気持ちいい。
キリアンがいてくれたことと同じように。
歌声とか、絵を描く人とか。
リズム感とか透き通って伸びやかな声。
たまらない、最高だ。
もちろん努力もあるけど、そんなのはるかに超えた天才性。
気持ちいい。
美しい。
幸せになれる。
一人の天才が世界を変える。
スティーブ・ジョブズがそうであったように、
ビートルズがそうであったように、
アインシュタインがそうであったように。
なんで、こんなことを思ったかといえば、the VOICEというアメリカの番組。一言で言うならば blind auditions。説明するならこう。素人の人が歌をうたう。3人のプロデューサーが審査するんだが、後ろを向いて椅子に座っている。良い、応援したいと審査員が思ったらボタンを押すと、椅子が回転して顔が見れるという単純な番組。
自分の周りを見れば、そんな多くの人に囲まれている。芸大の仲間も、旅での仲間も、山の仲間も、今一緒に仕事をしている仲間も。世界の知らないtalentedに会えるのはインターネットのおかげだし、周りにいるのは巡りあいに感謝。
たぶん20代前半までだったら素直に受け入れられなかったかもしれない。自分も未来に可能性があり、何でもできるし、何でもやってやるという負けず嫌いな気持ちがあった。でも、良くも悪くも、30歳が近づけば全てを受け入れられるようになってきた。それは、エネルギーがなくなったからなのかもしれない。諦めかもしれない。そう思うと、物悲しさがあるよに聞こえるが、全くない。純粋にそんなtalentedな人をしれて、周りにいてくれて嬉しいし、人生が色とりどりに鮮やかになる。
送信者 鹿島槍ヶ岳から白馬鎗温泉5日間縦走 |