月別アーカイブ: 2013年10月

富士山は富士山の形をしていた

3連休と言うのにハセツネ見学しにいったぐらいで、あとは引きこもって勉強をしていたので、最終日に富士山へ。今回は富士吉田の5号目から。いつも富士急ハイランドからの往復だからそれと比べると半分ぐらいの時間で済むし、お鉢巡りもしたかったので、このルート。東京からだと新宿のバスターミナルから富士急まで1700円、5号目でも2600円と安いし、アクセス便利。実は都内から一番便利な山が富士山じゃないかと思うほど。

高尾山行くにも1時間ちょいかかるし、富士急までだったら1時間30分かからないので。時間的にもかなり近く、交通費も電車+バスの乗り継ぎとか考えるとお手軽。

とまあ、そんなこんなで10月中旬の富士山に。今年は温かく、雪もまだだし、天気予報見たら高気圧があって晴れそうだし、気温も高そうだし、この時期だから人も少なくて気ままに走れそうだしと、いいことばかりだったので朝イチで向かった。

送信者 登山

5号目は外国人観光客や家族旅行者で一杯だったが、登山する人は少なく快適。さらに、5号目付近は紅葉もきれいで空は雲ひとつない青空。こりゃたまらない。

頂上まで2時間20分ほど。お鉢巡りはちょうど30分ぐらい。下りは1時間25分ほど。合計4時間15分から20分ほど。

7時40分新宿発で5号目に10時について、15時のバスで帰るからちょうどいい感じ。まあ、お鉢巡りをもう1周できたかなって感じ。
久しぶりにお鉢巡りをしたけれど、この風景は火星かってぐらいのすごい世界だ。

送信者 登山

下りはじめて1時間ぐらいでガスが上がってきて、視界が悪くなったので、天気もちょうどもってくれてありがたかった。

そうそう、GPSをたまに使わないと使い方を忘れるので、富士山へ行くのに久しぶりに使ってみた。そして、データを取り込んだら、高低差のグラフが凸形で、イメージする富士山の形をしていた。シンメトリーな三角形。あらためてみると、富士山って富士山の形してるんだなーと、納得。

送信者 登山

楽しい富士山だったけど、帰りの3連休渋滞だけはひどかった。東京まで5時間ぐらい。。。それもあって3時に出たけどダメだった。もし3連休に行く時は帰りは電車に限ると思った。

Mt.Fuji at EveryTrail
EveryTrail – Find trail maps for California and beyond

Mt.Fuji


EveryTrail – Find trail maps for California and beyond

モチベーションなんかより、最後は美学だ

人が動くにはモチベーションが最も重要だと言われる。
気持ち、マインドだ。

ただ、それよりも人間を左右するのは美学だと思う。

生きる上での美学。

自分がどう生きたいか。

それに捕われすぎても人生の幅が狭まるかもしれないが、だが、自分なりに美しくいたい。

もちろん美学は人によって異なるが、俺の場合は、せこいことはしたくない。
できないと言いたくない。なんでも、可能にしたい。少なくともやらずにできないではなく、チャレンジしたい。
社会の軸に左右されず、自分の価値軸で判断したい。

既得権益とかみんなが言うからそっちに着くとかではなく、常に自分の軸で判断したい。
常にチャレンジャーでいたいし、常に何かを追いかけ続けたい。
いっちょあがりで、あぐらをかかず、常に何かに挑んでいたい。
金とか地位とか名誉とかに騙されたくない。

何歳になろうとも、この美学がなくなると人生にハリがなくなると思う。
意地を張っているという風に思えるかもしれないが、ダラダラした人生ではなく、年を重ねても若々しく生きるには必要なんだと思う。

夢があるとか、モチベーションとかがあれば人生にハリがでるが、それがない時に最後の最後にベースとなるのは美学だとやはり思う。

送信者 ちょっとした遊び

笑うこと

何でも楽しむ。
良く笑う。

疲れたなーとか、気分が落ち込んだ時は、帰りの夜道をスキップして鼻歌を歌いながら帰る。
自分があほらしくて、笑えてくる。
まあ、いっかと思えて、気分が楽になる。

人間はそういう生き物だと思っているから、自分で疲れたなーと思うと、何か笑えることをする。
夜道をスキップして帰ったり、美味しいものを食べたり、好きな場所に旅したり、気の置けない仲間と話したり、音楽を聴いたり、本を読んだり、写真を見たり。

ミウラドロフィンズでSPO2というヘモグロビンがどれだけの割合で酸素を運んでいるかを測った。
笑ったら、数値が回復した。
驚いたけど、ああ、そうなんだと思った。

楽しくなかったら、突然変なことしてでも笑えばいい。
あまりにもバカらしくて、笑えてくる。

体は正直だ。
笑うとリラックスする。
笑うと体が喜ぶ。

個人でもそうだけど、人間関係も結局同じ。
緊張感のある関係や悪くなった関係も、勇気を出して、笑えるようなことをしてみる。
一気に関係性が変わる。
そして、楽しくなる。

なんか、怪しい人みたいだけど、結局生き物は単純で、笑えばいいのさ。
どんな時も、笑えばいいのさ。
そう思う。

送信者 パプアニューギニア2011

変われる人。変われない人。

たった半年で見違えるような変化をとげた人がいる。
10年経っても何も変わってない人がいる。

ただ、闇雲に全て変わることがいいとも思わないけれど、どんな人も持っている悪い部分は素直に認めて変えて行くべきだと思う。こう話すと、悪い部分をなくすと、自分の性格の良い部分も削がれてしまうという言い訳を言う人もいるが、残念ながらその思考が変われない人の特徴だともう。

変わった人の何が変わったかと言えばスタンスだと思う。
それは、自分の生き方に対するスタンス。周囲に対する感謝のスタンス。

そのスタンスの変化が、自分の悪い部分を変えようとする原動力になり、日々の努力に繋がる。その地味で地道な努力の結果として、いつの間にか大きな変化、成長を遂げている。こういった変化を見ていると、純粋にスゴイと思うし、かっこいいし、自分がその変化に寄与できた場合はうれしくなる。

一方で、変われない人は、たいした能力やセンスも持ち合わせていないのに、自分は今のままでいいとしてしまう。目の前の安楽だけに答えを求めてしまう。そのスタンスをかたくなに変えようとしない。まるで幼稚園児がおもちゃを親におねだりするかのように。最後は泣き続けるか、買ってもらえるまで意地の張り合いをするか。。。

なんでこんな違いができてしまったのかを考えると、様々な経験から考えることをして、次に活かしてこなかった結果だと思う。どんな人でも感情はある。辛いこと、悲しいこと、うれしいこと。感情は意志をもって行動しなくても、沸き上がってくるものである。一方で考えることは、努力が必要だ。自分が意志をもって考え続けることをしないといけない。

感情は受動的なもので、思考は能動的な行為なのだ。

能動的な行為はめんどくささを伴う。しかし、その能動的な行為をしない限り、人間は大きく変化しない。ボーッとテレビを見て生きて死んで行くことも出来るが、意志をもって本を手に取り読み学び生きて行くこともできる。テレビは自分は何もせず受け身でも見られるが、本は何を読むかを意思決定し、活字を読むという努力と意志が必要だ。そこに、自分の意志があるからこそ、得られるものが大きい。

そんなように、目の前の感情だけで生きてきたのか、感情を踏まえて考えてそれを糧にして生きてきたのか。これが大きな違いなんだろう。

結局のところ、自分のベースとなる軸、価値観、美学、どういう人生を歩みたいか。そういったモノがないと、結局のところ毎回毎回ブレるし、人生なんて何が起こるか分からないのも事実だし、だからこそ軸がないと毎回の意思決定がブレ続けて、あさはかな結論を出してしまう。このような価値観とかどんな人生を歩みたいかは感情だけでは具体化されず、考えなければ出て来ない。

だから、経験から考えることが重要なのだ。価値観とかどんな人生を歩みたいかが少しずつ明確になれば、それに対して今の自分に足らないものもはっきりする。すると、それを改善しようと言う思考になり、再び努力する。そうすると、より価値観や歩みたい人生が明確になる。この無限の繰り返し。

もちろん、最初からしっかりした軸がある訳ではないが、20歳ぐらいの頃に悩み、様々な経験をして、感じ、考え考え、少しずつ絞られてきて20代後半にはある程度定めてないと人としては未熟であると思う。もちろんある程度定まっても、30代、40代、60代、80代と永遠とこれを続けていくのだろうけど。

日和田山クライミング

何度か登山講習会に行ったことがあるし、ガイドさんをお願いして山に行ったこともあるが、イマイチだった。そこで、友達に紹介してもらって、オリソンテ登山学校の講習に参加してみた。将来的には自律して行けるようにというコンセプトと近くの山で講習を重ねて、身につけた技術で北アルプスとかに行く講習もあるということに惹かれた。

今回は秩父の日和田山でセルフレスキュー初級岩登り講習。本当に基礎からで、ロープワーク、地図読みなど。9時ぐらいから16時30分ぐらいまで。知っていたことも多々あったけど、実践の場での復習になるし、とてもよい勉強だった。

◆クライミングのコツ

・足で登る。手に力を入れすぎない。

・手ではなく、足の置き場を常に見る

・壁にくっつきすぎないで、体を壁から離すと楽

◆ロープワーク

・ダブルエイトノット、インクノット、プルージック、ダブルフィッシャーマンズノットが基本

◆ユマーリング
・歯で噛んでザイルを固定したり、ザイルを足で踏んで、片手でユマールを持ち上げる。

◆懸垂下降

・ザイルを二重(2本)にして、atcにいれる。あとは下に垂れたザイルを握りながら緩めて降りる。下の方のザイルから絶対に手を離さない。
 懸垂下降の時はトップのロープはフィックス。

◆トップロープビレイ

・クライマー
 ザイルをダブルエイトノットで、ハーネスのメインループにカラビナでつけて登る。

・ビレイヤー
 ATCの輪っかをカラビナでハーネスのメインループにつける。ザイルの片方の適度な長さのザイルの部分を一本だけATCに通して、そのザイルをカラビナに通す。あとは、クライマーが登るスピードにあわせてザイルを引っ張りながらテンションを保ちながらビレイ。下の手は絶対に離さない。頂上に着いたら、テンションをかける。その後、少しずつ緩めてクライマーを降ろす。

◆地図読み
 行きたい場所と現在地をコンパスの長辺に合わせる。コンパスのくるくる回るメモリのついた部分を回して、その中の矢印が北磁線と並行にする。くるくる回る中の矢印とコンパスの北が一致するようにして、その時にコンパスの長辺の指す向きが進行方向。

◆トップロープの時の頂上の支点取り
 フィックスされたボルト(輪っか)二つなどにカラビナをつける。そのカラビナにスリングをつける。二点で支点を取り、スリングを下に引っ張るとスリングが三角形になる。スリングの紐二本のうち一本をくるっとひと捻りする。ねじる。すると、カラビナが片方壊れても、ザイルは引っ掛かかり、落ちることがない支点ができる。

◆買うもの
 指の先が出るグローブ
ATC

送信者 登山