日別アーカイブ: 2011/7/14 木曜日

今日は小鉢サービスDay

富士登山競争が来週の金曜日といよいよ近づいて来た。
ゼッケン番号の通知書類もとどいて、いざ出陣!状態。

6月に富士山へ走りに行ったり、高所順応ということで甲斐駒ケ岳に行ったが、もう1度ぐらい富士山へ走りに行きたかった。

というのも、前回の富士山の試走が自分の中で納得いってなかったから。
タイム的にも制限時間を越えるようなタイムだったし、8合目以降の呼吸の乱れ、食料の補給など、課題が山積だったから。

そんなことを思っていたら、前回もご一緒させて頂いた心折れ部の岡野さんとエディさん(足の調子が悪く当日は不参加)が行く予定ということでまたも便乗させて頂いた。
平日だったが、都合がつきそうな日だったので、午後から仕事に行くことにして、富士山へ行くことを決めた。

前日の水曜は荒井商店でペルー料理を久しぶりに食べ、旅の話しで盛り上がり帰宅。さくっと準備をして就寝。
翌朝4時30分ぐらいに起きて、さて出発。

また、三鷹駅で5時30分に拾って頂いて、いざ富士山。
高速から見た富士山は雲ひとつなく、風もなさそうに見えた。
これは期待できそうだ。
機体に胸を膨らませて、前回と同様に馬返しの駐車場に。

送信者 sports

7時25分にスタート。
いつものように走りはじめは辛い。
15分ほど我慢して走っていると、細胞や筋肉が目覚めて楽になる。

そこからもひたすら登る。
30分ぐらい走って、今日は調子がいいなと感じた。

ただ、油断してはいけない。
深く呼吸することを最初から意識した。
5合目の佐藤小屋に前回より5分速く到着。
良いペースだ。

送信者 sports

ここから下を覗くときれいな雲海が広がっていた。
まだまだ、ここからが登りの本番。

砂利道だと、踏み込んでもズボズボとハマって、進みが悪い。
できるだけ、人の踏み後を狙って登る。

呼吸が乱れないように深く。
岩場では手を使って、足の負担を軽くする。
細かいけれど、積み重ね。

7合目、8合目は小屋の連続。
一般登山客の人もいて、その人たちがしんどくなり始めるエリア。
僕も8年ぐらい前に初めて登ったときは、このあたりから辛かった。

送信者 sports

早め早めに水を飲み、こまめにジェルも飲んだ。
前回はジェルを少ししか飲まずパワー不足になったので、今回はこまめにとりつづけた。

送信者 sports

8合目ぐらいから、霧が晴れて、真っ青な青空が表れ、赤茶けた富士の姿が太陽に照らし出された。
遠くから富士山を見たときのような滑らかさはどこにも感じられず、ゴツゴツした不器用な山に見える。

送信者 sports

8合目についても呼吸の乱れも足の疲労もほとんどなく、調子が良かった。
前回の経験から得たことを、うまく活用できていた。
いい調子だ。

送信者 sports

9合目をすぎ、鳥居をくぐってゴール。
頂上でも寒くなく、半袖とアームウォーマーで問題なし。
前回の天候とは天国と地獄の差があった。

送信者 sports

今回は前回と比較して登りで34分も時間短縮。
自分の中で納得のいく仕上がりだった。

送信者 sports

頂上から見る景色は最高で、青い空と白い雲にワクワクした。
何度も富士山には来ているが、今回が一番の天気だったかもしれない。
梅雨明け後の1週間は天気がいいと聞くが、まさにそんな感じ。

送信者 sports

時間もあったし、パワーもあったので、お鉢巡り。
あまりにも景色がいいので、興奮しまくり、写真を撮りまくり。
気象観測所がある富士山の最高地点にも立ち寄って、トイレに寄り、1週を終える。

送信者 sports
送信者 sports
送信者 sports

なんと山頂に自動販売機があって驚いた。
日本で一番高い山に自販機があるとは。なんとも複雑な気持ち。

そこから、いつものようにひたすら砂利道を下る。
つまらないけれど、仕方ない。
靴のソールがついにはがれそうになった。
富士山の下りで靴がダメになるとは聞いていたが、自分の靴もこんなにもボロボロになるとは。。。

砂利道を終えて、木々に囲まれたトレイルへ。
こっちのほうが断然楽しく気持よいランになった。

ゴール時間は前回とほぼ同じ。
でも、今回は小鉢をサービスしてプラスしても同じ時間。
お鉢巡りは長めもよく、高所順応にもとても役立った。

帰りに日帰り温泉「富士山 溶岩の湯 泉水」へ。
道中でサクッと立ち寄るにはとても便利。
値段も800円と、他の豪華な日帰り温泉施設よりは良心的。
水風呂もあり、温かい風呂と交互に浸かってアイシングも完了。

東京に戻り仕事をして、帰りにプールで泳いで1日が完了。

◆今回うまくいった要因

ジェルを2本飲んだ。
最初から深く呼吸するように心がけた。
高所順応がうまくいっている。
体が2キロ軽くなっている
一般の登山客が多すぎることはなく、渋滞もなかった。

◆改善点
C3fitのスパッツの足首の締め付けが強い。靴下の上にする。
靴のソールがめくれそう。別の靴でいった方が良さそう
試走の通過タイムをメモしておいて、確認しながら走る。

◆富士山トレラン
日時:2011/07/14
天気:晴れ、少し霧
風:無風
気温:頂上でも半袖+アームウォーマーで充分
アクセス:14日(木)朝5時30分に三鷹駅でピックアップして頂く。
コース&タイム: 馬返しスタート 07:25(0分)1450m
             2合目 1700m
         3合目 05:34 1840m
             4合目 1970m
       5合目(佐藤小屋) 08:20(55分、前回より5分速い)2230m
       日の出館/花小屋 08:56(1時間31分、前回より16分速い)
             鳥居荘 09:11(1時間46分、前回より18分速い) 2900m
         8合目太子館 09:25(2時間、前回より20分速い)3100m
         8合目白雲荘 09:41(2時間16分、前回より21分速い)3200m
         8合目元祖室 09:45(2時間20分、前回より22分)3250m
           トモエ館 09:56(2時間31分、前回より25分速い)
      頂上(浅間大社奥宮) 10:28(3時間3分、前回より34分速い)
       お鉢巡りスタート 10:37
最高地点/富士山気象観測所 10:57
   お鉢巡り終了 11:20
           下山開始 11:25
     下山(馬返し駐車場) 13:03(下山時間1時間38分、往復4時間41分、お鉢巡りなど全て含む合計時間5時間38分)

◆朝食
サンドイッチ
あんだんご

◆ラン中に食べたもの
登り
カロリーメイトジェル1袋
アミノバイタルジェル 1袋
キャラメル1つ

下り
クリームパン4つ
アミノバイタルジェル 1/3袋

◆往復の水分
水400mlとポカリ800mlを混ぜたドリンク(往復で50~100ml足りない)

◆着たウェア
ぼろぼろになったも良い靴(下りでソールがダメになる)(トレランシューズ ノースフェイス昔の靴26.5cm)
バック ルーファス(グレゴリー)
帽子 ランニングキャップ(mello’s)
ニューバランスのラン用短パン
時計 BARIGO NO.46 Wrist-On Altimeter/Compass
靴下(コンフォートサポートアンクルソックス(2足組))
スパッツ C3fit  パフォーマンスタイツ ロング
Tシャツ マウンテンハードウェアTシャツ
コンプレッションウェア 半袖
ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし。右くるぶしは下から上に2本と、かかとを後ろから包み込む様にテーピング
パンツ ユニクロ シルキードライパンツ
アームカバー ザムスト

◆山にもって行ったが使わなかったウェア
ウィンドブレーカー(ブルックス)
軍手(薄手の物が良い)

◆もって走る装備
カメラ
携帯電話
地図(高低差のコピーと地図をビニール袋に入れる)
財布(お金、カード最小限、保険証) 使用せず
ゴミ袋
ウェットティッシュ(汗&トイレ&手ふき)

◆下山用アイテム
マスク、あった方がよい
ゲイター(変わりにガムテープ?)なくても何とかなる
帽子につける日よけ、なくても何とかなる

◆万が一の装備(車に置いておいた)
ヘッドライト
ハンドライト閃SG325
ダウンジャケット
コンパス(方位磁針)
速乾性長袖(ロウアルパイン)

・食料
カロリーメイト2袋
アミノバイタル ジェル 1袋
カロリーメイトジェル 1袋
アミノバイタル 顆粒 1袋
キャラメル3つ
ソイジョイ1本
おにぎり1つ
クリームパン1袋
水 1.2リットル
塩飴

・下山後or下山前or着替え
タオル
シャツ
ズボン
パンツ
靴下
スリッパ
サロンパス
ハサミ
ニューハレのテーピング

・もってないけどあった方がいいかも
エンライテン(足が吊りにくいサプリ)もあるといいかも
ファイテンのチタンバン
ベスパ
ゲイター