月別アーカイブ: 2013年11月

アコンカグア ヒアリングまとめ

アドベンチャーガイズの佐藤優さんと、なんとマッキンリー22回登頂、ヒマラヤ縦走などされており椎名誠のあやしい探検隊では「タワシ髭の大蔵」として登山隊長をされている大蔵喜福さんにもきていただいて、話を伺った。もちろん、お二人ともアコンカグア経験者。

もう、こんな豪華な方に話を聞ける機会は滅多にないけれど、これもアウトドア友達つながりのおかげ。感謝。

そして、僕らと一緒のときに佐藤さんもアコンカグアに行くので、現地でもいろいろお話伺えそう。

◆ウェア
 【上着】最も寒いときの服装。頂上でも暑ければ薄着
  ・キャプリーン3→薄手のフリース(パタゴニア)
  ・R1→厚手のフリース(パタゴニア)
  ・R2→厚手のフリース(パタゴニア)
  ・ナノパフ→ダウンジャケット(パタゴニア)
  ・シェル→防水アウター(パタゴニア)
  ・ダウン(パタゴニア)

 【下着】最も寒いときの服装。頂上でも暑ければ薄着
  ・速乾パンツ
  ・R1パンツ→厚手のフリース(パタゴニア)
  ・シンプルガイドパンツ→登山ズボン(パタゴニア)
  ・マイクロパフ→ダウンズボン(パタゴニア)
  ・M10→防水ズボン(パタゴニア)
  ・サスペンダー(ズボン落ちない異様に)

【靴下】
  ・サラリーマンソックス笑(DRYMAXなど速乾性靴下)
  ・ネオプレーンソックス(キャラバンorノースフェイス)
・超厚手のパタゴニア、スマートウールの靴下も念のため持つ
  ・インナー靴下は速乾性で、替えを何枚か持つ

【シューズ】
  ・スパンティークかプラスチックブーツ
  ・ベースキャンプかハイキャンプ(5900m)までは撮れランシューズOK(しかし、靴下は厚手!)
・クライミングシューズがあると遊べる
  ・サンダルもあると便利
  ・ゲイター
  ・象足

【手袋】
  ・速乾性手袋(ファイントラック)
  ・ライナーグローブ(スマートウール)
  ・フリースグローブ
  ・ダウンミトン
  ・防水アウター(ダウンミトンが厚手で防水ならいらない)
  ・濡れたとき用にライナー手袋の予備
 
【眼鏡】
  ・眼鏡はNGでコンタクト
  ・コンタクトは凍るので、常に胸ポケットに!
  ・サングラス
  ・ゴーグル(ゴーグルのときはコンタクト!

【バラクラバ】
  ・速乾性バラクラバ(ファイントラック)
  ・フリースのバラクラバ(cap4のフーディーで代用可能)
  ・ヘルメットはいらない
  ・ネックゲイター
  ・バフ
  ・ニット帽

◆装備

【ストック】
  ・ガレ場が多いので、がっちりしたストック

【ザック】
  ・ウェアを脱ぐ可能性があるので、大きなザックをぺちゃんこで登る
  ・ザックカバー
  

【うんこ・しっこ】 
  ・小さくて黒い袋をたくさん持っていく→うんこ用
  ・ジップロックもたくさん
  ・トイレットペーパーも
  ・シッコは、入り口が大きいナルゲンのボトル(できればプラティパスのようなソフトケースが便利)

【GPS】
・GPSがあると下山の道迷いがない
  ・地図
  ・コンパス
  ・腕時計(高度計)

【ファーストエイドキット】
  ・基本的な薬やファーストエイドキット
 
【その他】
  ・iPhoneを5回充電できる充電器Amazonで買える
  ・iPod
・携帯電話
  ・充電器
  ・充電ケーブル
  ・一眼レフ
  ・GoPro
・予備バッテリー
  ・ピッケル
  ・スリング
  ・アイゼン
  ・防水袋
  ・ビニル袋
  ・ジップロック
  ・ホッカイロ
  ・エマージェンシーシート SOL
  ・食器
  ・バーナーヘヘッド
  ・ガス缶を現地で買う
  ・ライター(バーナーつかない)
  ・テルモス
  ・ナイフ
  ・コッヘル
  ・フォークスプーン
  ・コンタクト
  ・眼鏡ケース
  ・ウェットティッシュ
  ・折り畳みコップ
  ・

◆現地情報

【ネット】
  ・ベースキャンプのヤシの木があるドームテントのネットカフェが一番安い(しかし、遅くて15分2000円。。。)

【登山行程】
  ・コンフレンシアとプラザデムーラで血圧などのテストあり
  ・グランカナレーターまでいけたら、頂上までいける
  ・5900mのハイキャンプまで一気にあがってしまう。ハイキャンプの往復を順応ですると、それだけで疲れるため。
  ・とにかくゆっくり登る。呼吸を気をつける。深い呼吸
  ・下りでも高山病になるので、5900mまではゆっくり

【おみやげ】
  ・日本のボールペン、コアラのマーチなどお土産として喜ばれる

【許可証】
  ・日本で下記URLから入力して、バーコードを出力。PDFでも保存して現地でなくしてもOKな用にしておく
   http://www.aconcagua.mendoza.gov.ar
  ・現地での支払いと登録は別の場所
  ・支払いは観光局横の宝くじ売り場みたいなところ

◆その他チップス
  ・ダイアモックスは半錠ずつ毎朝飲む(おしっこに行きたくなるので、夜は飲まない)
  ・水分をこまめにとって、排泄もこまめに
  ・血圧をあげるにはビールを飲んだり、バイアグラを飲んだりする
  

◆保険
  ・千代田保健センターのあいおい損保がベスト 天野さん

◆食事
  ・プラティパス2Lを2つ
  ・ハイドレもあると常に水を飲みやすい
  ・食器も個人装備
  ・テルモス
  ・アタックではフリーズドライを各自持つ
  ・行動色も各自
  ・カフェインジェル、カフェイン錠剤、トメルミン、眠眠打破など

仲間と歩んで行くこと

僕は個人主義というか、1人で自分のペースで何でもやっていくことが好きだ。
ただ、「だった。」と過去形になりかけているのかもしれない。

一人で海外をぶらぶらと旅しなくなった。
ある程度行きたいところへは行ったし、ある程度のことは自分一人でできるようになった。
昔は自分で何もしたことがなかったので、一人でできることを証明したいという欲求が強かったのだろう。
だから、一人でなんでもやってみたかった。
でも、そこそこ一人でできることが分かり、その満足感が出てきたのかもしれない。

旅もそうだし、そんな僕が好きなトレランもだ。
トレランは個人競技である。
自分1人で走る遊びである。
山の中に入れば人にもあまり会わない。

しかし、今年は違った。
今年のメインをチーム3人で戦うトレラン(PTL)にしたためだ。
気が合い、信頼し合える仲間とともに切磋琢磨し、練習を積み重ねながら、息を合わせて行く。
装備を検討したり、飲んだり、経験者に話しを伺ったり、一緒に練習して夜が開けるまで走ったり。
目標に向かって、一緒に取り組んで行くこの時間がとても楽しくてたまらない。

一人でやっている時間があったからこそ、仲間とともにチャレンジする喜びをいっそう感じられるのかもしれない。
さらに、一人でなんでもやってきた時にスキルを身につけた。
そのスキルがあるからこそ、仲間と一緒にチャレンジするときにお互い自立してチームを組める。
そんなメリットはあったのかもしれない。

トレランに限らず、一人旅は減ったし、今年の年末の登山もチームだし。
自分の好きなことが分かり、それを続けていたからこそできた仲間がいることがうれしい。

これは、趣味ばかりではない。
仕事も同様に個人からチームになっている。
自分ではできないことをお互いが補完し合う。
立場に関係なく、それぞれが力を発揮して全体として最高のアウトプットを残す。
現場から離れて全体を見る役割を持つと、チームとして結果を出すことにより視点が移っていった。
それぞれが持っているスキルを最大限に発揮できるように、ソフト面もハード面も環境を整え、さらに楽しいとか心地よい気持ちで働ける状態を作る。
そうして、一緒に楽しさと緊張感をもって結果を出すことは味わい深い。

2013年、30歳という年齢はあとから振り返ると、僕にとって個人からチームへの転換の年だったのかもしれない。

とはいっても、まだまだ個人主義なところはあって、好き勝手に生きているように見られるけど。
まあ、一人の時間もないといろいろ考えを整理できないので、ということにしておこう。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

山下達郎が作り出す完成されたもの PERFORMANCE 2013

今もこうして山下達郎の曲を聴きながら書いている。

10年ぐらい前、大学生だった頃。
旅に行く前に、旅好きな年上の友達が一人旅に合う曲をといって、何曲か選曲してCDをくれた。
その中に山下達郎さんの蒼氓が入っていた。

旅をしているときに聞きながら、どんどんこの曲に魅了されていった。
そして、今でもよく聞く。そして、当時の旅を思い出す。

確か、去年か一昨年、15年ぶりぐらいにCDを買った。
そのCDは「OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~」山下達郎さんのベストアルバムだった。

音楽番組を作る友達がすすめていて、僕も何かが気になったのだろう。
買っていた。

そして、またこのアルバムの曲に虜にされていった。
そんなことがあった。

しばらく前に、ベストアルバムを勧めてくれた友達から、山下達郎さんのライブに行かない?と誘いを受けた。

そして、昨日、NHKホールへ行ってきた。
6時半スタートだったが、さすがに間に合わず、少して遅れていったら既に始まっていた。

ホールに入ろうとしたら、演出上、歌っているときは中に入れず、MCの時だけ出入りできると言う。
これを聞いた時、山下達郎さんがどんなライブを作りたいのかが少し分かった気がした。

歌声、MC(トーク)、演出、観客、空間、すべてが緻密に考え尽くされ、完成されていた。
3時間半という長い時間を還暦を迎えて、ずっと歌い続ける。
そして、38年前のデビュー当時と同じ原曲のキーで歌えるという、日々の鍛錬と与えられた才能。

表現者としての山下達郎は、確固たる信念を持ち、それを守り続けていた。

本は書かない
テレビに出ない
ドームなど音の悪いところではやらない
拡大路線を選ばなかった

別に強がる訳でもなく、謙遜しすぎることもなく、自らが正しいと思う道を歩む。
若い頃に売れ始めたらテレビに出たいだろうし、ちやほやされたい。
ドームで何万人も集めたいというのが、若い頃の普通の考え。
でも、その当時から変わらないスタンス。
どうして、若くチヤホヤされたい時期からそんな風に考えて、貫けていたのか。

高校時代に安保に足を突っ込んだ。
そのときに、政治の裏側も見た。
そして、高校を辞めることになった。
それからは、政治に関して何かを発言することはしないと決めたし、右でも左でもないと。

多感な時期にこの経験をして、何かを考えたことはものすごく大きな影響を与えたのだろうか。
そんなことは全くなく、語られることのない個人的な経験からなのだろうか。
そこは、永遠に分かることのないことなのだけれど。

送信者 記録

「希望という名の光」を聞いていると、自然とこみ上げてくるものがあった。
ひとことでいうと、そんな時間だった。

神流マウンテンラン&ウォーク2013

紅葉のこの村に再びやってきた。

今年も昨年と同様にチームWたけし。
例年トレラン忘年会な様相。

現地までは荻窪で待ち合わせて岡野さんと。
神流が近づくと木々が色づき始め紅葉真っ盛り。

受付をすませ、今年も「まるいそば」へ。
なんと10月に閉店したらしいが、今日は特別に営業。
親父さんが80歳になったのを期に辞めたとか。

送信者 神流マウンテンラン&ウォーク2012

そして、トレラン仲間が飲む宿に合流して宴会。
さらに、前夜祭パーティーに場所を移して宴会。
久しぶりにTEAM JAPONが集まって密談。

送信者 神流マウンテンラン&ウォーク2012

たっぷり食べて、たっぷり飲んで、たっぷり話して。
楽しいひととき。
今年もトレイルランナーの歌で盛り上がる。

送信者 神流マウンテンラン&ウォーク2012

宿泊はバンガロー。
ちょっと遠いが、きれいだし仲間内だけで泊まれるのでよかった。
再び話しながら、飲み直し。

朝も早いので、準備もせず就寝。
翌朝はまだまだ真っ暗。
スタート地点に移動して、朝食食べてスタンバイ。

送信者 神流マウンテンラン&ウォーク2012

レースはぎりぎり雨がもってくれた。
前半はもう一人のたけしがエンジンかからず、のんびりと。

送信者 神流マウンテンラン&ウォーク2012

前半は小刻みなアップダウンがあり、なかなかつらい。
けれど、村の人の応援はありがたい。
そして、レース中に友達に何度も会うのも楽しみの一つ。

送信者 神流マウンテンラン&ウォーク2012

後半になると、下りとフラットが多くなり、紅葉もピークに。
気分も良くなり、スピードアップ。

送信者 神流マウンテンラン&ウォーク2012

今年も、ぜんぜん速くない順位でゴールw

でも、とても楽しいレースになった。

送信者 神流マウンテンラン&ウォーク2012

スーパーペア
8時間17分44秒
総合32位
50K

結局ペンタックスだった。

結局ペンタックスだった。

一番始めに一眼レフを買ったとき、ペンタックスという会社だった。
僕がペンタックスを愛用している間に、ペンタッックスはHOYAに買収され、今はリコーに買われた。

でも、ペンタックスへの愛着があった。
初めての一眼レフがペンタックスだったからだろう。
買ってからどこへ行くときもいつも一緒で、7年近く活躍してくれた。

当時からすると、今のカメラはものすごい進化で驚くばかり。
性能は抜群によくなり、値段は大幅に下がった。

今年の夏に、K10Dを失ってから、キャノンの古い一眼レフを友達がくれた。
しばらく使っていたが、どうも操作性に慣れない。
そして、ペンタックスのレンズたちが使えないのも悩みだった。

いろいろ物色していたら、エントリーモデルながら中級クラスのスペックをもつK-50がお得だった。
買おうと思い、ネットで調べ、店に行った。
中野のフジヤカメラ、新宿のヨドバシカメラ、新宿のマップカメラ。

すると、マップカメラでネットの最低価格よりもずっと安い値段でうっていた。
なんと44,800円でネットの最低価格より6000円も安い。
さらに、もろもろの値引きで32,800円。
コンパクトデジカメを買うような値段。

もちろん、本体(ボディ)のみで買った。
レンズはたっくさん持っているから。

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