皆既になった時、星の奥深さが分かり、宇宙の広さを実感できる。
数時間前までは信じられなかった異様な出来事。
天変地異が起こるかのような。
発狂してしまうような、しかし息をのみ何も声が出ないような。
そんな出来事。
手の届かない宇宙にある、完璧なる美しきこと。
一回性の出来事である皆既日食。
同じ場所で、皆既日食を見られることはない。
その時、その場所でしかない、全宇宙の出来事。
人間の意思では何も変えられない、天体の出来事。
カイキ日食、27年後に日本で。
それを見たとき今日の夜、三人ではなしたことを思い出すだろう。
阿佐ヶ谷のアパートで眼を輝かせて、夜な夜な語った日のことを。
そんな9月の夜。
アラスカでも30数年後に皆既日食が見られる。
オーロラと皆既日食。
ああ。
| 送信者 いろいろ |
[月を見上げる](PENTAX K10D SIGMA70-300mm ISO: 100 露出: 1/200 sec 絞り: f/5.6 焦点距離: 300mm)
「つながる旅の記憶~寺町健 写真展~」
期間:9月30日(火)~10月5日(日)
12:00~20:30(Fri ~22:00、Sun ~20:00)
場所:ウナカメラリーベラ
中野区中野2-12-5 メゾンリラ101
最寄り駅は中野駅になります。
カフェ&ギャラリーですので、1オーダーお願いいたします。
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